き‐げん【機嫌/×譏嫌】
読み方:きげん
[名]
1 表情や態度にあらわれる気分のよしあし。快・不快などの感情。気分。「—がよい」「—を損ねる」
3 そしりきらうこと。嫌悪すること。
「時人の—をかへりみず、誓願の一志不退なれば」〈正法眼蔵・行持〉
「病をうけ、子産み、死ぬることのみ—を計らず」〈徒然・一五五〉
[形動][文][ナリ](多く「御機嫌」の形で)気分がよいさま。愉快なさま。「だいぶお酒が入ってご—なようす」→御機嫌(ごきげん)
[補説] もと「譏嫌」と書き、そしりきらうの意。仏教で、他人の「譏嫌」を受けないようにする戒律「息世譏嫌戒」から出た語。のちに「機」が、気持ちに通じる意を生じてから用いられるようになった。
ごきげん
(機嫌 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 04:02 UTC 版)
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機嫌
「機嫌」の例文・使い方・用例・文例
- ご機嫌いかがですか
- 彼はきょう機嫌が悪い
- ほろ酔い機嫌で
- 彼はいちばんよい状態でも快活ではないが,雨が降るとひどく不機嫌になる
- お父さんはきょう機嫌がいい
- 彼女は今かなり機嫌が悪い
- 彼は不機嫌そうな目つきで私を見た
- 「ご機嫌いかが」「ありがとう,元気です」
- 父はたいそうご機嫌で鼻歌を歌った
- 彼はきょうは機嫌がよい
- 私は彼の機嫌を損ねた
- 彼の機嫌を損ねることはすべきじゃない
- 彼は機嫌が悪い,そっとしておいたほうがいい
- 彼は今機嫌が悪い
- 機嫌が良い
- 彼は不機嫌だ
- ジョンの妻は彼が機嫌が悪いのは会社で働きすぎたせいだと思った
- 今日は同僚の機嫌が悪いようだ
- 彼女はほほえみかけて小さな女の子の機嫌を直した
- 機嫌が悪いからって私に当たらないでよ
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