太夫とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 身分 > 太夫 > 太夫の意味・解説 

たゆう〔タイフ〕【夫/夫】

⇒たいふ(大夫1

神主禰宜(ねぎ)などの神職の称。たいふ。

御師(おし)の称。

芸能をもって神事奉仕する者の称号

猿楽座座長江戸時代以降は、観世金春(こんぱる)・宝生金剛四座家元をさして、観世太夫などという。古くは能のシテ役をさした。

説経節および義太夫節などの浄瑠璃系統音曲語り手また、義太夫など、名前としても使う。

歌舞伎で、立女形(たておやま)の敬称

近世後期大道芸門付け芸などの芸人称号歳の太夫など。

官許遊女のうち最上位松の位


たゆう タイフ 【大夫・太夫】

〔名〕

官位呼称五位上のものをさしていう。→たいふ。〔新板職原抄大全(1659)〕

神主(かんぬし)、禰宜(ねぎ)など、神職呼称。→たいふ。

尾州家住吉(1221頃か)下「かむぬしのたゆふ殿こそとこたふ」

神社御師(おし)の称号初め伊勢神宮権禰宜家より起こり権禰宜五位に叙されていたところから出た称。のちには禰宜以下、自治体の長にまで広がった。明治期以後消滅全国檀那を持っていて、布教祈祷代参行ないまた、檀那参詣のときの宿舎提供する伊勢神宮熊野神社のものが有名。

吾妻鏡養和元年(1181)一〇月二〇日「昨日大神宮権禰宜度会光倫〈号相鹿二郎大夫〉自本宮参着

浮世草子西鶴織留(1694)四「道者千五百二千三千いづれの太夫殿にても定りもてなし

広く日本古典芸能集団の長または主だった者に与えられた称号。能、狂言浄瑠璃歌舞伎などから、さらに広く大道芸門付芸などの芸人にも用いられた。なお、能において、江戸時代には観世金春宝生金剛四座家元観世太夫金春太夫のように用いられているが、新興喜多流については喜多太夫の称号用いられない。また、浄瑠璃では、語り手にのみ義太夫加賀太夫のように用い歌舞伎では、立女形(たておやま)および興行主を太夫と呼んだ。歳では才蔵に対してシテをつとめるものをいう

今鏡(1170)八「伊賀大夫、六条大夫などいふ優れたる人どもあり」

(5) 漁師船頭人買いなどの頭格の者を呼ぶ称。

説経節さんせう太夫与七正本)(1640頃)「大夫のすがたをみたまひてあれば」

(6) 官許遊女のうち最高級のもの。京の島原大坂新町江戸吉原などでいった。松の位

仮名草子浮世物語(1665頃)一「やがて揚屋中二階駈け上り日比知音の大夫に逢ひて」

(7) 「まつ()」の異称。→たいふ。

俳諧毛吹草(1638)五「立ならぶは太夫(タユフ)ぞいせさくら〈光忠〉」

(8)たゆうさじき大夫桟敷)」の略。

滑稽本戯場粋言幕の外(1806)上「太夫の三あたりに十七八ぼっとりとしたる娘」

(9) 男芸者。たいこ持ち。〔洒落本深川大全(1833)〕

[語誌]→「たいふ(大夫)」の語誌


太夫

読み方:タユウ(tayuu)

浄瑠璃語り手


太夫

読み方:タユウ(tayuu)

芸人称号敬称

別名 大夫


たゆう 【大夫・太夫】

正しくタイフ大夫号中国からきた称で五位上の官位指したが、日本では芸人称号敬称にも用い伊勢神宮御師は太夫ともいった。他の芸能人遊女にもいった(遊女初め巫女で芸をした)。(太の字用いたのはあとで、大が先)

太夫

作者小野

収載図書町医大覚
出版社文芸社
刊行年月2004.11


太夫

読み方:いたさいもん

  1. たいふのこと。義太夫仲間隠語

分類 東京義太夫


太夫

読み方:たゆう

  1. 強窃盗犯人。〔第二類 人物風俗
  2. 強窃盗犯人をいふ。
  3. 犯人江差
  4. 犯人。〔一般犯罪
  5. 犯人。右(※「たや」)に同じ。〔盗〕
  6. 強窃盗犯人をいう。

分類 犯罪、盗/犯罪


太夫

読み方:たゆう

  1. 歳の才蔵相手になつて地を振つてゆく人。真とも云う

分類 芸能


太夫

読み方:だゆう

  1. 骨牌詐術を施せる)を巧に使ひわくる役。

分類 詐欺犯/犯罪

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

太夫

読み方:タユウ(tayuu)

所在 三重県桑名市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

大夫

(太夫 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 22:09 UTC 版)

大夫(たいふ、だいぶ、たゆう)とは、ほんらい古代中国における身分呼称のひとつ。日本では太夫たゆうとも表記し、人物の呼称として色々な意味を持つようになった。


  1. ^ a b c デジタル大辞泉『デジタル大辞泉』 - コトバンク、2012年8月8日閲覧。


「大夫」の続きの解説一覧



太夫と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「太夫」の関連用語

太夫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



太夫のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2021 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2021 株式会社皓星社 All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大夫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS