脇能

デジタル大辞泉

わき‐のう【脇能】

読み方：わきのう

《本来「翁(おきな)」の次に演じられ、「翁」の脇の意からいう》能の分類の一。正式の五番立ての演能で、最初に上演される曲。神などをシテとする。神能(かみのう)。脇能物。初番目物。

能楽用語集

脇能

読み方：ワキノウ

脇能とは、神を主人公とした演目を分類する言葉。
内容も、めでたいものが多いようです。

能の演目は、5種類に分類されます。
それぞれに番号がついていて、脇能は1番目と呼ばれます。
ちなみに、2番目は修羅能、3番目は鬘能、4番目は雑能、5番目は切能と呼ばれます。

▼関連用語
修羅能／鬘能／雑能／切能

ウィキペディア

脇能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/10/29 06:37 UTC 版)

脇能（わきのう）とは、能楽における神をシテとする曲。正式には翁の次に演じられ、翁の脇と言う意味から脇能または脇能物と言う。五番立においては初めに演じられることから初番目物や一番目物と言われる。

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「脇能」の例文・使い方・用例・文例

• 翁付脇能において,登場楽として奏する置き鼓
• 脇能の初めに,ワキ役が新作の祝いの謡をうたうこと