しょう‐ざ〔シヤウ‐〕【正座】
せい‐ざ【正座/正×坐】
正座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 07:57 UTC 版)
正座(正坐[注釈 1]、せいざ)は、正しい姿勢で座ること、およびその座り方、特に膝を揃えて畳んだ座法(屈膝座法)である。部屋では履物を脱ぎ、畳に座る日本人の伝統的な生活文化の一形態である。
- ^ 「座」は『同音の漢字による書きかえ』に示されている「坐」の代用字である。以下同じ。
- ^ 『永平清規』など、曹洞宗の清規には足を組んで姿勢を正して座るという意味で「正座(しょうざ)」という語が使われている[4][5]。
- ^ 北米のウェブタレント、The Angry Video Game Nerdがしばしばこの座法でテレビゲームに興じている。
- ^ 入澤『日本人の坐り方に就いて』国会図書館 近代デジタルライブラリ(初出は『史学雑誌』第31編第8号 1920年)出版克誠堂書店 1921年)24ページ
- ^ 入澤『日本人の坐り方に就いて』 国会図書館 近代デジタルライブラリ 24ページ
- ^ 正座の源流 Origin of Seiza:Sitting-Up Straight in Japan 川本利恵、中村 充一
- ^ 道元 『清規・戒法・嗣書』 小阪機融ほか訳註 春秋社 <原文対照現代語訳 道元禅師全集> 第15巻 2013年、ISBN 978-4-393-15035-1 p.57,237.
- ^ 多田孝正『お位牌はどこから来たのか:日本仏教儀礼の解明』 興山舎 2008年 ISBN 978-4-904139-10-3
- ^ 田中小三郎『小学女子容儀詳説. 上編』 国会図書館 近代デジタルライブラリ p.12
- ^ 熊倉功夫『文化としてのマナー』岩波書店、1999年、ISBN 4000263161、pp.136-147.
- ^ 《史記·項羽本紀》:項王卽日因畱沛公與飮。項王、項伯東向坐,亞父南向坐。 ……沛公北向坐,張良西向侍。 ……噲遂󠄂入,披帷西向立,瞋目視󠄁項王,頭髮上指,目眥盡裂。項王按劍而跽曰:「客何爲者?」
- ^ 《史記·張耳陳餘列傳》:漢󠄁七年,高祖󠄁從平城過󠄁趙,趙王朝夕袒韛蔽,自上食,禮甚卑,有子婿禮。高祖󠄁箕踞詈,甚慢易之。
- ^ 正座における下肢の皮膚感覚の一時的消失過程 Temporal disappearance of the cutaneous sensation in lower limbs due to the sitting on the knees
- ^ 健康人の正座によるしびれ感と末梢血流状態に関係
正座
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