嫌とは?

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けん【嫌】

常用漢字] [音]ケン(漢) ゲン(呉) [訓]きらう いや

[一]ケン

きらう。いやがる。「嫌煙嫌厭(けんえん)・嫌悪(けんお)・嫌忌

疑わしいと思う。「嫌疑

[二]ゲン〉きらう。疑う。「機嫌

[三]〈いや〉「嫌気(いやけ・いやき)・嫌味


いや【嫌/×厭】

《「否(いや)」と同語源》

【一】形動[文]ナリ

欲しないさま。したくないさま。きらいだ。「—なものは—だ」「ピアノレッスンがだんだん—になる」

不愉快なさま。「—な顔一つせず手伝う」「会合で—な思いをする」「—な天気」→いやに

[派生] いやがる[動ラ五]いやさ[名]

【二】[接頭]近世上方語名詞に付いて、いやな、いとわしい、の意を表す。「—客」「—勤め

茨木屋にて御存じの—男にあひ申し候」〈浮・一代男・七〉


や【嫌/×厭】

形動「いや(嫌)」の音変化感動詞的に用いることもある。「顔を見るのも—なやつ」「手伝うなんて—なこった」「—だ、食べたくない」


げん【研/拳/嫌/験】

〈研〉⇒けん

〈拳〉⇒けん

〈嫌〉⇒けん

〈験〉⇒けん


いや【否・嫌・厭】

1感動

相手のことばを打ち消気持表わすことば。自分のいま言ったことばを打ち消し言い直すときにも用いる。いいえ。いえ。いいや。いな。

古今著聞集(1254)一六「『〈略〉件(くだんの)田は相違あるまじ』などいへば、権守とりもあへず『いや田におきては、はやくとられぬ』といひたりけるをかしさこそ」

② (並立的な句の前または中で副詞的に用いる) あるいは。または。やれ。

足利本論語抄(16C)堯曰第二十「是を人にとらせうかいやとらすまいかと出内(いだしいれて)」

2形動〕 不快に思うさま好ましくないさま。きらいだ。

史記抄(1477)八「先帝の人をわづらはす事をいやにをぼしめしたほどにとてか」

日葡辞書(1603‐04)「Iyana(イヤナ)コトヂャ」

〔他ラ五(四)

〔名〕

3 〔接頭〕 名詞の上に付いて、きらいな、好ましくない、の意を表わす

浮世草子好色一代男(1682)七「五日はいばらきやにて御存(ぞんじ)のいや男にあひ申候」

[補注]否定感動詞「いな」が中世に「いや」になったと見られる


や【否・嫌】

形動〕 (「いや(否)」の変化した語) 不快に思うさま好ましくないさま。きらいなさま。

洒落本辰巳之園(1770)「おいらをがはらませて、御亭(ごて)になろとは、わしゃやです」


いや‐・む【否・嫌】

〔他マ四〕 きらう。気を悪くする

宇治拾遺(1221頃)三「国司むつかりて、『国司国司にこそよれ、我らにあひて、かうはいふぞ』とて、いやみ思ひて」


そねまし【嫉・妬・嫌】

〔形シク〕 そねみたいさまであるねたましい

今昔1120頃か)二〇「僧、此を見て、何なる者此上には在、此(か)くはを汲にか有と嫌(そねま)しく思へければ」


そね・む【嫉・妬・猜・嫌】

〔他マ五(四)自分よりすぐれているもの運のよいものをうらやみねたむ。嫉妬する。そねぶ。

書紀720雄略九年五月前田本訓)「是に小鹿火宿禰、大磐(おひは)宿禰深怨(ソネム)(〈別訓〉にくむ)」


きらい きらひ 【嫌】

〔名〕 (形動)(動詞「きらう(嫌)」の連用形名詞化

① きらうこと。いやがること。忌みはばかること。また、そのさま。

申楽談儀(1430)能の色どり「ことに鹿苑院御きらひ有し也」

好ましくない要素好ましくない状態になる心配や傾向

真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺日本人能力「其構思狭隘失するの嫌あるも」

差別区別。わかち。

曾我物語南北朝頃)一「今日御酒もりには、老若のきらいなく候に、などや祐重一番ともうけたまはり候はず」

連歌俳諧で、句の配列忌みきらうこと。

仮名草子竹斎(1621‐23)上「既に連歌始まりぬ。〈略〉又は表八句其内に、神祇・釈教・恋・無常名所名所のきらひなく、ひた物出しけり」


ぎらい ぎらひ 【嫌】

語素名詞または他の語句に付いて、その物そうすることをきらうこと。また、その人。「男ぎらい」「食わずぎらい」

茶話(1915‐30)〈薄田泣菫菓子舐め過ぎて「ひどい亜米利加嫌(ギラ)ひで」


きら・う きらふ 【嫌】

〔他ワ五(ハ四)〕

捨てる。除き去る。

書紀720神代上「手端吉棄、此をば多那須衛能余之岐羅毗(たなすゑのよしキラヒ)と云ふ」

② いやがる。好まない。忌みきらう。憎む。

書紀720安康元年二月図書寮本訓)「今陛下(きみ)、其の醜きことを嫌(キラヒ)たまはずして」

連歌俳諧で、句の配列上、同類のことばを付けることを忌み避ける。ある特定の語を特定の所に使用することを避ける。

連理秘抄1349)「韻字 物の名と詞の字と是をきらふべからず

選び捨てる。差別する。区別する。わけへだてする。

*竹取(9C末‐10C初)「男はうけきらはずよひほとへていとかしこくあそぶ」


きらわきらはし 【嫌】

〔形シク〕 (動詞「きらう(嫌)」の形容詞化) きらうべきである。好ましくないいとわしいいやらしい

たまきはる(1219)「この世のいろもにほひも、あかずのみ、きらはしきこそ、せんかたなけれ」

形動

〔名〕


出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 13:13 UTC 版)

発音(?)

形容動詞

  1. いや)あることを拒否したいという心情

熟語


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