鼻下長

デジタル大辞泉

びか‐ちょう〔‐チヤウ〕【鼻下長】

読み方：びかちょう

《鼻の下が長い意》女性に甘くだらしないこと。また、そういう男性。

隠語大辞典

鼻下長

読み方：はなのしたがながい

1. （一）女に迷ひやすき者を嘲る語。（二）女にのろき者を嘲る語。
2. 女に惚れて相好を崩したる男の事をいふ。〔情事語〕
3. 女に迷ひやすき者を嘲る言葉、女に甘いこと、同意語に、『二本棒』『鼻下長（びかちやう）』などあり。
4. 女に惚れて相好を崩したる男の事をいふ。鼻下長のことをいふ。
5. 〔俗〕女に恋著して相好を崩した男のことをいふ。「鼻下長」ともいふ。
6. 女に甘い男のこと、人相の上から鼻の下の長い者は浮気だといわれていることから出た語。

分類 情事語、東京

鼻下長

読み方：びかちょう

1. 女にのろきものをいふ。「はなのしたがながい」といへる語を音読にす。
2. 女に溺れその女より翻弄され居る人を嘲る詞。
3. 多淫にして女にかけてはだらしない男のこと。即ち助平のことをいふ。〔情事語〕
4. 女にのろき男、鼻の下の長い男ともいふ。これを音読せしもの
5. 多淫にして女にかけてはだらしのない男のこと。即ち助平のことをいふ。
6. 〔隠〕女にだらしのない男のこと。助平のこと。
7. 鼻の下の長い男、即ち女好きな男。俗にいふ助平のこと。
8. 女に翻弄されながらその女色に溺れている男のこと。「ハナノシタガナガイ」参照。

分類 情事語、東京

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