交配種とは? わかりやすく解説

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こうはい‐しゅ〔カウハイ‐〕【交配種】

読み方:こうはいしゅ

交配によってできた新し品種


交配種

交配によって生じた種(しゅ)。 hybrid
交配種の種類
自然交配種自生地において虫媒などにより生じた種。
②人工交配種=ヒト交配によって作り出した種。一般的に異種間交配種をいう。(同種間交配種は「原種」として扱われる
この100年の間に、6万品種以上のランの交配種が誕生した近年は、毎年2000種類上の新しラン交配種が登録されている。
ラン科植物の交配種は、すべて『サンダーズ・リスト』にまとめられている。

雑種

(交配種 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 09:27 UTC 版)

雑種(ざっしゅ)とは、交雑から得られる生物で、交雑種、交配種、異種交配種、ミックスとも呼称する。遺伝学上とその他では異なる内容を意味する場合がある。


  1. ^ a b 外山, 亀太郎『蚕種論』丸山舎、1909年4月。 
  2. ^ ミックス犬はかわいそう?失敗や奇形は多い?
  3. ^ カイコとクワコの交雑第一代での幼虫行動の解析 | 農研機構”. www.naro.affrc.go.jp. 2020年4月17日閲覧。
  4. ^ 伴野豊「クワコの形質特性 : カイコとの比較研究を中心に」『蚕糸・昆虫バイオテック』第79巻第2号、日本蚕糸学会、2010年8月、87-95頁、ISSN 18810551NAID 10029378149 
  5. ^ 鵜飼保雄『植物育種学』東京大学出版会、2003年、p150
  6. ^ a b 藤本龍、白澤沙知子、川辺隆大、岡本俊介「植物の雑種強勢の分子生物学的な研究と展望 : 効率的な収量増産に向けて」『化学と生物』第51巻第5号、日本農芸化学会、2013年5月、283-285頁、doi:10.1271/kagakutoseibutsu.51.283ISSN 0453073XNAID 10031170695 
  7. ^ Lynch Michael, Walsh Bruce, others (1998). “chapter9” (PDF). Genetics and analysis of quantitative traits. Sinauer Sunderland, MA. http://www.invemar.org.co/redcostera1/invemar/docs/RinconLiterario/2011/febrero/AG_8.pdf. 


「雑種」の続きの解説一覧

交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 03:32 UTC 版)

イチゴノキ属」の記事における「交配種」の解説

Arbutus 'Marina' - A. menziesii の交配種と考えられる

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 07:50 UTC 版)

リュウキン」の記事における「交配種」の解説

代表種キャリコリュウキンであり、サンショクデメキン(キャリコデメキン)との交配種である。他には定かではないトサキンワトウナイ等がある。 キャリコリュウキン金魚商秋山吉五郎の手により、リュウキンとサンショクデメキン(キャリコデメキン)の交配種として明治時代1880年代)に作出した。当種を気に入り購入したフランクリン・パッカードが「キャリコ」の命名をした事により、キャリコ個体として呼ぶ時はこのキャリコリュウキンを指す事が多い。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 17:56 UTC 版)

ホタルブクロ属」の記事における「交配種」の解説

サラガミネギキョウ Campanula ‘Saragamine gikyo’(C.punctata X C.chamissonis‘Shakotan gikyo’) 愛媛県玉井氏が育種 オガワギキョウ1号 CampanulaOgawa gikyo No.1’(C.punctata var. kurokawae X C.chamissonis‘Oyobe gikyo’)愛媛県小川氏が皿ヶ峰桔梗矮性化を目標交配し2001年4月開花したの中から選抜した2号草姿は及部桔梗に似る)も存在する青花ホタルブクロ ケントベル Campanula 'Kent Belle' (C.takesimana X C.latifolia もしくはC.punctata X C.latifolia)1970年1980年イングランドのWashfield Nursery偶発実生から育成された。 サラストロ Campanula 'Sarastro' (C.punctata var. hondoensis X C.trachelium)オーストリアSarastro Nursery育種された、ケントベルより先に開花する

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 16:06 UTC 版)

ツバキ属」の記事における「交配種」の解説

匂いツバキ 匂いイメージあまりないツバキ・サザンカの中で南西諸島原産ヒメサザンカには香りがあるが、小輪であるため、他の種類交配して新品作り進められている。現在入手可能な品種は、横浜村田作出した、港シリーズ港の曙港の春、港の八王子桐野秋豊作出した高尾香りなどがある。ツバキは赤が主体で、色が派手なので、呼び寄せるために香りがある必要がないので、香りがないのだという説がある。但しヤブツバキユキツバキ系統にも香りをもつ個体もある(吉など)。 黄色いツバキ 中国南部からベトナムには、黄色い花咲かせる原種がある。この性質取り込むべく、従来品種との間で交配進められている。遠縁の種同士交配のため、胚培養によって正常に生育しない交雑胚を育てて作出した品種もある(こがねゆり等)。このため、「黄色い」(原種には及ばない交雑種同士交配して作られた、黄色原種から見てF2以降品種はまだ少なく、できたとしても必ずしも黄色とは言えない物もある(ゆうえん等)。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 17:31 UTC 版)

マスクメロン」の記事における「交配種」の解説

赤肉メロン代表格である夕張メロンは、この「アールスフェボリット」(母)と「スパイシーカンタロープ」(父)の交配種である。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 13:57 UTC 版)

マスノスケ」の記事における「交配種」の解説

ニジマスとキングサーモンの交配種「富士の介」。 山梨県水産技術センターによる作出地域ブランド化行っている。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/08 07:50 UTC 版)

国光 (リンゴ)」の記事における「交配種」の解説

ふじ 1939年昭和14年農林省園芸試験場東北支場国光デリシャス花粉)を交配した実生選抜し1958年昭和33年)「東北7号」として発表し1962年昭和37年3月「ふじ」農林1号)として登録された。果実国光より大きくて200-300グラム保存性のよさを国光から引き継ぎ食味国光優る日本国外でも知名度が高い品種である。 恵(めぐみ) 1931年昭和6年青森県りんご試験場国光紅玉交配した実生選抜し1950年昭和25年)に命名登録され品種果実形状長円形を呈し重量は250-300グラム測る収穫期国光紅玉中間10月下旬採取でき、やせた土地でもよいリンゴ収穫できる。恵は国光紅玉長所引き継いだ品種で、病虫害への耐性生産力食味保存性などは両品種優っている。 福錦(ふくにしき) 1933年昭和8年)に国光デリシャス交配し1941年昭和16年)に初結実、1949年昭和24年)に命名した品種果実円形で、大きさ平均212グラム国光よりやや大きい。果肉は白黄色果汁多く芳香があり、甘み酸味バランス良い食用期間である10月下旬から5月中旬までは、品質優良である。 甘錦(あまにしき) 1936年昭和11年青森県りんご試験場国光印度交配し1946年昭和21年)に初結実、1948年昭和23年)に命名した品種果実円形呈し大きさ平均162グラムを測り、玉揃い良好である。果肉黄白色で肉質はやや粗く歯ざわり硬い長期保存がきき品質優良でその味わいは「甘い国光」と形容される。 新光しんこう1931年昭和6年青森県りんご試験場国光紅玉交配し1937年昭和12年初結実、1948年昭和23年)に命名した品種果実円形呈し大きさは約150グラム測る。果梗は太くて短く果皮中くらいでやや粗く黄緑色地肌全面鮮紅色の条と絣が表れ、さらに濃紅色の太い縞が覆い全面紅色呈している。 旭光きょっこう1931年昭和6年青森県りんご試験場国光と旭を交配し1938年昭和13年初結実、1948年昭和23年)に命名した品種果実円錐形呈し大きさ平均170グラム測る。果梗はやや長め太く果皮滑らかで質を呈する果肉緻密柔らかく果汁多くて甘み中程度芳香がある。収穫9月上旬頃である。 豊鈴ほうれい1931年昭和6年青森県りんご試験場国光ゴールデン・デリシャス交配し1941年昭和16年)に初結実、1949年昭和24年)に命名した品種果実卵型長楕円形呈し大きさ平均で160グラムである。果皮厚く滑らかで、鮮黄色地肌に淡鮮紅色縞模様果実中腹以上にはっきりと表れる果肉黄白色で肉質はやや粗く歯ざわり硬い果汁多く芳香があり、甘み酸味バランス良い11月採取して6月頃まで保存がきき、小ぶりであるが味は国光よりもよい。 福民(ふくみん) 1933年昭和8年)に青森県りんご試験場国光紅玉交配し1941年昭和16年)に初結実、1948年昭和23年)に命名した品種果実円形呈し大きさ中くらい195グラムを測り、玉揃い良好である。果皮厚く黄色地肌鮮紅色縞模様全面表れていて「紅玉よりも美しい」と評される果肉黄白色で緻密果汁多く甘み酸味バランスが執れていて淡白な味わいである。10月中旬採取して4月頃まで保存がきき、品質優良である。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 02:54 UTC 版)

チンシュリン」の記事における「交配種」の解説

キャリコリュウキンアズマニシキ交配したキャリコチンシュリンの他、スイホウガン交配したハマニシキがいる。前者ピンポンパール後者はコウトウパールが親である。 この項目は、魚類関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(Portal:生き物と自然/プロジェクト:生物)。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 15:58 UTC 版)

タニブター」の記事における「交配種」の解説

タニブターは現在まで存在し続けているが、日本近隣の島ミカンの交配種の種分化貢献したという点でも、重要である。

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交配種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 02:45 UTC 版)

オランダシシガシラ」の記事における「交配種」の解説

代表種アズマニシキがあり、キャリコ柄をしており、キャリコデメキン(サンショクデメキン)との交配である。また定かではないがシシガシラデメキン(リュウガン)がある。

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