火山岩とは? わかりやすく解説

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かざん‐がん〔クワザン‐〕【火山岩】

読み方:かざんがん

マグマが地表または地表近くで固結してできた火成岩。急冷のため細粒の結晶やガラス質になるが、地下で成長した大きい結晶を含み、斑状組織を示すものが多い。噴出岩。

火山岩の画像
アイスランド・シングベトリル国立公園の火山岩

火山岩

読み方: かざんがん
【英】: volcanic rock

岩漿{がんしょう}が地表あるいは地表近くで急冷・固化した一般的に細粒ないしガラス状の組織を呈する火成岩。Read(1944)によって定義。H. Rosenbusch の産状による火成岩の分類の一つである噴出岩とは厳密には区別され、火山岩には浅所への貫入岩も含まれる。火山岩は、しばしば火山砕屑岩{かざんさいせつがん}に移化する。SiO2 量によって玄武岩、安山岩、流紋岩などに分けられる。わが国では、火山岩がしばしば貯留岩になることがある。

火山岩

火山岩とは地表または地表近くの場所で急激に冷却固結した岩石で、構成鉱物は大粒の結晶になるひまがなく一般に細粒である。また、結晶度が低く、ガラス質の部分が多い事がある。

一般には岩石の分類は、その成因により、火成岩、堆積岩、変成岩に大別される。火成岩は、高温マグマが冷却してできる岩石であり、冷却する場所、期間に応じて深成岩、半深成岩、噴出岩または火山岩に分類される。

火山岩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 00:51 UTC 版)

化学組成による火山岩の分類

火山岩(かざんがん、英: volcanic rock)は、マグマ由来の岩石(火成岩)のうち、火口近くで急激にマグマが冷えて固まったもの。多くは火山から噴出されてできるため、噴出岩(ふんしゅつがん、effusive rock)ということもある。対応する火成岩の深成岩に比べ、岩石中の鉱物の粒が小さいことと、石基を持つ点が異なる。

火山岩という名称は火成岩とまぎらわしいが、火成岩は火山岩や深成岩を含む、マグマからできた岩石の総称である。

斑状組織

火山岩には、斑晶(英語版)(はんしょう、phenocryst)と石基(せっき、groundmass)が含まれることが多い[1]。斑晶や石基から構成される組織を斑状組織(はんじょうそしき、porphyritic texture)という[1]。

斑晶は、粗粒の結晶で、噴出前にマグマだまり内で結晶化されたものである[2]。石基は、細粒の鉱物やガラスにより構成されている部分のことで[1]、火山噴出時に急冷されることで形成された[2]。

主な火山岩

火山岩の産状

利用

加熱すると冷めにくいことから、余剰電力で火山岩を750℃程度に熱し、必要な時に取り出した熱で蒸気タービンを回して発電する「岩石蓄電」に使われる[3]。

参考文献

  • 周藤賢治、小山内康人『記載岩石学 : 岩石学のための情報収集マニュアル』共立出版〈岩石学概論〉、2002年。 ISBN 4-320-04639-0。 
  • 榎並正樹『岩石学』共立出版〈現代地球科学入門シリーズ〉、2013年。 ISBN 978-4-320-04724-2。 

脚注

  1. ^ a b c 周藤・小山内 2002, p. 8.
  2. ^ a b 榎並 2013, p. 56.
  3. ^ 「岩石蓄電 22年にも実用化 シーメンス、10社以上と覚書」 『日本経済新聞』朝刊2020年1月30日(企業3面)2020年2月23日閲覧

関連項目

外部リンク


火山岩

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 05:21 UTC 版)

名詞

火山 岩(かざんがん)

  1. 火成岩のうち、マグマが地表近くで急速に冷えて固まったもの。

関連語


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