嫌気
いや‐き【嫌気】
読み方:いやき
[名](スル)
1 「いやけ1」に同じ。
「嗚呼(ああ)考え込めば裁縫(しごと)も—になって来る」〈露伴・五重塔〉
2 相場が思うとおりに動かなかったり、悪い情報が出たりして生じる悲観的な気持ち。また、そのような気持ちになること。いやけ。「—売り」「—筋(すじ)」「テロ事件を—して売り注文が先行する」
いや‐け【嫌気】
嫌気(いやき)
嫌気的
(嫌気 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 06:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2011年12月) ( |
嫌気的(けんきてき ドイツ語anaerob)とは、生物が関わる現象で、酸素の介在を伴わないこと。あるいは酸素のない状態でのみ生じること。酸素のない条件というのは、身近にも結構あるもので、たとえば土壌内部、汚泥、腸内など、光合成が行われず、有機物の蓄積の多い環境では、酸素がその分解に使われるため、遊離した酸素がほとんどなくなる。そのような場では生物は酸素を使わずに様々な活動を行うので、その生活や様々な活動はすべて嫌気的に行われる。
また、生命の歴史を考えると、地球に生命が生じた頃には、地上には酸素はなかったものと考えられ、生命の進化の初期はすべて嫌気的条件下であったと推察される。
関連項目
嫌気
「嫌気」の例文・使い方・用例・文例
- あなたの口先だけの約束には嫌気がさしている
- 彼の尊大さに彼女は嫌気がさした
- たび重なる失敗で彼は人生に嫌気がさした
- あまりに煮え切らない彼に嫌気がさしている。
- 米国市場の急落を嫌気した投資家による投げ売りが拡大した。
- 自分自身に嫌気がさしています。
- 彼の言動には嫌気が差す。
- 私は、この暑い天気に嫌気が差しています。
- 丸田さんたちの騒がしさにはほんとうに嫌気がさした。
- そろそろこの仕事に嫌気がさしてきた.
- 芸者は機嫌気づまをとる商売だ
- 機嫌気褄を取る
- 嫌気または嫌悪を示して顔をしかめる
- 受動的な教団の多くの慈悲心が、自分自身に苦痛を与える嫌気に由来するかもしれない−ジョージ・メレディス
- 嫌気性細菌
- アイソメトリックスは嫌気性である
- 彼女の最近の離婚は、再び現在まで彼女の嫌気を説明するかもしれない
- 過度に好みが難しく、容易に嫌気がさす
- 動物の腸管または沈殿物または汚水のような嫌気性環境で見つかって、メタンを生じることができる始原細菌
- 嫌気性であるか微好気性であるロッド形または軸状の腐生植物
嫌気と同じ種類の言葉
品詞の分類
- >> 「嫌気」を含む用語の索引
- 嫌気のページへのリンク