しら‐ず【知らず/▽不▽知】
知らず
ラ行五段活用の動詞「知る」の未然形である「知ら」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。
用例
怖いもの知らず、井蛙大海を知らず、藜羹を食らう者は大牢の滋味を知らず、思わず知らず、前後を知らず、後枕も知らず、世に知らず、嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず、底方も知らず、鮑魚の肆腥きを知らず、手の舞い足の踏む所を知らず、空知らず、陰陽師身の上知らず、是非も知らず、佳肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず、朝菌は晦朔を知らず、門徒物知らず、いざ知らず、酔い醒めの水下戸知らず、数知らず、臭い物身知らず、知らざるを知らずとせよ是知れるなり、親の心子知らず、易者身の上知らず、知るや知らずや、論語読みの論語知らず、百様を知って一様を知らず、其処とも知らず、東西知らず、楽して楽知らず、井の中の蛙大海を知らず、文目も知らず、知る者は言わず、言う者は知らず
「知らず」の例文・使い方・用例・文例
- リンゴ1日1個で医者知らず
- 彼女は彼が礼儀知らずだと私にこぼした
- 彼はどこに行くとも知らずバスに乗った
- それを信じるほど私は世間知らずではない
- 私は親知らずを抜いてもらった
- 彼は世間知らずだったのですっかり彼らにだまされた
- 彼らは恥知らずだ
- 彼の忠告を無視するなんて君は恩知らずだ
- 身のほど知らずの野心
- 副作用があるとは知らずに、クロラムフェニコール系の薬飲んでしまった。
- 彼は疲れ知らずの働き者だ。
- あなたがそんなに恩知らずだとは知らなかった。
- 恩知らずな態度を取る
- 恥知らずめ!
- これがジョンがどれほど世間知らずかを示しています。
- 親知らずを抜いたために頬が腫れている。
- 歯科医から親知らずが痛くなった時には抜かなければならないと言われています。
- 親知らずを抜いてもらいました。
- 彼女は活動的で怖いもの知らずだ。
- 私は昨日親知らずを抜きました。
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