新第三紀との併合問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 18:50 UTC 版)
詳細は「新生代#第四紀の範囲の問題」を参照 2004年の国際地質科学連合 (IUGS) において、第四紀を新第三紀に併合し新生代をPaleogeneとNeogene(新第三紀+第四紀)の2つに区分する提案がなされたが、同年の万国地質学会 (IGC) では批准されず、国際第四紀学連合 (INQUA) もこの提案に反対した。これを受けてIUGS内の国際層序委員会 (ICS) とINQUAのタスクフォースが設置され、結論として、 第四紀の存続 第四紀の始まりを260万年前とする ことが提案された。これは2008年のIUGS大会で投票され、2009年6月に新しい定義が批准された。これにより、ジェラシアン階の基底の年代である2.588 Maが第四紀と新第三紀の境界と定められた。
※この「新第三紀との併合問題」の解説は、「第四紀」の解説の一部です。
「新第三紀との併合問題」を含む「第四紀」の記事については、「第四紀」の概要を参照ください。
- 新第三紀との併合問題のページへのリンク