ワキとは? わかりやすく解説

わき【分き/別き】

読み方:わき

わけること。区別。けじめ。

夜昼といふ—知らず我(あ)が恋ふる心はけだし夢(いめ)に見えきや」〈・七一六

思慮分別わきまえ

「我は子うむ—も知らざりしに」〈大鏡・序〉


わ‐き【和気】

読み方:わき

のどかな陽気。穏やかな気候。「—山野に漂う」

なごやかな気分。「—を帯びた口調」「—靄然(あいぜん)」


わき【沸き】

読み方:わき

沸くこと。煮え立つこと。「この風呂釜(がま)は—が早い


わき【湧き/×涌き】

読み方:わき

現れ出ること。「今年ハゼの—がいい」

魚群押し寄せて海面泡立ち白くなること。


わき【脇/×腋/×掖】

読み方:わき

両腕付け根のすぐ下の所。また、体側とひじとの間。わきのした。「本を—に抱える」

衣服で、1にあたる部分。「洋服の—を詰める」

(「傍」「側」とも書く)すぐそば。かたわら。「門の—に車をとめる」

目ざすものからずれた方向。よそ。横。「話題が—にそれる」「—を見る」

脇句」の略。「—をつける」

映画・演劇などで、脇役。「実力派俳優が—を固める」

平安時代相撲人(すまいびと)のうちで最手(ほて)に次ぐ地位の者。今の関脇にあたる。ほてわき

(ふつう「ワキ」と書く)能で、シテ相手役また、その演者原則として現実男性の役で、面はつけない

邦楽で、首席奏者タテ)に次ぐ奏者また、その地位演奏するものによって、脇唄・脇三味線脇鼓などという。

→側(そば)[用法]


ワキ

読み方:ワキ

ワキとは、脇役のこと。

ただし、能で言う脇役とは、極めて重要な役回り演ずる人物です。

人間の男の役がほとんどで、状況説明をしたり、主人公シテ)と会話をして、物語進めていきます
また、演目によっては、亡霊怨霊として登場する主人公シテ)と戦うこともあります

ワキは、面(おもて)をつけずに登場します

このワキを演ずる者を、「ワキ方わきかた)」と呼びます

関連用語
シテ/面


和木

読み方:ワキ(waki)

所在 新潟県佐渡市


和木

読み方:ワキ(waki)

所在 山口県玖珂郡和木町


和気

読み方:ワキ(waki)

所在 大分県宇佐市


読み方:ワキ(waki)

所在 富山県氷見市


読み方:ワキ(waki)

所在 福井県丹生郡越前町


読み方:ワキ(waki)

所在 京都府宮津市


読み方:ワキ(waki)

所在 大分県佐伯市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ワキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/03 17:02 UTC 版)

ワキ

関連項目



ワキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/01 07:36 UTC 版)

巴 (能)」の記事における「ワキ」の解説

木曾の僧。

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ワキ

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巴 (能)」の記事における「ワキ」の解説

木曾の僧。

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巴 (能)」の記事における「ワキ」の解説

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ワキ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:26 UTC 版)

名詞

ワキ

  1. 狂言にて、シテに次ぐまた、その役を勤める人[1]脇役

関連語


「ワキ」の例文・使い方・用例・文例

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