じょう‐るり〔ジヤウ‐〕【浄瑠璃】
1 仏語。清浄で透明な瑠璃(青金石)。また、清浄なもののたとえ。
2 語り物の一。室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を使うようになり、題材・曲節両面で多様に展開、江戸初期には人形操りと結んで人形浄瑠璃芝居を成立させた。初めは金平(きんぴら)・播磨(はりま)・嘉太夫(かだゆう)節などの古浄瑠璃が盛行。貞享元年(1684)竹本義太夫が大坂に竹本座を設けて義太夫節を語り始め、近松門左衛門と組んで人気を博し、ここに浄瑠璃は義太夫節の異称ともなった。のち、河東・一中・宮薗(みやぞの)・常磐津(ときわず)・富本・清元・新内節などの各流派が派生した。浄瑠璃節。
浄瑠璃
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浄瑠璃(じょうるり)は、三味線を伴奏楽器として太夫が
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注釈
出典
- ^ “大薩摩節” (日本語). コトバンク. 2020年12月26日閲覧。
- ^ “おおざつまぶし 大薩摩節 - 歌舞伎用語案内 - 歌舞伎 on the web”. 2020年12月26日閲覧。
「浄瑠璃」の例文・使い方・用例
- 浄瑠璃を語る
- 浄瑠璃語り
- 浄瑠璃の稽古本
- 悪婆という,人形浄瑠璃のかしら
- 江戸浄瑠璃という浄瑠璃
- 徒浄瑠璃という,出まかせに語る浄瑠璃
- 人形浄瑠璃の演目を歌舞伎で演ずる狂言
- 一中節という浄瑠璃節
- 人形浄瑠璃で,井戸釣瓶という小道具
- 浄瑠璃などにおいて,挿入された他流の歌の節
- 歌舞伎や人形浄瑠璃において,情事を表現する場面
- 歌舞伎や人形浄瑠璃において,情事の場面を演ずること
- 浄瑠璃の詞を全段1冊にまとめた本
- 唄浄瑠璃という浄瑠璃
- 唄浄瑠璃という長唄
- 浄瑠璃や歌舞伎において,王朝時代を扱った作品
- 文楽浄瑠璃において,大舅という人形の頭
- 浄瑠璃や歌舞伎の時代狂言のうち、王朝時代を扱った狂言
- 前置きとして語る浄瑠璃
- 御国浄瑠璃という,盲人の語った浄瑠璃
浄瑠璃と同じ種類の言葉
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