ざ‐い〔‐ヰ〕【座位】
部位、座位、座
座位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/04 16:58 UTC 版)
座位(ざい)は、専門的分野では元来の用字「坐位」で記されることが通常(cf. wikt:座#日本語)で、一般向けに記される場合の多くに「座位」が用いられる。 坐位および座位には、大きく分けて3つの意味があり、それぞれに派生的な意味がある[1]。
座る位置
座る位置のこと。 上座(じょうざ、かみざ)・下座(げざ、しもざ)[2][3][4]など、上下関係で区別されるものが多い。土下座も元来は、尊ぶべき相手に対して行う下座の一種であり、上下関係で言う「座位」に関連している。
座る順番
座る順番、すなわち、席次(儀式や会合での座席の順序。席順)のこと。
- 用例
座った姿勢
座った姿勢を指す語。
- 用例
- ヒト、形態学的にヒトと近似の動物(類人猿など)、および、人型もしくは人に譬えることのできる人工構造物(仏像、人型ロボットなど)の、姿勢に関して言う「坐位(座位)」。
- 人間科学・医学・看護学・介護などの用語としての「坐位(座位)」。
- 分娩体位の一つとしての「坐位(座位)」(坐位分娩[座位分娩])。
- 看護および介護における「坐位(座位)」。座位の種類には「あぐら座位」「椅座位(きざい)」「車イス座位」「正座」「端座位(たんざい)」「長座位(ちょうざい)」「横すわり」「とんびすわり」などがある[5]。
- 長坐位(長座位):足を伸ばした状態の座位。
- 半坐位(半座位):背もたれを45度程度起こした状態の座位で、ファウラー位(ファーラー位とも) (Fowler's position) とも呼ばれる。
- 端坐位(端座位):ベッドの端などで足を下に下ろした状態の座位。
- 坐位バランス(座位バランス)。
- パラリンピックの競技種目における「座位」。用例:「アルペンスキー男子回転(座位)」「座位バレーボール」。
- 性科学における、性交体位の一つとしての「坐位(座位)」。 → 座位 (性行為)
脚注
関連項目
座位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 05:28 UTC 版)
クラス1は最も重い障害を持つクラスでクラス5が最も軽いクラス。主に身体障害者の選手が参加する。
※この「座位」の解説は、「パラ卓球」の解説の一部です。
「座位」を含む「パラ卓球」の記事については、「パラ卓球」の概要を参照ください。
座位
「座位」の例文・使い方・用例・文例
- 途中両手で押すことなく、座位から立位へ進む
- 各々2つの対立遺伝子を持つ2つの遺伝子座位のみが異なる両親によって生じられる交配種
- 脚を回転させて仕立屋が取る座位になるのに役立つ大腿の筋肉
- 大(お)日(び)方(なた)邦(くに)子(こ)選手は大回転女子座位で金メダルを獲得した。
- 彼は男子スーパー大回転座位と男子滑降座位で金メダルを獲得した。
- 狩野選手は2010年のバンクーバーパラリンピックでは男子スーパー大回転座位で金メダル,滑降座位で銅メダルを獲得した。
- 久保選手はバイアスロン男子7.5キロ座位で銅メダルを獲得した。
座位と同じ種類の言葉
- >> 「座位」を含む用語の索引
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