呼吸とは?

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こ‐きゅう〔‐キフ〕【呼吸】

[名](スル)

息を吸ったり吐いたりすること。「呼吸を整える」「荒々しく呼吸する」

共に動作をするときの互い調子。息。「二人の呼吸が合う」「阿吽(あうん)の呼吸」

物事をうまく行う微妙な調子。こつ、また、ころあい。「呼吸を覚える」「呼吸をのみこむ」「呼吸をはかる

短い時間。間(ま)。「ひと呼吸おいて再び話しはじめる」

生物生命維持に必要なエネルギーを得るために、酸素取り入れ養分分解し、その際に生じた二酸化炭素排出する現象体外ガス交換を行う外呼吸と、それにより運ばれた酸素による細胞内での内呼吸細胞呼吸)とがあり、一般には外呼吸をさす。また、酸素を必要としない無気呼吸もある。


こ‐きゅう ‥キフ 【呼吸】

〔名〕

① (━する) 息を吐いたり、吸ったりすること。息の出し入れ生物体外から酸素吸入して体内物質酸化し、その結果生じた炭酸ガス排出する作用、およびその過程動物では肺や(えら)などの呼吸器でのガス交換外呼吸)と、組織内細胞血液の間で行なわれるガス交換内呼吸)の二つ分けられる。植物では気孔などを通して行なわれる。呼吸作用

本朝文粋(1060頃)三・神仙〈春澄善縄〉「虹帯霓裳。洟百川。呼万里」〔荘子刻意

② (━する) 生きること環境になじみながら活すること。

諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉一「段々東京染みて、ヲイソレの浮気を呼吸(コキフ)するに至りし庇(かげ)にや」

③ (━する) いききすること。交通すること。

米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「内地は『ホッソン』河より運河を以て『ブッハロ』と呼吸し、五洲漕運吐納す」

心持気持

滑稽本東唐細見噺(1783)四「我こきうの小きゆへに、人の心も知らず

(5) 物事巧みに行なう妙な調子。こつ。要領

*春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉壱円紙幣履歴ばなし「旦那と若紳士二階一間へ伴ふまでの呼吸(コキフ)到底吾等の口では叙がたし」

(6) 息を吸ってから吐くまでの時間。転じて、きわめて短い時間瞬間。〔晉書‐郗鑑伝〕

(7) 規則的反復動作をいう。

江戸繁昌記(1832‐36)四「潮の呼吸、を溌しを刷す」

(8) 相手動作共にするときのお互い調子。いき。「阿吽(あうん)の呼吸」


呼吸

同義/類義語:電子伝達,酸化的リン酸化
英訳・(英)同義/類義語:respiration

体外とのガス交換を行う外呼吸と、細胞内でATP合成を行う内呼吸分けられる。
「生物学用語辞典」の他の用語
現象や動作行為に関連する概念:  向流熱交換  吸水力  味覚  呼吸  呼吸調節  嗅覚  器官形成

呼吸

人間の呼吸は複式、胸式、肺尖呼吸の三通りに大別されるが普通は胸式呼吸である。
肺尖呼吸は病人がやるような肺尖でやる最も浅い呼吸で一番不健康呼吸法である。剣道人のやる呼吸は複式呼吸であり、横隔膜下げてやる最も深い健康的な呼吸である。座禅静座をやるのもそのためである。剣道は吐く息で打つので吸う時は隙であり打たれ易い。昔から「呼吸をはかるということはそのことをいうので相手が息を吐き終わった時は隙であり、そこを打てというのである

呼吸 [Respiration]

 一般には動物が肺、(えら)、皮膚、腸などの呼吸器官酸素とりいれ炭酸ガス放出する呼吸をいうが、これは外呼吸といわれている。これに対して生物細胞内で行われる呼吸は生物生きてゆくためのエネルギーを得る手段で、生化学的には好気呼吸嫌気呼吸分けられている。酸素がある条件(好気条件)下では、酸素を使ってグルコース(ぶどう糖)などの有機化合物酸化的に分解して、種々の有機化合物と、最終的には炭酸ガスまで分解して、そこで得られるエネルギーATP(アデノシン・トリホスフェート)へ蓄積する過程好気呼吸という。
一方酸素がない条件(嫌気条件)下でも酸素以外の無機化合物分解して、種々の無機化合物生成し、そこで得られるエネルギーATP蓄積する過程嫌気呼吸という。好気呼吸動物真菌粘菌、ほとんどの細菌など多く従属栄養生物が行生理的な手段である。一方嫌気呼吸硫酸塩還元水素細菌鉄酸化細菌など独立栄養を行う細菌生理的な手段である。
偏性好気性菌好気呼吸生育し、通性嫌気性菌酸素があれば好気呼吸行い酸素なければ発酵を行って生育する。これに対して偏性嫌気性菌二通り細菌分けられ、一つ発酵のみで生育する細菌群と、他の一つ嫌気呼吸生育する上記のような独立栄養性細菌群である。

呼吸

読み方:いき

  1. こつのこと。物の調子を云ふ。「ちよつとした-でうまくできる」。

分類 東京

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呼吸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:24 UTC 版)

生物における呼吸(こきゅう)は、以下の2種類に分けられる[1]


  1. ^ 呼吸器系のしくみと働き(国立大学病院データベースセンター)
  2. ^ Schmidt-Rohr, K. (2020). "Oxygen Is the High-Energy Molecule Powering Complex Multicellular Life: Fundamental Corrections to Traditional Bioenergetics” ACS Omega 5: 2221-2233. https://doi.org/10.1021/acsomega.9b03352
  3. ^ Bailey, Regina. “Cellular Respiration”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  4. ^ Pocock, Gillian; Richards, Christopher D. (2006). Human physiology : the basis of medicine (3rd ed.). Oxford: Oxford University Press. p. 316. ISBN 978-0-19-856878-0 
  5. ^ Levitzky, Michael G. (2013). Pulmonary physiology (Eighth ed.). New York: McGraw-Hill Medical. p. Chapter 1. Function and Structure of the Respiratory System. ISBN 978-0-07-179313-1 
  6. ^ a b c d e f g h i j k Tortora, Gerard J.; Anagnostakos, Nicholas P. (1987). Principles of anatomy and physiology (Fifth ed.). New York: Harper & Row, Publishers. pp. 556–582. ISBN 978-0-06-350729-6. https://archive.org/details/principlesofanat05tort 
  7. ^ a b Williams, Peter L; Warwick, Roger; Dyson, Mary; Bannister, Lawrence H. (1989). Gray's Anatomy (Thirty-seventh ed.). Edinburgh: Churchill Livingstone. pp. 1172–1173, 1278–1282. ISBN 0443 041776 
  8. ^ Gilroy, Anne M.; MacPherson, Brian R.; Ross, Lawrence M. (2008). Atlas of Anatomy. Stuttgart: Thieme. pp. 108–111. ISBN 978-1-60406-062-1 
  9. ^ a b Michael Panneton, W (2013). “The Mammalian Diving Response: An Enigmatic Reflex to Preserve Life?”. Physiology 28 (5): 284–297. doi:10.1152/physiol.00020.2013. PMC 3768097. PMID 23997188. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3768097/. 
  10. ^ Lindholm, Peter; Lundgren, Claes EG (1 January 2009). “The physiology and pathophysiology of human breath-hold diving”. Journal of Applied Physiology 106 (1): 284–292. doi:10.1152/japplphysiol.90991.2008. PMID 18974367. http://jap.physiology.org/content/106/1/284 2015年4月4日閲覧。. 
  11. ^ Thornton, Sheila J; Hochachka, PW (2004-02). “Oxygen and the diving seal”. Undersea & hyperbaric medicine (Undersea and Hyperbaric Medical Society) 31 (1): 81–95. PMID 15233163. https://www.researchgate.net/publication/8475895. 
  12. ^ Zapol, WM; Hill, RD; Qvist, J; Falke; Schneider, RC; Liggins, GC; Hochachka, PW (1989-09). “Arterial gas tensions and hemoglobin concentrations of the freely diving Weddell seal”. Undersea Biomedical Research (Undersea Medical Society) 16 (5): 363–373. PMID 2800051. オリジナルの2008-12-11時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20081211020626/http://archive.rubicon-foundation.org/2531 2008年6月14日閲覧。. 
  13. ^ Pedroso, F. S.; Riesgo, R. S.; Gatiboni, T; Rotta, N. T. (2012). “The diving reflex in healthy infants in the first year of life”. Journal of Child Neurology 27 (2): 168–71. doi:10.1177/0883073811415269. PMID 21881008. 
  14. ^ 鈴木俊明『臨床理学療法評価法』エンタプライズ、2004年、83-84頁。
  15. ^ a b c 鈴木俊明『臨床理学療法評価法』エンタプライズ、2004年、86頁。
  16. ^ http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec04/ch038/ch038d.html [リンク切れ]
  17. ^ 5 呼吸器系のしくみと働 き (151) UMIN(大学病院医療情報ネットワーク = University Hospital Medical Information Network)
  18. ^ 鈴木俊明『臨床理学療法評価法』エンタプライズ、2004年、86-87頁。
  19. ^ 異常呼吸(日本臨床検査医学会)
  20. ^ 起座呼吸(コトバンク)


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呼吸

出典:『Wiktionary』 (2021/10/24 01:08 UTC 版)

名詞

こきゅう

  1. 息を吐いたり吸ったりすること。
  2. 生物活動において、酸素吸収し、酸化活動結果二酸化炭素などを排出すること。
  3. あることをする際の間合いころあい。加減。
  4. 何もしない短い時間

発音(?)

こ↗きゅー

翻訳

語義1

動詞

活用




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