文楽
文楽
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文楽(ぶんらく)とは、人形浄瑠璃文楽のこと。大阪で成立し本拠地とする人形浄瑠璃の系譜。
注釈
出典
- ^ a b 大阪の人形浄瑠璃、あるいは淡路や阿波の人形浄瑠璃の影響を受けている場合など、文楽座の直接の系譜以外にも「文楽」を称する人形浄瑠璃がある。これらの名称は、謂わば東京の「銀座」にあやかり、地域の商店街が「○○銀座」と名乗るのと同じような命名である。
- ^ 浄瑠璃には通常の会話に近い形で演じられる箇所とはっきりしたメロディーのある箇所がふくまれるが、全体を演じることを「語る」と表現する。
- ^ “『太夫』表記のお知らせ”. 公益財団法人 文楽協会. (2016年3月14日). オリジナルの2016年4月13日時点におけるアーカイブ。 2020年6月4日閲覧。
- ^ “文楽の芸名「太夫」に戻します 「大夫」から60年ぶり”. 日本経済新聞. (2016年3月14日) 2023年3月6日閲覧。
- ^ 暁 晴翁「雲錦随筆」吉川弘文館(日本随筆大成 巻2)、1927年,107頁
- ^ 「操り浄瑠璃史」より、2012.7.28閲覧、http://homepage2.nifty.com/hay/rekisi07.html
- ^ “国立文楽劇場 橋下効果?3年ぶり入場者10万人超え”. 朝日新聞. (2013年1月29日). オリジナルの2013年2月8日時点におけるアーカイブ。 2013年2月8日閲覧。
- ^ “「にっぽん文楽」プロジェクト立ち上げ/普及目指し五輪まで年2回公演”. ソーシャルイノベーション探訪. (2014年9月4日) 2014年12月25日閲覧。
- ^ “文楽劇場入場者数、20年ぶり高水準 14年度、11万7000人”. 日本経済新聞. (2015年1月27日) 2015年2月25日閲覧。
- ^ “六本木ヒルズに檜舞台が出現! 大盛況「にっぽん文楽」初公演”. 日本財団. (2015年5月8日) 2015年6月1日閲覧。
- ^ 「時代物」の内、奈良時代及び平安時代を舞台にしたものを特に「王朝物」、『太平記』の世界を描いたものを特に「太平記物」という。江戸期においては武家の事件をそのまま上演する事は検閲の対象となって上演が禁止され関係者が処罰される恐れがあったことから、太平記の世界に仮託されて創作された作品も多い。
- ^ 振り仮名は「文化デジタルライブラリー・文楽資料(番付)」に基づいた。独立行政法人・日本芸術文化振興会サイト2012年8月16日閲覧
- ^ 同上
- ^ 訃報欄 大西利夫氏(演劇評論家、劇作家)『朝日新聞』1977年(昭和52年)4月19日朝刊、13版、23面
- ^ https://www.city.iida.lg.jp/site/puppet/imada-history.html
- ^ http://www.82bunka.or.jp/bunkazai/legend/detail/04/post-58.php
文楽
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1944年 二代目豊竹古靱太夫(にだいめ とよたけ こうつぼだゆう) 文楽 大夫 1950年 四代目鶴澤清六(よんだいめ つるさわ せいろく) 文楽 三味線方 1963年 八代目竹本綱大夫(はちだいめ たけもと つなたゆう) 文楽 太夫 1968年 二代目野澤喜左衛門(にだいめ のざわ きざえもん) 義太夫三味線の演奏技術と作曲活動 文楽 三味線方 1972年 六代目鶴澤寛治(つるさわ かんじ) 文楽 三味線方 1976年 十代目竹沢弥七(じゅうだいめ たけざわ やしち) 文楽 三味線方 1997年 三代目吉田簑助(さんだいめ よしだ みのすけ) 文楽 人形方 1998年 恩 七代目竹本住大夫(しちだいめ たけもと すみたゆう) 文楽 太夫 2003年 九代目竹本綱大夫(くだいめ たけもと つなたゆう) 文楽 太夫 2009年 豊竹咲大夫(とよたけ さきたゆう) 文楽 太夫 2010年 三代目桐竹勘十郎(さんだいめ きりたけ かんじゅうろう) 文楽 人形遣 2011年 五代目野澤錦糸(ごだいめ のざわ きんし) 文楽 三味線方 2012年 二代目鶴澤藤蔵(にだいめ つるさわ とうぞう) 文楽 三味線方 2013年 六代目鶴澤燕三(ろくだいめ つるさわ えんざ) 文楽 三味線方 2014年 吉田玉女(よしだ たまめ) 文楽 人形遣 2018年 鶴澤清介(つるざわ せいすけ)長年の文楽公演における三味線の演奏。子供たちのための新作文楽の作曲。「かみなり太鼓」(平成26年7月),「ふしぎな豆の木」(平成27年7月)等に対し
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文楽
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俵津文楽(俵津)1852年(嘉永5年)、当時村の指導者であった伊井庄吾が、大阪から人形数個を買い入れて、村の若者たちのため浄瑠璃による人形芝居を始めたのが起源とされる。文楽会館が俵津地区にある。県指定無形民俗文化財。
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「文楽」の例文・使い方・用例・文例
- 油屋という,文楽における動作
- 文楽浄瑠璃において,大舅という人形の頭
- 陀羅助という,文楽人形の頭
- 団七という,文楽人形の頭
- 文楽の人形の,閉じた形の目
- 樋口という,文楽人形の動作
- 老け女形という,文楽人形の頭
- 文七という,文楽人形の頭
- 文楽の芝居で用いる人形
- 巻き足という,文楽人形の遣い方
- 寄り目という,文楽の人形の目
- 文楽の詰め人形という人形
- 歌舞伎や文楽で用いる,来序という鳴り物
- 文楽という,日本の伝統的な人形劇
- 文楽で,場面の変わり目に用いられる施律
- 映画は,近(ちか)松(まつ)門(もん)左(ざ)衛(え)門(もん)による文楽の傑作である悲劇の人形芝居「冥(めい)途(ど)の飛脚」で始まる。
- それに続く現代の3組のカップルの物語は,文楽のあやつり人形の物語と同様に悲しい。
- 他の受章者には人形浄(じょう)瑠(る)璃(り)文楽の語り手である竹(たけ)本(もと)住(すみ)大(た)夫(ゆう)さんや洋画家の野(の)見(み)山(やま)暁(ぎょう)治(じ)さんが含まれていた。
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