荷物車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 03:32 UTC 版)
荷物車(にもつしゃ)とは、受託手荷物や新聞などを専門に運搬するための鉄道車両の一つ。日本では新聞輸送などの鉄道小荷物運送に用いられ、車両称号は「荷物」の「ニ」が付けられる。英語では「baggage car 」(アメリカ合衆国)もしくは「luggage van 」(イギリス)と呼称され、ヨーロッパ大陸の車両は、国際鉄道連合 (UIC) の規則で車両称号に「D 」が付けられる事が多い。 イギリスや英連邦では「Parcels Van 」とも呼称される。
注釈
- ^ 編成図としては、こちらである。ただし、短期間であった。
- ^ オニ23の反対側の編成端に連結された50系(マニ50 2236)は寝台列車として運行するのに必要なリネン等の置き場として使われており、実際に荷物車の機能を果たしていた。
- ^ 1M方式の交直流電車の製作は荷物車では困難であったためともされる。1M方式でかつ単行で使用できる車両は牽引車であるクモヤ440・441形のように室内に機器室を設けなければならないため、荷物車の製作には適していなかった。
出典
- ^ 講談社 高橋政士『鉄道・秘蔵記録集シリーズ「稀」車両』p.66
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、78頁。ISBN 9784816922749。
- ^ 「走る急行列車から 車掌が転落死」『朝日新聞』昭和49年(1974年)6月17日夕刊、3版、11面
荷物車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 02:23 UTC 版)
カニ38形 - 1959年 (1)駅での荷役作業時間の短縮を目的として、占領軍から返還されたマハネ29 12の台枠・台車(TR71形)を流用して設計され、大井工場で改造された試作荷物車。通常の10系客車と比較して、積車重量が4ランク上の「カ」(超重量級)で、厳密には10系の区分から外れるが、車体の基本構造と断面形は10系のそれを踏襲しており、2.3 m幅の巻上式シャッターを5台並べた、特徴的な側面レイアウトを持つ。品川客車区に配置され、同区所属の急行列車で試験が実施された。 荷物車としての後半は、主として急行「安芸」に連結して運用されたが、開口部の大きいその構造を生かし、大型美術品輸送に使用される機会も多く、特に奈良の寺院と東京の美術館の間で仏像が貸出・返却される場合には、日本通運の荷扱いで急行「大和」に併結して運用された。 パレット式荷物車であるスニ40・41形の実用化でその役割を終え、1969年(昭和44年)に救援車へ用途変更されてスエ38 8となった(後述)。
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荷物車
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1両のみが、荷物車 (Baggage Car) に改造された。 3033 - WYOMING - ホミ839 → ナミ839 → ナミ1846(ワキ46) - 1948年1月改造 MO - 指定時期不明 - 1956年2月解除 → 1957年3月 貨車(原番)復帰 NG
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荷物車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:58 UTC 版)
Dms905 自転車携行旅行者の需要に応えるために改造編入された、自転車積載対応の荷物車。大型荷物のほか40台の自転車を収容できる。所属会社変更後もそのままの形式名だったが、しばらくしてDmd038形に変更された。
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荷物車
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「小田急電鉄の鉄道車両」の記事における「荷物車」の解説
(モニ)1形→モユニ1形→東急デユニ1000形→デユニ1000形→デニ1000形 1927年11月に荷物電車として4両が導入された。うち2両は郵便室つきに改造されたが、改造されなかった2両は1941年5月に廃車。残った2両は車体載せ換えや郵便室廃止を経て、1976年に1両が廃車、1984年には残る1両も廃車となった。
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荷物車
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「国鉄28400系客車」の記事における「荷物車」の解説
マニ29930形(マニ29500形) 1924年にマニ29930~29934の5両が製造された荷物車。1927年の称号改正でマニ29500~29504に改番された。最後に残ったマニ29504が1955年9月に廃車され形式消滅となった。
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荷物車
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「国鉄28400系客車」の記事における「荷物車」の解説
マニ29500形マニ295111935年に大井工場でオイテ27000を改造したもの。終戦後の1955年12月に60系客車の種車となる17m車両の台枠を20mに延長するための部材として台枠を供出、廃車された。 マニ29526~295281934年にオシ27700~27702を改造したもの。最後に残った29526が1955年12月に60系客車の種車となる17m車両の台枠を20mに延長するための部材として台枠を供出、廃車されて消滅した。 マニ29550形
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