カンブリア紀第三期とは? わかりやすく解説

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カンブリア紀第三期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/06 02:49 UTC 版)

地質時代・古生代[* 1][* 2]
累代 基底年代
Mya[* 3]
顕生代 新生代 66
中生代 251.902
古生代 ペルム紀 ローピンジアン チャンシンジアン 254.14
ウーチャーピンジアン 259.1
グアダルピアン キャピタニアン 265.1
ウォーディアン 268.8
ローディアン 272.95
シスウラリアン クングーリアン 283.5
アーティンスキアン 290.1
サクマーリアン 293.52
アッセリアン 298.9
石炭紀 ペンシルバニアン亜紀 後期 グゼリアン 303.7
カシモビアン 307
中期 モスコビアン 315.2
前期 バシキーリアン 323.2
ミシシッピアン亜紀 後期 サープコビアン 330.9
中期 ビゼーアン 346.7
前期 トルネーシアン 358.9
デボン紀 後期 ファメニアン 372.2
フラニアン 382.7
中期 ジベティアン 387.7
アイフェリアン 393.3
前期 エムシアン 407.6
プラギアン 410.8
ロッコヴィアン 419.2
シルル紀 プリドリ 423
ラドロー ルドフォーディアン 425.6
ゴースティアン 427.4
ウェンロック ホメリアン 430.5
シェイウッディアン 433.4
ランドベリ テリチアン 438.5
アエロニアン 440.8
ラッダニアン 443.8
オルドビス紀 後期 ヒルナンシアン 445.2
カティアン 453
サンドビアン 458.4
中期 ダーリウィリアン 467.3
ダーピンジアン 470
前期 フロイアン 477.7
トレマドキアン 485.4
カンブリア紀 フロンギアン ステージ10 489.5
ジャンシャニアン 494
ペイビアン 497
ミャオリンギアン ガズハンジアン 500.5
ドラミアン 504.5
ウリューアン 509
シリーズ2 ステージ4 514
ステージ3 521
テレニュービアン ステージ2 529
フォーチュニアン 541
原生代 2500
太古代[* 4] 4000
冥王代 4600
  1. ^ 基底年代の数値は、この表と本文中の記述では、異なる出典によるため違う場合もある。
  2. ^ 基底年代の更新履歴
  3. ^ 百万年前
  4. ^ 「始生代」の新名称、日本地質学会が2018年7月に改訂

カンブリア紀の第三期は、古生代カンブリア紀の3番目の期である地質時代。約5億2100万年前から約5億1400万年前にあたり、この時代に相当する地層はステージ3と呼称される。前の期は第二期、続く期は第四期[1]

ステージ3の基底は三葉虫の最初の出現に対応し[2]、上側の境界すなわちステージ4との境界は三葉虫の属オレネルス英語版レドリキア英語版の最初の出現と対応する[3]澄江動物群が生息していた時代でもある。

名称

国際層序委員会は公式にカンブリア紀第三期を命名してはいない。ステージ3はシベリアで研究する地質学者の用いるアトダバニアン: Atdabanian)とおおよそ対応する[4]

大谷大学の鈴木寿志は、この時代の日本語表記として第三期を提唱している[5]

生物

知られている中で最古の三葉虫はファロタスピスゾーン (Fallotaspis zone) の始まりで産出するレムダデラ英語版である[6]

中国に分布する約5億2000万年前の地層からは澄江動物群が産出している。この動物群には葉足動物ハルキゲニアの種 Hallucigenia fortis など、目や棘・硬い甲殻を持つ動物が含まれる。そのような動物は5億2000万年前より以前ではほぼ産出しておらず、生物のこのような外見の急速な進化について、当時の生物が視力を獲得していわゆる軍拡競争が始まったことを原因とする仮説(「光スイッチ説」)が有力視されている[7]

脚注

出典

  1. ^ INTERNATIONAL CHRONOSTRATIGRAPHIC CHART(国際年代層序表)”. 日本地質学会. 2020年4月8日閲覧。
  2. ^ GSSP List ICS”. ICS. 2012年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月9日閲覧。
  3. ^ GSSP Table - Paleozoic Era”. Geologic TimeScale Foundation. 2012年11月18日閲覧。
  4. ^ “The 13th International Field Conference of the Cambrian Stage Subdivision Working Group”. Episodes 31 (4): 440–441. オリジナルの2014-11-05時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141105184944/http://www.episodes.co.in/www/backissues/314/440-442%20Confreport-Russia,%202%20(3).pdf# 2012年11月18日閲覧。. 
  5. ^ 鈴木寿志「地質年代区分2012」『日本地質学会第120年学術大会講演要旨(2013仙台)』、日本地質学会、2013年、doi:10.14863/geosocabst.2013.0_629 
  6. ^ Yuan, J.L.; Zhu, X.J.; Lin, J.P.; Zhu, M.Y. (22 September 2011). “Tentative correlation of Cambrian Series 2 between South China and other continents”. Bulletin of Geosciences: 397–404. doi:10.3140/bull.geosci.1274. http://www.geology.cz/bulletin/fulltext/1274_Yuan.pdf 2012年11月23日閲覧。. 
  7. ^ 土屋健、田中源吾・冨田武照・小西卓哉・田中嘉寛(監修)『サメ帝国の逆襲 海洋生命5億年史』文藝春秋、2018年7月20日、23-35頁。ISBN 978-4-16-390874-8 



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