車両の規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/14 16:13 UTC 版)
「オリエント・エクスプレス '88」の記事における「車両の規格」の解説
オリエント急行の客車は、車体の幅については幅2.9mでJRの車両よりも狭かった が、長さは23.5mと長い ため、日本での走行については曲線の通過時に車両限界を抵触する可能性がある。このため、建築限界測定用の車両を運行を予定している区間に走行させて確認した。その結果、支障箇所は約800箇所にも上り、そのうち約300箇所については線路の移設を行うことで対応させることになった。また、ヨーロッパではホーム高さが低いために出入台には昇降用のステップが設けられているが、日本国内では取り外すことになった ほか、各種装備品についても移設や交換を行うことになった が、荷物車の監視用の窓の小さなドームについては、オリエント急行のデザインに役立っていると考えられた ことから、日本の規格に収まる大きさの監視窓を製作して取り付けることになった。
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