胸痛とは? わかりやすく解説

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きょう‐つう【胸痛】

読み方:きょうつう

胸部の痛み


胸痛【きょうつう】

胸部の痛み。「締めつけられるような」「押されるような」「息がつまるような」「刺されるような」と表現されます。主に肺や心臓の病気による症状で、危険な状態のこともあるので、速やかに原因診断してもらう必要があります

胸痛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 01:34 UTC 版)

胸痛(きょうつう)とは、胸部痛みや不快感などである。


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「胸痛」の続きの解説一覧

胸痛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:00 UTC 版)

心膜炎」の記事における「胸痛」の解説

自覚症状のうちで、最も高頻度かつ重要なのである通常、前胸部あるいは胸骨後部鋭利痛ないし鈍痛認める。この疼痛特徴呼吸咳嗽側臥位増強し頸部や肩に放散することである。このため時に虚血性心疾患における疼痛胸膜痛との鑑別が困難となる。吸気仰臥位増強し座位前屈位にて軽減することが多くこのため浅い呼吸となり呼吸困難自覚する

※この「胸痛」の解説は、「心膜炎」の解説の一部です。
「胸痛」を含む「心膜炎」の記事については、「心膜炎」の概要を参照ください。


胸痛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 14:21 UTC 版)

動悸」の記事における「胸痛」の解説

胸痛のメカニズム 胸痛のメカニズムとしては特に新たに説明加え事項存在しない。特に重要な虚血性心疾患では胸痛が生じることが知られているが、何故痛いのかというメカニズムは全く不明である。心筋梗塞患者PTCAなどの治療を行うと患者全身から力がみなぎってくるような開放感を持つ。逆に増悪していたら大動脈解離存在した考えることもできる大動脈解離心筋梗塞合併診断は非常に難しい。造影CTをとれば診断できるが、どのような場合そこまでするべきかはコンセンサスがない(全ての心筋梗塞患者造影CTを行うと逆に時間がかかり救命率を下げてしまう)。背部痛の存在引き裂かれるような痛み胸部X線写真縦隔拡大をみるなど方法はあるが、専門医でも意見分かれるところである。 胸痛の診断プロセス まずは外傷性か非外傷性かをみる。これらはエピソードで大抵区別できる胸部X線撮影確定できる。非外傷性ならば、否定されるまでは虚血性心疾患として扱う。12誘導心電図をとり虚血性心疾患を疑うエピソードがないかどうか問診をする。虚血性心疾患否定できたら血管性病変か非血管性病変調べる。非血管性であれば上腹部の消化管の疾患まで鑑別にいれていく。胸痛のアプローチとしては致死的な疾患除外好発年齢などから可能性ランキングし、身体所見でさらに狭めていくという方法が非常に安全である。見逃してならない胸痛をおこす疾患としては、急性冠症候群急性大動脈解離心タンポナーデ緊張性気胸肺塞栓食道破裂急性胆嚢炎急性膵炎あげられる患者痛み部位話したとき、それをそのまま医学用語変換することは危険である。胸痛といって胸腔内の疾患とは限らず腹痛でも腹腔内の疾患とも限らない。胸痛の場合は、上部消化管疾患までは念頭におく胸膜性胸痛 胸膜などに病変がある場合特徴的な所見がとれる。深呼吸をさせて痛み変化問診してみる。もし吸気増悪する胸痛ならば胸膜性胸痛である。胸膜性胸痛をおこす疾患としては、胸膜炎肺炎肺塞栓気胸心外膜炎膠原病(特にSLE)が疑われる心電図でST上昇が見られたら ST上昇心筋梗塞を疑う非常に重要な所見であるが、特異度としてはあまりよくなく、他の疾患でもST上昇みられる心外膜炎心筋症異型狭心症早期再分極くも膜下出血でもST上昇はしうる。ST上昇をみたら心筋梗塞診断するには一般内科医でもできる検査としては、心電図reciprocal change探す問診身体所見から心筋梗塞示唆する所見、他疾患除外する所見をとる。または血液検査を行う。CK-MBが最も普及した血液検査だが、ラピチェック(H-FABP迅速測定)やトロップT(トロポニンTの迅速測定)が可能となり診断学変化している。 原則として行うべきこととしては 過去の心電図と比較する。 これは早期再分極であったST上昇が昔からあるからである。過去心電図がないときは心電図何回かとり心筋梗塞経時的変化がないのか調べる。 心筋梗塞の診断的治療を行う。 狭心症であったニトログリセリン痛み消失する。ニトロペンを舌下投与して改善見られなければ心筋梗塞可能性高くなる心筋梗塞の治療 PTCAなどは専門医のもつ手技が必要となるので一般内科医でも可能な治療述べる。行うことはMONAモルヒネニトログリセリンアスピリン)、疼痛コントロールバイタルサイン安定化である。具体的に行う処置としてはニトロペン(0.3mg)1T を舌下、またはミオコールスプレー1噴射(0.3mg)を舌下、これを3回まで行う。バファリン81mgを2錠、プラビックス75mgを4錠内服することが多い。腸溶錠であるバイアスピリン急性期には用いないことが多い。ニトログリセリン無効時は塩酸モルヒネ(10mg/1ml/A)2mg(0.2ml)静注ツベルクリン1mlシリンジ用いるといった指示でよい。脈拍に関して徐脈および房室ブロックに対して硫酸アトロピン1A静注し、低血圧に対して昇圧剤を行う。これらを行い専門医到着を待つのが鉄則である。心筋梗塞で一番危険なのは不整脈、特に心室細動である。これが起こると秒単位患者死にいたる。確実に心電図モニター装着しAED用意し患者のそばで待機するのが重要である。

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胸痛

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 00:40 UTC 版)

名詞

  (きょうつう)

  1. 胸が痛むこと。臓器痛み筋肉骨の痛み精神疾患起因する痛みなどがある。

「胸痛」の例文・使い方・用例・文例

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