第三紀とは? わかりやすく解説

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だいさん‐き【第三紀】

読み方:だいさんき

地質時代の区分の一。新生代前半6500万年前から170万年前まで。暁新世始新世漸新世中新世鮮新世細分され、前三者古第三紀、後二者新第三紀という。哺乳類被子植物繁栄し、アルプス・ヒマラヤなどの大山脈がほぼできあがった


第三紀

読み方だいさんき
【英】: tertiary period

地質時代最新新生代のうちの前半部であり、絶対年代では 65 百~ 2 百万年前相当する。古い方から暁新世始新世漸新世(以上古第三紀)、中新世鮮新世(以上新第三紀)に細分される。この時代堆積たいせき}した地層第三紀層または第三系)はわが国だけでなく、世界的に主要な産油ガス層となっている。

第三紀

6500万年前~約170万年
暁新世始新世鮮新世の期間。

第三紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 16:59 UTC 版)

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地質時代新生代[* 1][* 2]
累代 基底年代
Mya[* 3]
顕生代 新生代 第四紀 完新世 メガラヤン 0.0042

ノースグリッピアン 0.0082

グリーンランディアン 0.0117

更新世 後期更新世 0.129
チバニアン 0.774
カラブリアン 1.8
ジェラシアン 2.58
新第三紀 鮮新世 ピアセンジアン 3.6
ザンクリアン 5.333
中新世 メッシニアン 7.246
トートニアン 11.63
サーラバリアン 13.82
ランギアン 15.97
バーディガリアン 20.44
アキタニアン 23.03
古第三紀 漸新世 チャッティアン 27.82
ルペリアン 33.9
始新世 プリアボニアン 37.8
バートニアン 41.2
ルテシアン 47.8
ヤプレシアン 56
暁新世 サネティアン 59.2
セランディアン 59.2
ダニアン 66
中生代 251.902

古生代 541
原生代 2500
太古代[* 4] 4000
冥王代 4600
  1. ^ 基底年代の数値では、この表と本文中の記述では、異なる出典によるため違う場合もある。
  2. ^ 基底年代の更新履歴
  3. ^ 百万年前
  4. ^ 「始生代」の新名称、日本地質学会が2018年7月に改訂

第三紀(だいさんき、Tertiary)は地質時代区分の1つである。絶対年代では、6430万年前から260万年前までである。国際地質科学連合(IUGS)は「非公式用語」に位置づけている。三紀層と呼んでいたこともある。

概要

18世紀中頃にイタリア地質学者ジョヴァンニ・アルドゥイノ英語版が、イタリアの南アルプス地層やそこに含まれる化石の分類から、地質時代を3つの時代区分に定義した。

  • 第一紀(: Primario)は化石の出ない時代。
  • 第二紀(: Secondario)は化石が出るが現生生物とは遙かに異なる。
  • 第三紀(: Terziarioo)は現生生物に近い生物の化石が出る時代、後に第三紀は分割され第四紀: Quaternaio)が追加された。

長らく、白亜紀の次に来る新生代の最初の時代()は第三紀(英語: Tertiary)とされてきたが、1989年に国際地質科学連合(IUGS)は新生代Paleogene古第三紀), Neogene新第三紀), Quaternary(第四紀)の3つの紀からなるものとし、Tertiary の語を正式な用語から外した[1]

新生代の区分については、その後も第四紀の廃止提案や、新第三紀と第四紀の境界変更など議論が続いた。2009年に現在の定義(2008年改定)が批准され、「第三紀」Tertiary の用語は廃止された[2][3](議論については新生代を参照)。

日本語では Paleogeneが「古第三紀」、Neogeneが「新第三紀」と訳され[3]、2009年の新定義批准後も当面のこととして「第三紀」を含む訳が踏襲されている[3]Paleogene/Neogeneに対して「古成紀/新成紀」「古獣紀/新獣紀」など、訳語を改定するいくつかの提案がなされている[4]が、方針化はまだなされていない。

大陸

この紀の初期には、ローラシア大陸ゴンドワナ大陸の間にまだテチス海が存在していたが、インド・アラビア・アフリカの各プレートが北に移動するにつれて押し縮められていきつつあり、陸地も競り上がっていきアルプス山脈とヒマラヤ山脈ができあがり、テチス海もプレート同士の押し合いで最終的にはなくなってしまった[5]。 ゴンドワナ大陸は、いくつかの大陸に分かれていた。オーストラリアと南極大陸はおよそ漸新世まで隣接していた。ローラシア大陸は始新世の初めに北大西洋の拡大に伴い分裂し、北アメリカとグリーンランドがヨーロッパから切り離された。[6]

気候

生物

古第三紀と新第三紀では生物相が大きく変わる。この紀を通じてツンドラ針葉樹林落葉樹林草原熱帯雨林という主要な植物区分がはっきりと確立されるようになった[7]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 化石のこばなし 生物の大量絶滅—P/T境界とK/Pg境界”. 第42回特別展大化石展. 大阪市立自然史博物館 (2011年). 2017年5月24日閲覧。
  2. ^ 山口寿之. “第三紀”. 日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク所収). 2017年5月24日閲覧。
  3. ^ a b c 地球史Q&A”. 日本地質学会. 2017年5月24日閲覧。
  4. ^ 石渡明 (2006-2). “新生代の紀の名称として「古獣紀・新獣紀」の提案”. 地質学会ニュース 9 (2). http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/ishiwata/kojuki.htm 2017年5月24日閲覧。. 
  5. ^ リチャード・サウスウッド、2007年 251ページ
  6. ^ リチャード・サウスウッド 2007年 252ページ
  7. ^ リチャード・サウスウッド 2007年 256ページ

参考文献

関連項目

外部リンク

  • 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月15日閲覧。



第三紀

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アルダの年表」の記事における「第三紀」の解説

長さ3021年だった。特に記してない場合追補編 B等(註を参照)によっている。 ホビット庄暦についての注意: 第三紀1601年ホビット庄設立されこの年ホビット庄紀元元年である。したがって、第三紀の年号から1600を引くことでホビット庄暦の年に変換することができる。 2年 - ミナス・ティリスで白の木が植えられ、あやめ野の戦いでオークイシルドゥア殺され一つの指輪はあやめ川に失われた109年 - エルロンドケレボルンガラドリエルの娘ケレブリーアン結婚した130年 - エルロンドケレブリーアンの間にエルラダンとエルロヒア生まれた241年 - エルロンドケレブリーアンの娘アルウェン・ウンドーミエル生まれた492年 - 東夷ゴンドール侵入した541年 - 東夷ゴンドール再度侵入しローメンダキル王を殺した550年頃 - ゴンドールトゥランバール王はリューン東夷破った。ロヴァニオンの王国ゴンドール同盟国になった861年 - エアレンドゥアの死の後、アルノール王国アルセダイン、カルドラン、およびルダウアに分裂した933年 - ゴンドールのエアルニル1世奇襲によりウンバール奪取した936年 - エアルニル1世は海で行方不明となった1000年頃 - 魔法使い中つ国に来た。 1015年 - ヒャルメンダキル1世ゴンドール王位就いた1015年 - ウンバール黒きヌーメノール人はかれらの故地包囲した1030年 - ウンバール包囲終了し黒きヌーメノール人ウンバール回復した1050年 - ゴンドールの王ヒャルメンダキル1世ウンバール征服したホビットがエリアドールに入植した1149年 - ヒャルメンダキル1世死に、アタナタールはゴンドール王位についた1200年頃 - ロヴァニオンの統治者は、「ロヴァニオンの王」になった1248年 - ゴンドールのローメンダキル2世決定的な打撃東夷与えた。ロヴァニオンとの強固な同盟形成し、アンドゥインの東の地すべてをロヴァニオンに割譲した1255年 - エルダカール生まれる。 1259年頃 - カスタミア生まれる。 1300年 - ナズグール中つ国に再び現れ魔王造ったアングマールの王国初めアルセダイン北東境界現れる1344年 - ヴィドゥマヴィの死。 1356年 - アルセダインの王アルゲレブ1世は、いまやアングマールの操るルダウアの侵略を受け、殺された。かれの息子アルヴェレグ1世王位継いだ1366年 - ヴァラカールがゴンドール王座継いだ1409年 - カルドランはアングマールの王国によって征服され、ルダウアは滅亡風見が丘の見張り搭と防備は、焼かれ破壊された。 1432年 - エルダカールは、かれの父ヴァラカールの後を継いでゴンドールの王となった1437年 - 艦船の主、簒奪者カスタミアはゴンドールの王を僭称した。オスギリアスパランティーアは川の中に失われた1447年 - エルダカールはロヴァニオン軍と共にゴンドール回復し、カスタミアを殺した1448年 - 簒奪者カスタミアの息子ゴンドール艦隊大部分は南のウンバールまで逃れるウンバール海賊として知られるようになった1540年 - ゴンドールのアルダミア王はハラドリムに殺された。 1600年 - 二人のファロハイド(ホビット参照)の兄弟が、バランドゥイン川に渡り対岸住み着き多くホビットが後に続いた1601年 - ホビット庄へのホビット植民始まる。 1634年 - ウンバール海賊ゴンドール襲い、ペラルギアでミナルディル王を殺し都市略奪した1636年 - 悪疫によりゴンドールとロヴァニオンの人口激減した1810年 - ゴンドールのテルメフタール王はウンバール滅ぼし、ウンバールダキルと改名した1851年 - 馬車族初めゴンドール攻撃した1856年 - 馬車族ゴンドールの東の領土侵略した。ナルマキル2世の死。 1899年 - ゴンドールは東から馬車族攻撃した馬車族によって占領されていたロヴァニオンは反乱起こし解放された。 1936年 - オンドヘアはカリメフタールの後を継いぎゴンドールの王となった1944年 - 馬車族とハラドリムの侵入時の戦いでゴンドールのオンドヘア王は息子たちとともに殺された。 1945年 - エアルニル2世ゴンドールの王を継いだ1964年 - アルセダインのアラファント王の息子、アルヴェドゥイが王位にいた。 1974年 - アルセダイン王国はアングマールに征服された。 1975年 - アルヴェドゥイの死。ゴンドールはフォルンオストの合戦でアングマールを滅ぼした1980年 - モリアドワーフドゥリンの禍すなわちバルログ呼び覚ましてしまった。これに、カザド=ドゥームの王ドゥリン6世が殺された。ナズグールモルドール戻りミナス・イシル包囲した1999年 - エレボールが創建された。 2050年 - ゴンドール王朝終わりエレッサール王の帰還まで)。 2430年頃 - スメアゴル誕生。 2460年 - サウロン中つ国戻った。南闇の森のドル・グルドゥアに拠点確立した2463年 - いとこのデアゴルを殺した後、後にゴクリとして知られることになるスメアゴル4番目の一つの指輪所持者となる。 2501年 - エオルがエオセオドの統治者となる。 2509年 - ゴンドールの執政キリオン軍事援助要請をエオセオドに送ったケレブリーアンオーク待ち伏せられて、毒の傷を受け、これにより中つ国去った。 2510年 - ローハンゴンドールとの同盟発効する東夷ゴンドールへの大規模な侵入着手したバルホスはロヴァニオンを侵略して独立しているくにとしては滅亡させた。そしてゴンドール侵入し、カレナルゾンの大部分征服したが、エオセオドの人々撃退したゴンドールはカレナルゾンの無人の州をエオセオドの人々与えた。 2545年 - ローハン最初の王、青年王エオル東夷との高地(ウオルド)の戦いで死んだ。ブレゴは第2代ローハン王としてかれの後を継いだ。 2570年 - アルドールは、わずか26歳で父ブレゴの死でローハン3番目の王になった。 2645年 - フレアはかれの父のアルドール死後ローハン4番目の王になった。 2659年 - フレアヴィネ、ローハン5番目の王即位。 2680年 - ゴールドヴィネ、ローハンの6番目の王即位。 2699年 - デオル、ローハン7番目の王即位。 2718年 - グラムローハンの8番目の王即位。 2741年 - ローハンの9番目の王槌手王ヘルム王位就いた第一王家最後の王となった。 2746年 - ドル・アムロスの第15代大公アムソロスはウンバール海賊対すドルエン=エアニルの防衛戦落命した。 2758年 - 褐色人は、ウルフの下、ウンバール海賊助け得てローハン侵入した。 2758-2759年の長い冬 - 褐色人は角笛城を包囲した。 2759年 - ローハンの王、槌手王ヘルム褐色人に殺された。かれの甥ヒルデ息子フレアラフが後を継いだサルマンアイゼンガルド住みついた。 2798年 - ヒルデ息子フレアラフ、ローハン10番目の王は死んだ。かれの息子ブリッタ・レオファが後を継いだ。 2799年 - アザヌルビザールの戦いモリア東門であった。そこで、ドワーフサウロンの手先のオーク達を破ったが、ドゥリンの禍バルログ)とは戦うことなく撤退した。 2842年 - ブリッタ・レオファ、ローハン11番目の王は死んだ。 かれの息子ヴァルダが後を継いだ2850年 - ガンダルフは、ドル・グルドゥアに入り、そこでサウロン戻ってきたと確認した2851年 - ヴァルダローハン12番目の王はオーク殺され、かれの息子フォルカが後をついだ。 2864年 - フォルカローハン13番目の王は雑木山大猪殺される息子のフォルクヴィネが後をついだ。 2885年 - ハロンドールが再度ウンバール海賊支持受けたハラドリムに侵略される。フォルクヴィネ王の双子息子、ファストレドとフォルクレドはポロス渡し戦いで殺された。 2890年9月22日 - ビルボ・バギンズ生まれる。 2903年 - フォルクヴィネ、ローハン14番目の王は死んで、かれの末の息子フェンゲルが後を継ぐ。 2907年 - ギルラインの誕生(後にアラソルン2世の妻となる)。 2911-2912年 - 凶年の冬。ホビット庄侵入したその後洪水でサルバドは壊滅した2930年 - アラソルン2世ドゥーネダインの族長になった。 2931年 - アラソルン2世とギルラインの息子アラゴルン誕生2933年 - アラソルン2世オーク狩っていて、殺される。 2941年7月 - ビルボ・バギンズ一つの指輪手に入れた白の会議はドル・グルドゥアからサウロン追い出した。 2941年10月 - エスガロスは竜のスマウグ攻撃されその後スマウグ弓の達人バルド英語版)に殺された。五軍合戦2951年 - 後にアラゴルンとして知られることになるエステル成年達し、かれの遺産について話を聞くウンバール海賊は、モルドール公然と同盟しアル=ファラゾーンサウロン対す勝利記念碑破壊した。 2953年 - 白の会議最後会合ローハン15番目の王フェンゲルは死んだ息子のセンゲルはローハン戻って、後を継いだ。 2956年 - アラゴルン初め灰色のガンダルフ会った。 2957-2980年 - アラゴルンは「ソロンギル」としてローハンのセンゲル王、およびゴンドールの執政エクセリオン2世軍隊勤務した。 2968年9月22日 - フロド・バギンズ生まれる。 2978年 - ボロミア誕生2980年 - アルウェンアラゴルンに手を与え結婚誓約とした。フロド・バギンズボート遊び事故でかれの両親失ったアラゴルンは、エクセリオン2世任務で、南方への作戦行動行いウンバール支配者、港の大将殺したサムワイズ・ギャムジー生まれる。センゲルの息子セオデンはかれの父の死の後にローハン17番目の王になったセオデン第二家系最後の王である。 2982年 - メリアドク・ブランディバックメリー)の誕生。 2983年 - ファラミア誕生。 2989 年 - フロド・バギンズビルボ・バギンズ養子となる。バーリン導いるドワーフ一団モリアへの再入植試みた。 2990年 - ペレグリン・トゥックピピン)の誕生。 2991年 - エオメル誕生。 2994年 - バーリン殺された。モリアドワーフ居留地滅亡した。 2995年 - エオウィン誕生3001年 - ビルボ・バギンズ111になってホビット庄去った3002年 - 恐らくパール・トゥックよって押されたために、トゥック一族の女家長119歳のラリア・クレイハンガーLalia Clayhangerは死んだビルボ裂け谷住みついた。 3009年 - アラゴルンガンダルフ要請ゴクリ捕らえ闇の森スランドゥイル王の広間にかれを連れて来た。 3014年 - サルマンは、ローハン17番目の王、セオデン弱らせる策略始めた

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第三紀

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アルダの年表」の記事における「第三紀」の解説

2年 - あやめ野の戦い 1432年 - 同族間の争いあからさまな反逆になった1447年 - エルイの渡し合戦 1945年 - 野営地合戦 1975年 - フォルノスト合戦 2509年 - ケレブラントの野の戦い 2747年 - 緑野合戦 2799年 - アザヌルビザールの戦いドワーフとオークの戦争一部) 2941年 - 五軍合戦

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第三紀

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中つ国関連の記事のカテゴリー別一覧」の記事における「第三紀」の解説

トーリンとその仲間 トーリン2世オーケンシールド Thorin II Oakenshield バーリン Balin ドワーリン Dwalin フィーリli キーリli ドーリ Dori ノーリ Nori オーリ Ori オイン Óin グローイン Glóin ビフール Bifur ボフール Bofur ボンブール Bombur ビルボ・バギンズ Bilbo Baggins 指輪の仲間 フロド・バギンズ Frodo Baggins サムワイズ・ギャムジー Samwise Gamgeeサム Samメリアドク・ブランディバック Meriadoc Brandybuck (メリー Merryペレグリン・トゥック Peregrin Tookピピン Pippinアラゴルン Aragorn馳夫 Striderボロミア Boromir 灰色のガンダルフ Gandalf the Grey レゴラス Legolas ギムリ Gimli (グローイン息子ゴンドールの王たち: ゴンドールの王たち参照アルノールの王たち: アルノールの王たち参照アルセダインの王たち: アルノールの王たち#アルセダイン王を参照アルノール野伏首領: ドゥーネダイン#ドゥーネダインの族長参照ゴンドールの執政 Stewards of Gondor ローハンの王たち Kings of Rohan 魔法使い Wizards つまりイスタリ Istari 白のサルマン Saruman the White 灰色のガンダルフ Gandalf the Grey 茶色ラダガスト Radagast the Brown イスリン・ルイン Ithryn Luin (青の魔法使いドワーフつまりドゥリンの民:ドゥリンの民 Durin's folk参照その他の登場人物 エルフ Elvesミスロンドのキーアダン Círdan of Mithlond ケレブリーアン Celebrían, エルロンドの妻 エルラダン Elladan エルロヒア Elrohir スランドゥイル Thranduil, 北闇の森の王 人間 Menベオルン Beorn ヴィドゥガヴィア Vidugavia ヴィドゥマヴィ Vidumavi イムラヒル Imrahil,ドル・アムロスの大公 ホビット Hobbitsバンドブラス Bandobras 牛うなりのトゥック Bullroarer Took デアゴル Déagol スメアゴル Sméagol, つまりゴクリ Gollum 木の鬚 Treebeard トム・ボンバディル Tom Bombadil シェロブ Shelob サウロン Sauron (しばしばサウロンの目 Eye of Sauron認識されるサウロンの口 The Mouth of Sauron

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クウェンヤ」の記事における「第三紀」の解説

中つ国の第三紀(『指輪物語』の時代)には、クウェンヤは公式な名前と著作にだけ使われるようになっていた。これは中世ヨーロッパでのラテン語使用法に近い。公式な言語として、および書き言葉として使用される想定されていて、シンダール語すべてのエルフ話し言葉としていた。しかしながらノルドール依然として覚えていて、価値あるものとして扱っていて、フロド挨拶 elenla lúmenn' omentielvo(「エレン シラ ルメン オメンティエルボ われらのあい出会う時、一つ星が輝く」『旅の仲間上巻第3章)に対す態度からそれを知ることができる。言語流謫経て発展し続け伝承言語としての調整行ったので、流謫ノルドールクウェンヤ多少ヴァリノールクウェンヤ異なっていた。発音にもいくらか変更があった。

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アルダの歴史」の記事における「第三紀」の解説

この時代出来事は『ホビットの冒険』『指輪物語』そして『シルマリルの物語所収の「力の指輪と第三紀のこと」で語られている。 ヌーメノール生き残りエレンディルたちは中つ国漂着した。かれらは仇敵サウロン生存を知ると、エルフたちと「最後同盟」を結んで立ち向かったイシルドゥアによって一つの指輪奪われ冥王サウロン無力化されるが、指輪自体破壊されなかったため、長い時間をかけて復活することができた。 西方の人間たちの国も、エルフドワーフたちも衰えゆき、その一方で闇の勢力栄える中、ホビット族フロド・バギンズ偉業により、今度こそ一つの指輪破壊されサウロンは完全に消え去った詳細は「第三紀 (トールキン)」を参照

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ゴンドール」の記事における「第三紀」の解説

933年:エアルニル一世南方良港ウンバール攻略しゴンドール領とする。 1050年:ヒャルメンダキル王のもとで最盛期迎える。 1432年:王位めぐって内乱が起こる(1447年まで)。 1448年:逃れた叛徒によりウンバール陥落する1636年:疫病により王と王子全員死亡する1640年:王宮オスギリアスからミナス・アノールに遷される。 1856年:東夷馬車族侵攻により、東側領土喪失する1900年:ミナス・アノールに白の塔が築かれる1940年:アルノールアルセダイン)との間で連携再確認される。 1944年:アルセダイン王アルヴェドゥイによるゴンドール王位請求無視される2002年:モルドール軍の攻撃ミナス・イシルがふたたび陥落する2050年:エアルヌア王が行不明となり、以降執政による統治が行われる。 2475年:はじめてモルドール軍にウルク大型オーク)族が出現オスギリアス戦禍の末に廃墟となる。 2510年:エオセオド国の援軍によってケレブランドの戦い勝利する。カレナルゾンの地がロヒアリム(エオセオド国人)に与えられローハン建国される。 2758年:海賊船団による大襲撃。 2852年:白の木が枯れる。 2954年:滅びの山噴火し、イシリエンから全住民脱出する3018年:指輪戦争オスギリアス攻撃を受ける。 3019年:指輪戦争勝利する。エレスサール・テルコンタール、ゴンドール王となり、北方王国合同する

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第三紀

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サウロン」の記事における「第三紀」の解説

一つの指輪破壊されなかったためサウロン滅ぶことはなかったものの、指輪奪われたことはサウロンにとって大打撃であった。彼は第三紀初め1000年間は形も定かならず、眠り中にあった。しかし1050年頃に緑森大森林を影が覆うようになるこのため森大森林以後闇の森呼ばれるうになる。これがサウロン最初の復活兆候であった。そして、1100年頃に闇の森南端にあるドル=グルドゥアに拠点設けて死人占い師として形をとる。しかしエルフ賢者たち当初これはサウロン本人ではなくナズグール一人だと考えていた。 サウロンナズグール呼び集めると、自身は力を蓄えながら敵対勢力の力を削ぐことに専念した1300年頃にふり山脈増加したオーク達がドワーフ攻撃する。そして同時期にサウロン最強下僕たるナズグール首領北方派遣され、アングマール魔国建国する。以後ナズグール首領アングマールの魔王呼ばれるうになる魔王1409年最初の攻撃皮切りに繰り返しアルノール攻撃し1974年遂にこれを滅ぼすに至る。しかし1975年にアングマールは裂け谷ゴンドールの軍によって滅ぼされる魔王北方から退却し1980年モルドールナズグール招集すると、2000年ミナス=イシル攻撃陥落させてミナス=モルグル作り変えてしまう。このためミナス=イシルにあったパランティーア一つサウロンの手落ちた。そして2050年には魔王挑発乗ったエアルヌアが死亡しゴンドール王統途絶えることになる。 2063年灰色のガンダルフドル=グルドゥアに偵察赴くと、まだ自らの正体公に出来るほど回復していなかったサウロン退いて東方隠れる。この後およそ400年間は平穏無事な時期が続く。これを警戒的平和と呼ぶ。しかし2460年にサウロン以前にも力を増してドル=グルドゥアに帰還する。これ以後邪悪な者達の活動活発になっていく。ナズグールによるゴンドール攻撃がしばしば起きるようになり、ふり山脈にはオーク拠点築かれバルログ滅ぼされモリアには、サウロンオーク送り込まれる。遥か北方では竜がその数を増やし、再び姿を現すようになりドワーフ達を悩ませ始める。オーク東夷、ハラドリム、南寇の襲撃や、大疫病(やみ病)・二度大寒波によって西方世界次第衰微していく。 2850年ガンダルフが再びドル=グルドゥアに潜入する。そして彼は遂に死人占い師正体突き止める。この事は白の会議報告されたが、議長白のサルマン一つの指輪欲していたため、指輪サウロン求めて現れることを期待してサウロンに対して特に手出ししない決断下す。しかしサウロン一つの指輪求めてあやめ野を捜索していることを知ると、2941年の会議ではサウロンへの攻撃同意する。そして白の会議攻められサウロンドル=グルドゥアから撤退するが、この攻撃は遅きに失していた。サウロンは既にモルドールへの帰還準備終えていたため、そちらに移るつもりだったからである。それゆえこの撤退見せかけのものに過ぎなかった。2951年モルドール公然と復活宣言したサウロンは、バラド=ドゥーア再建するとともに中つ国支配下に置くべく配下軍勢招集し再び侵略開始する3000年にはオルサンクパランティーア使用したサルマン捕捉し、彼を配下迎えている。サルマン内心ではサウロン出し抜き指輪手に入れ中つ国支配者になるつもりであったが、サウロン次第サルマン精神的に圧倒し、また元々は二人ともアウレ従属神であったため、サルマン考えていたことはサウロン予測されていた。 3009年モルドール侵入していたゴクリ捕らえると、彼を拷問にかけることで、一つの指輪バギンズというホビットの手にあることを知る。サウロン如何にしてそれを奪還するか策を練っていたが、3017年に解放したゴクリエルフ捕らえられガンダルフがそこへ向かったことを聞き及ぶと、最早一刻猶予もないと考えナズグール派遣することを決意する3018年サウロンナズグール密かにホビット庄向けて送り出すナズグール道中遭遇したサルマン間者利用することで、ホビット庄正確な位置地図加えてバギンズ姓の者に関して詳細な情報を得、ホビット庄を守るドゥーネダイン野伏達を蹴散らすと、遂にビルボ・バギンズの家に辿り着く。しかし家は既にもぬけの殻であったナズグール今や新たな指輪所持者となったフロド・バギンズ追撃し瀕死の重傷負わせることに成功するが、イシルドゥア世継ぎであるアラゴルン上のエルフであるグロールフィンデル邪魔立てと、裂け谷護るエルロンド魔力前にして、あと一歩の所で及ばずモルドールへと逃げ帰ったサウロンナズグール新たな乗騎を授けると空からの監視開始する一方サウロン同盟軍であったサルマン敗北すると、オルサンクにあったパランティーアホビットペレグリン・トゥック覗いてしまい、サウロンの眼に捉えられてしまう。サウロンサルマン指輪持ったホビット捕らえた勘違いし急遽ナズグールサルマンのもとへ派遣する。ところが次にパランティーア見たものは鍛え直されナルシルことアンドゥリルを手にし、自らをイシルドゥア末裔名乗るアラゴルンの姿であった。そしてサルマンのもとに派遣されナズグール見たのは破壊されアイゼンガルドサルマン敗北であった。このことから、サウロンアラゴルン一つの指輪持っている考えるようになり、予定前倒しして西方諸国への攻撃敢行することにする。特にゴンドールには魔王総大将とした軍勢送り出しミナス・ティリス包囲するものの、そこで行われたペレンノール野の合戦サウロン軍は敗北し魔王滅ぶこととなったしかしながら合戦結果西方軍は大きく弱体化したのに対しサウロン側は未だ勝利するに足る十分な軍事力保有していた。フロドによる指輪破壊以外に勝ち目がない西方側は、ガンダルフ献策によって黒門向かって進撃しサウロン注意をそちらに惹く陽動作戦を取る。サウロンはこれを一つの指輪手に入れたことによる慢心表れ考え、敵が完全に指輪使いこなせるようになるには時間がかかるため、その前に全力持って打倒して指輪奪回しようと企てる。そして黒門の戦いにおいて西方軍はサウロン前に破れようとしていたが、この最中指輪滅びの山の火に投じられたことで、サウロン王国崩壊し彼の持てる力は失われた彼の魂はモルドール上空巨大な人影のような黒雲となって現れ、見るもの全て恐怖させたが、西方からの大風によって吹き払われた。 かくして拠り所である指輪破壊されサウロンは、再び力をつけることも形を取ることも出来なくなり、彼はただの悪意ある無力な影と化して、かつての主と同じく虚空へ去ることとなった

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第三紀

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グロールフィンデル」の記事における「第三紀」の解説

その自己犠牲によって「ノルドールの叛乱」の罪を許されグロールフィンデルは、再び肉体与えられ、力を強めサウロン勢力苦しエルダールへの助力として、中つ国へと送り出された。

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