太棹とは? わかりやすく解説

ふと‐ざお〔‐ざを〕【太×棹】

読み方:ふとざお

三味線種類の一。棹の太さによって3種分けたうちの最も太いもの。胴も大きく、また弦も太い。義太夫節などに用いられる。→中棹(ちゅうざお) →細棹(ほそざお)

義太夫節異称


太棹

読み方:フトザオ(futozao)

棹が太く胴も大き三味線


三味線

(太棹 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 14:20 UTC 版)

三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱらはじいて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面にの革を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られたを、通常、イチョウの葉の形をしたばちで弾き演奏する。


  1. ^ 三味線について|高橋栄水のウエブサイト、2024年2月22日閲覧。
  2. ^ 動物皮使わない三味線/葛飾の工房開発/合成紙を代用 欧米からの観光客に人気」『読売新聞』読売新聞社、2018年4月11日、朝刊、都民面。オリジナルの2018年4月14日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ 石井宏樹 (2022年5月14日). “「人工皮革」使い三味線らしい音質を実現 工房営む中野貴康さん開発「動物の皮に頼っては未来ない」”. 東京新聞 TOKYO Web. 中日新聞東京本社. 2022年5月17日閲覧。
  4. ^ a b 田中, 他 編著 2009、p. 102。
  5. ^ 「MJ 無線と実験」編集部 編『無線と実験 一九二四 – 一九三五』(復刻ダイジェスト版)誠文堂新光社、1987年6月、29頁。ISBN 4416187130 
  6. ^ 三弦 海を越えて—アジアから日本へ—|ステージなび”. [どらく] DO楽. 朝日新聞社. pp. 1-2 (2012年9月21日). 2012年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月23日閲覧。
  7. ^ 伊敷 賢『琉球王国の真実 : 琉球三山戦国時代の謎を解く』琉球歴史伝承研究所、2013年1月、232頁。ISBN 9784990444822 
  8. ^ 倉田喜弘 1994.
  9. ^ G.F.メイラン 著、庄司三男 訳『メイラン 日本』 丸善雄松堂〈新異国叢書 第III輯 1〉、2002年1月。ISBN 4-8419-0293-7
  10. ^ 三味線島(沙弥島・瀬居島(町))の秋|一般社団法人 坂出市観光協会 - Facebook
  11. ^ hiroyoshi (2017年5月27日). “三味線橋”. 道中は三味線. 2024年2月22日閲覧。 “もう少し暗渠沿いに歩くと、タイルで制作されている中野区による「三味線橋の由来」が道端にはめ込まれていた。”
  12. ^ 永山 (2011年5月24日). “三味線堀跡”. 東京都台東区の歴史. 2017年4月3日閲覧。
  13. ^ 検索結果:「三味線堀」”. 江戸マップβ版. ROIS-DS 人文学オープンデータ共同利用センター. 2024年2月22日閲覧。



太棹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:21 UTC 版)

「三味線」記事における「太棹」の解説

義太夫三味線:太棹。大きく厚い撥を用いる。浄瑠璃等で使用浪曲三味線:太棹。 津軽三味線:太棹。先端鼈甲製の小ぶりの撥を用いる。津軽民謡伴奏使用

※この「太棹」の解説は、「三味線」の解説の一部です。
「太棹」を含む「三味線」の記事については、「三味線」の概要を参照ください。

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