長鼻目
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長鼻目(ちょうびもく、学名: Proboscidea)は、哺乳綱に分類される目。別名ゾウ目(ゾウもく)[3]。
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長鼻目(proboscidea)
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「ミラーテスト」の記事における「長鼻目(proboscidea)」の解説
アジアゾウ(Asian elephant、学名:Elephas maximus):2006年に行われた調査では、3頭の雌のアジアゾウに巨大な鏡を見せた時の反応が観察された。ミラーテストの成否を判断するため、ゾウの頭部に視認可能なマークと視認不可能なマークが付けられた。3頭のうち1頭は、マークに起因する振舞いを示したが、他の2頭はそのようなことをしなかった。これより以前に行われた2頭のアジアゾウによる調査では、鏡像認知は確認されていなかったのであるが、その理由は鏡が小さすぎたからであると考えられている。この調査は、野生生物保護学会(Wildlife Conservation Society:WCS)と共同して、ニューヨークのブロンクス動物園のゾウを用いて行われた。この調査では、3頭共に、ゾウの前に縦横2.5mの鏡を置くという形がとられた。彼らは、後ろを調べて、食べ物を鏡の近くに持っていった。ハッピーという名前のゾウ(この1頭のみ)が、頭に描かれたXを鼻で何度も触れたのであるが、これはゾウの自己認識を示す証拠である。そのマークは鏡を使ってのみ見える位置にあった。ハッピーの前頭部には無色の塗料で描かれたもう一つのマークもあったのだが、ハッピーはこれを無視した。このことは、単に触覚や匂いに対して反応しているのではないことを実証している。この調査を行ったフランス・ドゥ・ヴァールは「ヒトとゾウとの間のこのような類似性は、複雑な社会と協調に関係していると考えられる、認知的な面の収斂進化を示唆している」と述べている。
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長鼻目
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