荷物車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:37 UTC 版)
「小田急電鉄の荷物電車」の記事における「荷物車両」の解説
デニ1000形 デニ1300形 モニ1形→モユニ1形→デユニ1000形→デニ1000形 1927年11月にモニ1形として4両が導入されたが、うち2両は郵便室つきモユニ1形に改造され、改造されなかった2両は1941年5月に廃車。大東急時代の1942年にデユニ1000形となった。デユニ1000形として残った2両は1960年頃に1500形の車体を流用して車体載せ換えを行い、デハ1501の車体がデユニ1001に、クハ1551の車体がデユニ1002に移された。種車そのものの車長・車高が異なっていたことから、デユニ1001・1002の間には若干の差異がある。1971年に郵便室が廃止されデニ1000形となる。1976年に1両が廃車。残る1両は制御装置・台車を交換の上1984年の荷物輸送全廃まで使用された。なお車体の載せ換えに際して余剰となった車体は、空気ばね式連接構造の自然振り子車の試験車体として用いられた。 デニ1100形 開業時に近郊区間用の車両として導入されたデハ1100形のうち、1958年2月に1両 (1101) が荷物電車に改造された。1962年、油圧式強制振り子車の試験車として用いられた。1976年に廃車。 デニ1300形 後述するモハニ151形の改造後の形式であるデハ1300形が、1969年10月に4両とも荷物電車に改造されて登場。1984年の荷物輸送全廃まで使用された。
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