象牙とは? わかりやすく解説

ぞう‐げ〔ザウ‐〕【象牙】

読み方:ぞうげ

の上あごにある長く伸びた一対門歯。細かい木目状の縞模様があり、適度の硬さなので細工物用いられた。


象牙

読み方:ゾウゲ(zouge)

の上顎の、牙のように伸びた一対門歯


象牙

印章材料に最も適した最高級印材位置が近いほど目が細かく高級。ワシントン条約輸入禁止されているため。現在では在庫品のみが取引許されている。

象牙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 16:33 UTC 版)

象牙(ぞうげ、英語:ivory、アイボリー)は、ゾウや歯から採取される硬くて白い物質で、歯や牙の物理構造の一つである象牙質を主成分としている。多くの哺乳類の「」と称される長く尖った犬歯が発達したものであるが、ゾウの牙は門歯が発達したものである点が異なる。ゾウの生活において象牙は鼻とともに採餌活動などに重要な役割を果たしている。




「象牙」の続きの解説一覧

象牙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:19 UTC 版)

ゾウ」の記事における「象牙」の解説

ゾウの持つ長い牙は象牙と呼ばれ、その美し色合いなめらかさやわらかく加工しやすいことから古来より宝石工芸材料として珍重されてきた。象牙はアジアゾウ・アフリカゾウともに持つが、アフリカゾウの方が大きくて品質良く評価が高い。 近代以前アフリカにおいては金と並ぶ重要な交易品であり、サハラ交易南端位置するトンブクトゥなどのサヘル交易都市や、インド洋交易東端位置するアフリカ東海岸の諸都市は金と象牙を主な交易品とし繁栄大航海時代においてもヨーロッパ人アフリカ求めたものは金と象牙であることには変わりなかった。19世紀に入ると、それまで象牙を沿岸港湾都市買い付けるけだったアラブ人隊商内陸部へと入り直接象牙や奴隷買い付けるようになったこのため内陸部交易ルート拡大スワヒリ語がこの地域共通語として広まる契機となった20世紀に入るまで象牙はアフリカ重要な特産物一つとなっていた。一方で象牙の高価さはゾウ狩猟目的とするのに十分なものであり、とくに19世紀以降上記のとおり象牙を目的とした乱獲が行われ、ゾウ個体数急減する原因となった1989年にはワシントン条約によって象牙の国際取引がほぼ禁止され旧来象牙を使用分野では、代替品開発急速に進展一方で取引禁じられたため、象牙の価値はむしろ高騰し、この高い利益もとめて密猟を行うものが後を絶たず、問題となっている。

※この「象牙」の解説は、「ゾウ」の解説の一部です。
「象牙」を含む「ゾウ」の記事については、「ゾウ」の概要を参照ください。

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象牙

出典:『Wiktionary』 (2021/06/16 13:05 UTC 版)

名詞

(ぞうげ)

  1. ゾウ門歯で、発達口外突出したもの堅く淡い黄白色である。印材細工物などに珍重されるため、密猟による乱獲もたらしている。

発音

類義語

複合語

成句

翻訳

脚注

  1. 「ぞうげ【象牙】」『大辞林松村明 編、三省堂1988年 ISBN 4-385-14000-6

「象牙」の例文・使い方・用例・文例

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