新第三紀とは? わかりやすく解説

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しん‐だいさんき【新第三紀】

読み方:しんだいさんき

地質時代の区分で、新生代第三紀後半2400万年前から170万年前まで。さらに中新世と鮮新世とに二分される。哺乳類著しく進化し繁栄した


新第三紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 20:04 UTC 版)

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地質時代新生代[* 1][* 2]
累代 基底年代
Mya[* 3]
顕生代 新生代 第四紀 完新世 メガラヤン 0.0042

ノースグリッピアン 0.0082

グリーンランディアン 0.0117

更新世 後期更新世 0.129
チバニアン 0.774
カラブリアン 1.8
ジェラシアン 2.58
新第三紀 鮮新世 ピアセンジアン 3.6
ザンクリアン 5.333
中新世 メッシニアン 7.246
トートニアン 11.63
サーラバリアン 13.82
ランギアン 15.97
バーディガリアン 20.44
アキタニアン 23.03
古第三紀 漸新世 チャッティアン 27.82
ルペリアン 33.9
始新世 プリアボニアン 37.8
バートニアン 41.2
ルテシアン 47.8
ヤプレシアン 56
暁新世 サネティアン 59.2
セランディアン 59.2
ダニアン 66
中生代 251.902

古生代 541
原生代 2500
太古代[* 4] 4000
冥王代 4600
  1. ^ 基底年代の数値では、この表と本文中の記述では、異なる出典によるため違う場合もある。
  2. ^ 基底年代の更新履歴
  3. ^ 百万年前
  4. ^ 「始生代」の新名称、日本地質学会が2018年7月に改訂

新第三紀(しんだいさんき、Neogene period)は、地質時代の区分の一つで、2,303万年前から258万年前までの時代を指す[1]新生代の第2の紀であり、古第三紀から続き、第四紀へ繋がる。

新第三紀はさらに、中新世鮮新世の2つに時代区分される。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 国際年代層序表 v2018/07 (PDF)”. 2019年5月3日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク



新第三紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 01:17 UTC 版)

瀬戸内海」の記事における「新第三紀」の解説

第一瀬戸内海新生代新第三紀の中期中新世中心に形成された。この海は現在の広島県北部から長野県南部まで広がっていて、東西約500kmで南北約80kmと広大であり、現在の瀬戸内海と同じ多島海であった考えられている。第一瀬戸内累層群からは、陸棲哺乳類からなる平牧動物群海棲哺乳類からなる戸狩動物群という化石群集産出している。平牧動物群にはキロテリウム英語版)(サイ科)やゴンフォテリウム長鼻目)などの大型草食動物含まれ、これらを捕食していた大型肉食動物存在確実視されている。戸狩動物群にはデスモスチルス束柱目)やユーリノデルフィスクジラ)および鰭脚類含まれる陸棲哺乳類ヨーロッパアジア動物群との共通性高く、また温暖水の豊富な森林広がっていたことが示唆される一方で海棲哺乳類北方系の動物から構成される第一瀬戸内海は、瀬戸内全体隆起に伴い中新世の末(約1000万年前)には陸化して消失した。陸の時代鮮新世初頭に至るまでの500万年上続いた。またこの間構造運動顕著な変化があった。第一瀬戸内海時代明瞭であった4亜区の区別難しくなり、またそれまで卓越していた本州方向構造運動に代わって、南北方向の波曲的運動支配的になった。この構造運動受けて西南日本は再び沈降始め湖沼形成されるようになった

※この「新第三紀」の解説は、「瀬戸内海」の解説の一部です。
「新第三紀」を含む「瀬戸内海」の記事については、「瀬戸内海」の概要を参照ください。

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