だいさん‐き【第三紀】
第三紀
第三紀
第三紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 16:59 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動累代 | 代 | 紀 | 世 | 期 | 基底年代 Mya[* 3] |
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顕生代 | 新生代 | 第四紀 | 完新世 | メガラヤン | 0.0042
|
ノースグリッピアン | 0.0082
| ||||
グリーンランディアン | 0.0117
| ||||
更新世 | 後期更新世 | 0.129 | |||
チバニアン | 0.774 | ||||
カラブリアン | 1.8 | ||||
ジェラシアン | 2.58 | ||||
新第三紀 | 鮮新世 | ピアセンジアン | 3.6 | ||
ザンクリアン | 5.333 | ||||
中新世 | メッシニアン | 7.246 | |||
トートニアン | 11.63 | ||||
サーラバリアン | 13.82 | ||||
ランギアン | 15.97 | ||||
バーディガリアン | 20.44 | ||||
アキタニアン | 23.03 | ||||
古第三紀 | 漸新世 | チャッティアン | 27.82 | ||
ルペリアン | 33.9 | ||||
始新世 | プリアボニアン | 37.8 | |||
バートニアン | 41.2 | ||||
ルテシアン | 47.8 | ||||
ヤプレシアン | 56 | ||||
暁新世 | サネティアン | 59.2 | |||
セランディアン | 59.2 | ||||
ダニアン | 66 | ||||
中生代 | 251.902
| ||||
古生代 | 541 | ||||
原生代 | 2500 | ||||
太古代[* 4] | 4000 | ||||
冥王代 | 4600 | ||||
第三紀(だいさんき、Tertiary)は地質時代区分の1つである。絶対年代では、6430万年前から260万年前までである。国際地質科学連合(IUGS)は「非公式用語」に位置づけている。三紀層と呼んでいたこともある。
概要
18世紀中頃にイタリアの地質学者ジョヴァンニ・アルドゥイノが、イタリアの南アルプスの地層やそこに含まれる化石の分類から、地質時代を3つの時代区分に定義した。
- 第一紀(伊: Primario)は化石の出ない時代。
- 第二紀(伊: Secondario)は化石が出るが現生生物とは遙かに異なる。
- 第三紀(伊: Terziarioo)は現生生物に近い生物の化石が出る時代、後に第三紀は分割され第四紀(伊: Quaternaio)が追加された。
長らく、白亜紀の次に来る新生代の最初の時代(紀)は第三紀(英語: Tertiary)とされてきたが、1989年に国際地質科学連合(IUGS)は新生代をPaleogene(古第三紀), Neogene(新第三紀), Quaternary(第四紀)の3つの紀からなるものとし、Tertiary の語を正式な用語から外した[1]。
新生代の区分については、その後も第四紀の廃止提案や、新第三紀と第四紀の境界変更など議論が続いた。2009年に現在の定義(2008年改定)が批准され、「第三紀」Tertiary の用語は廃止された[2][3](議論については新生代を参照)。
日本語では Paleogeneが「古第三紀」、Neogeneが「新第三紀」と訳され[3]、2009年の新定義批准後も当面のこととして「第三紀」を含む訳が踏襲されている[3]。Paleogene/Neogeneに対して「古成紀/新成紀」「古獣紀/新獣紀」など、訳語を改定するいくつかの提案がなされている[4]が、方針化はまだなされていない。
大陸
この紀の初期には、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸の間にまだテチス海が存在していたが、インド・アラビア・アフリカの各プレートが北に移動するにつれて押し縮められていきつつあり、陸地も競り上がっていきアルプス山脈とヒマラヤ山脈ができあがり、テチス海もプレート同士の押し合いで最終的にはなくなってしまった[5]。 ゴンドワナ大陸は、いくつかの大陸に分かれていた。オーストラリアと南極大陸はおよそ漸新世まで隣接していた。ローラシア大陸は始新世の初めに北大西洋の拡大に伴い分裂し、北アメリカとグリーンランドがヨーロッパから切り離された。[6]
気候
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生物
古第三紀と新第三紀では生物相が大きく変わる。この紀を通じてツンドラ、針葉樹林、落葉樹林、草原、熱帯雨林という主要な植物区分がはっきりと確立されるようになった[7]。
脚注
- ^ “化石のこばなし 生物の大量絶滅—P/T境界とK/Pg境界”. 第42回特別展大化石展. 大阪市立自然史博物館 (2011年). 2017年5月24日閲覧。
- ^ 山口寿之. “第三紀”. 日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク所収). 2017年5月24日閲覧。
- ^ a b c “地球史Q&A”. 日本地質学会. 2017年5月24日閲覧。
- ^ 石渡明 (2006-2). “新生代の紀の名称として「古獣紀・新獣紀」の提案”. 地質学会ニュース 9 (2) 2017年5月24日閲覧。.
- ^ リチャード・サウスウッド、2007年 251ページ
- ^ リチャード・サウスウッド 2007年 252ページ
- ^ リチャード・サウスウッド 2007年 256ページ
参考文献
- リチャード・サウスウッド著、垂水雄二訳 『生命進化の物語』 八坂書房 2007年 ISBN 978-4-89694-887-5
関連項目
外部リンク
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月15日閲覧。
第三紀
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長さ3021年だった。特に記していない場合、追補編 B等(註を参照)によっている。 ホビット庄暦についての注意: 第三紀1601年にホビット庄は設立され、この年がホビット庄紀元元年である。したがって、第三紀の年号から1600を引くことでホビット庄暦の年に変換することができる。 2年 - ミナス・ティリスで白の木が植えられ、あやめ野の戦いでオークにイシルドゥアが殺され、一つの指輪はあやめ川に失われた。 109年 - エルロンドはケレボルンとガラドリエルの娘ケレブリーアンと結婚した。 130年 - エルロンドとケレブリーアンの間にエルラダンとエルロヒアが生まれた。 241年 - エルロンドとケレブリーアンの娘アルウェン・ウンドーミエルが生まれた。 492年 - 東夷がゴンドールに侵入した。 541年 - 東夷がゴンドールに再度侵入しローメンダキル王を殺した。 550年頃 - ゴンドールのトゥランバール王はリューンの東夷を破った。ロヴァニオンの王国はゴンドールの同盟国になった。 861年 - エアレンドゥアの死の後、アルノール王国はアルセダイン、カルドラン、およびルダウアに分裂した。 933年 - ゴンドールのエアルニル1世は奇襲によりウンバールを奪取した。 936年 - エアルニル1世は海で行方不明となった。 1000年頃 - 魔法使いが中つ国に来た。 1015年 - ヒャルメンダキル1世はゴンドールの王位に就いた。 1015年 - ウンバールの黒きヌーメノール人はかれらの故地を包囲した。 1030年 - ウンバールの包囲が終了し、黒きヌーメノール人はウンバールを回復した。 1050年 - ゴンドールの王ヒャルメンダキル1世はウンバールを征服した。ホビットがエリアドールに入植した。 1149年 - ヒャルメンダキル1世が死に、アタナタールはゴンドールの王位についた。 1200年頃 - ロヴァニオンの統治者は、「ロヴァニオンの王」になった。 1248年 - ゴンドールのローメンダキル2世は決定的な打撃を東夷に与えた。ロヴァニオンとの強固な同盟を形成し、アンドゥインの東の地すべてをロヴァニオンに割譲した。 1255年 - エルダカール生まれる。 1259年頃 - カスタミア生まれる。 1300年 - ナズグールが中つ国に再び現れ、魔王が造ったアングマールの王国が初めてアルセダインの北東の境界に現れる。 1344年 - ヴィドゥマヴィの死。 1356年 - アルセダインの王アルゲレブ1世は、いまやアングマールの操るルダウアの侵略を受け、殺された。かれの息子アルヴェレグ1世が王位を継いだ。 1366年 - ヴァラカールがゴンドールの王座を継いだ。 1409年 - カルドランはアングマールの王国によって征服され、ルダウアは滅亡。風見が丘の見張り搭と防備は、焼かれ、破壊された。 1432年 - エルダカールは、かれの父ヴァラカールの後を継いでゴンドールの王となった。 1437年 - 艦船の主、簒奪者カスタミアはゴンドールの王を僭称した。オスギリアスのパランティーアは川の中に失われた。 1447年 - エルダカールはロヴァニオン軍と共にゴンドールを回復し、カスタミアを殺した。 1448年 - 簒奪者カスタミアの息子とゴンドールの艦隊の大部分は南のウンバールまで逃れる。ウンバールの海賊として知られるようになった。 1540年 - ゴンドールのアルダミア王はハラドリムに殺された。 1600年 - 二人のファロハイド(ホビットを参照)の兄弟が、バランドゥイン川に渡り、対岸に住み着き、多くのホビットが後に続いた。 1601年 - ホビット庄へのホビットの植民始まる。 1634年 - ウンバールの海賊がゴンドールを襲い、ペラルギアでミナルディル王を殺し、都市を略奪した。 1636年 - 悪疫によりゴンドールとロヴァニオンの人口が激減した。 1810年 - ゴンドールのテルメフタール王はウンバールを滅ぼし、ウンバールダキルと改名した。 1851年 - 馬車族が初めてゴンドールを攻撃した。 1856年 - 馬車族がゴンドールの東の領土を侵略した。ナルマキル2世の死。 1899年 - ゴンドールは東から馬車族を攻撃した。馬車族によって占領されていたロヴァニオンは反乱を起こし、解放された。 1936年 - オンドヘアはカリメフタールの後を継いぎゴンドールの王となった。 1944年 - 馬車族とハラドリムの侵入時の戦いで、ゴンドールのオンドヘア王は息子たちとともに殺された。 1945年 - エアルニル2世がゴンドールの王を継いだ。 1964年 - アルセダインのアラファント王の息子、アルヴェドゥイが王位にいた。 1974年 - アルセダインの王国はアングマールに征服された。 1975年 - アルヴェドゥイの死。ゴンドールはフォルンオストの合戦でアングマールを滅ぼした。 1980年 - モリアのドワーフはドゥリンの禍すなわちバルログを呼び覚ましてしまった。これに、カザド=ドゥームの王ドゥリン6世が殺された。ナズグールがモルドールに戻り、ミナス・イシルを包囲した。 1999年 - エレボールが創建された。 2050年 - ゴンドールの王朝の終わり(エレッサール王の帰還まで)。 2430年頃 - スメアゴルの誕生。 2460年 - サウロンが中つ国に戻った。南闇の森のドル・グルドゥアに拠点を確立した。 2463年 - いとこのデアゴルを殺した後、後にゴクリとして知られることになるスメアゴルが4番目の一つの指輪の所持者となる。 2501年 - エオルがエオセオドの統治者となる。 2509年 - ゴンドールの執政キリオンは軍事援助の要請をエオセオドに送った。ケレブリーアンはオークに待ち伏せられて、毒の傷を受け、これにより中つ国を去った。 2510年 - ローハンとゴンドールとの同盟が発効する。東夷はゴンドールへの大規模な侵入に着手した。バルホスはロヴァニオンを侵略して、独立しているくにとしては滅亡させた。そしてゴンドールに侵入し、カレナルゾンの大部分を征服したが、エオセオドの人々が撃退した。ゴンドールはカレナルゾンの無人の州をエオセオドの人々に与えた。 2545年 - ローハンの最初の王、青年王エオルは東夷との高地(ウオルド)の戦いで死んだ。ブレゴは第2代ローハン王としてかれの後を継いだ。 2570年 - アルドールは、わずか26歳で父ブレゴの死でローハンの3番目の王になった。 2645年 - フレアはかれの父のアルドールの死後にローハンの4番目の王になった。 2659年 - フレアヴィネ、ローハンの5番目の王即位。 2680年 - ゴールドヴィネ、ローハンの6番目の王即位。 2699年 - デオル、ローハンの7番目の王即位。 2718年 - グラム、ローハンの8番目の王即位。 2741年 - ローハンの9番目の王槌手王ヘルムが王位に就いた。第一王家の最後の王となった。 2746年 - ドル・アムロスの第15代大公アムソロスはウンバールの海賊に対するドル=エン=エアニルの防衛戦で落命した。 2758年 - 褐色人は、ウルフの下、ウンバールの海賊の助けを得てローハンに侵入した。 2758-2759年の長い冬 - 褐色人は角笛城を包囲した。 2759年 - ローハンの王、槌手王ヘルムは褐色人に殺された。かれの甥ヒルデの息子フレアラフが後を継いだ。サルマンがアイゼンガルドに住みついた。 2798年 - ヒルデの息子フレアラフ、ローハンの10番目の王は死んだ。かれの息子ブリッタ・レオファが後を継いだ。 2799年 - アザヌルビザールの戦いがモリアの東門であった。そこで、ドワーフはサウロンの手先のオーク達を破ったが、ドゥリンの禍(バルログ)とは戦うことなく撤退した。 2842年 - ブリッタ・レオファ、ローハンの11番目の王は死んだ。 かれの息子ヴァルダが後を継いだ。 2850年 - ガンダルフは、ドル・グルドゥアに入り、そこでサウロンが戻ってきたと確認した。 2851年 - ヴァルダ、ローハンの12番目の王はオークに殺され、かれの息子フォルカが後をついだ。 2864年 - フォルカ、ローハンの13番目の王は雑木山の大猪に殺される。息子のフォルクヴィネが後をついだ。 2885年 - ハロンドールが再度ウンバールの海賊の支持を受けたハラドリムに侵略される。フォルクヴィネ王の双子の息子、ファストレドとフォルクレドはポロスの渡しの戦いで、殺された。 2890年9月22日 - ビルボ・バギンズ生まれる。 2903年 - フォルクヴィネ、ローハンの14番目の王は死んで、かれの末の息子フェンゲルが後を継ぐ。 2907年 - ギルラインの誕生(後にアラソルン2世の妻となる)。 2911-2912年 - 凶年の冬。狼がホビット庄に侵入した。その後の洪水でサルバドは壊滅した。 2930年 - アラソルン2世はドゥーネダインの族長になった。 2931年 - アラソルン2世とギルラインの息子、アラゴルンの誕生。 2933年 - アラソルン2世はオークを狩っていて、殺される。 2941年7月 - ビルボ・バギンズが一つの指輪を手に入れた。白の会議はドル・グルドゥアからサウロンを追い出した。 2941年10月 - エスガロスは竜のスマウグに攻撃され、その後スマウグは弓の達人バルド(英語版)に殺された。五軍の合戦。 2951年 - 後にアラゴルンとして知られることになるエステルは成年に達し、かれの遺産について話を聞く。ウンバールの海賊は、モルドールと公然と同盟し、アル=ファラゾーンのサウロンに対する勝利の記念碑を破壊した。 2953年 - 白の会議の最後の会合。ローハンの15番目の王フェンゲルは死んだ。 息子のセンゲルはローハンに戻って、後を継いだ。 2956年 - アラゴルンが初めて灰色のガンダルフに会った。 2957-2980年 - アラゴルンは「ソロンギル」としてローハンのセンゲル王、およびゴンドールの執政エクセリオン2世の軍隊で勤務した。 2968年9月22日 - フロド・バギンズが生まれる。 2978年 - ボロミアの誕生。 2980年 - アルウェンはアラゴルンに手を与え結婚の誓約とした。フロド・バギンズはボート遊びの事故でかれの両親を失った。アラゴルンは、エクセリオン2世の任務で、南方への作戦行動を行い、ウンバールの支配者、港の大将を殺した。サムワイズ・ギャムジー生まれる。センゲルの息子セオデンはかれの父の死の後にローハンの17番目の王になった。 セオデンは第二家系の最後の王である。 2982年 - メリアドク・ブランディバック(メリー)の誕生。 2983年 - ファラミアの誕生。 2989 年 - フロド・バギンズはビルボ・バギンズの養子となる。バーリン導いるドワーフの一団がモリアへの再入植を試みた。 2990年 - ペレグリン・トゥック(ピピン)の誕生。 2991年 - エオメルの誕生。 2994年 - バーリンが殺された。モリアのドワーフの居留地は滅亡した。 2995年 - エオウィンの誕生。 3001年 - ビルボ・バギンズは111歳になって、ホビット庄を去った。 3002年 - 恐らくパール・トゥックよって押されたために、トゥック一族の女家長、119歳のラリア・クレイハンガーLalia Clayhangerは死んだ。ビルボは裂け谷に住みついた。 3009年 - アラゴルンはガンダルフの要請でゴクリを捕らえ、闇の森のスランドゥイル王の広間にかれを連れて来た。 3014年 - サルマンは、ローハンの17番目の王、セオデンを弱らせる策略を始めた。
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第三紀
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2年 - あやめ野の戦い 1432年 - 同族間の争いはあからさまな反逆になった。 1447年 - エルイの渡しの合戦 1945年 - 野営地の合戦 1975年 - フォルノストの合戦 2509年 - ケレブラントの野の戦い 2747年 - 緑野の合戦 2799年 - アザヌルビザールの戦い(ドワーフとオークの戦争の一部) 2941年 - 五軍の合戦
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第三紀
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「中つ国関連の記事のカテゴリー別一覧」の記事における「第三紀」の解説
トーリンとその仲間 トーリン2世オーケンシールド Thorin II Oakenshield バーリン Balin ドワーリン Dwalin フィーリ Fíli キーリ Kíli ドーリ Dori ノーリ Nori オーリ Ori オイン Óin グローイン Glóin ビフール Bifur ボフール Bofur ボンブール Bombur ビルボ・バギンズ Bilbo Baggins 指輪の仲間 フロド・バギンズ Frodo Baggins サムワイズ・ギャムジー Samwise Gamgee (サム Sam) メリアドク・ブランディバック Meriadoc Brandybuck (メリー Merry) ペレグリン・トゥック Peregrin Took (ピピン Pippin) アラゴルン Aragorn (馳夫 Strider) ボロミア Boromir 灰色のガンダルフ Gandalf the Grey レゴラス Legolas ギムリ Gimli (グローインの息子) ゴンドールの王たち: ゴンドールの王たちを参照。 アルノールの王たち: アルノールの王たちを参照。 アルセダインの王たち: アルノールの王たち#アルセダイン王を参照。 アルノールの野伏の首領: ドゥーネダイン#ドゥーネダインの族長を参照。 ゴンドールの執政 Stewards of Gondor ローハンの王たち Kings of Rohan 魔法使い Wizards つまりイスタリ Istari 白のサルマン Saruman the White 灰色のガンダルフ Gandalf the Grey 茶色のラダガスト Radagast the Brown イスリン・ルイン Ithryn Luin (青の魔法使い) ドワーフつまりドゥリンの民:ドゥリンの民 Durin's folk を参照。 その他の登場人物 エルフ Elvesミスロンドのキーアダン Círdan of Mithlond ケレブリーアン Celebrían, エルロンドの妻 エルラダン Elladan エルロヒア Elrohir スランドゥイル Thranduil, 北闇の森の王 人間 Menベオルン Beorn ヴィドゥガヴィア Vidugavia ヴィドゥマヴィ Vidumavi イムラヒル Imrahil,ドル・アムロスの大公 ホビット Hobbitsバンドブラス Bandobras 牛うなりのトゥック Bullroarer Took デアゴル Déagol スメアゴル Sméagol, つまりゴクリ Gollum 木の鬚 Treebeard トム・ボンバディル Tom Bombadil シェロブ Shelob サウロン Sauron (しばしばサウロンの目 Eye of Sauronと認識される) サウロンの口 The Mouth of Sauron
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第三紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 14:12 UTC 版)
中つ国の第三紀(『指輪物語』の時代)には、クウェンヤは公式な名前と著作にだけ使われるようになっていた。これは中世ヨーロッパでのラテン語の使用法に近い。公式な言語として、および書き言葉として使用されると想定されていて、シンダール語はすべてのエルフが話し言葉としていた。しかしながら、ノルドールは依然として覚えていて、価値あるものとして扱っていて、フロドの挨拶 elen síla lúmenn' omentielvo(「エレン シラ ルメン オメンティエルボ われらのあい出会う時、一つ星が輝く」『旅の仲間』上巻第3章)に対する態度からそれを知ることができる。言語が流謫を経て発展し続け、伝承の言語としての調整を行ったので、流謫のノルドールのクウェンヤは多少ヴァリノールのクウェンヤと異なっていた。発音にもいくらかの変更があった。
※この「第三紀」の解説は、「クウェンヤ」の解説の一部です。
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第三紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 00:16 UTC 版)
この時代の出来事は『ホビットの冒険』『指輪物語』そして『シルマリルの物語』所収の「力の指輪と第三紀のこと」で語られている。 ヌーメノールの生き残り、エレンディルたちは中つ国に漂着した。かれらは仇敵サウロンの生存を知ると、エルフたちと「最後の同盟」を結んで立ち向かった。イシルドゥアによって一つの指輪を奪われ、冥王サウロンは無力化されるが、指輪自体が破壊されなかったため、長い時間をかけて復活することができた。 西方の人間たちの国も、エルフやドワーフたちも衰えゆき、その一方で闇の勢力が栄える中、ホビット族のフロド・バギンズの偉業により、今度こそ一つの指輪は破壊され、サウロンは完全に消え去った。 詳細は「第三紀 (トールキン)」を参照
※この「第三紀」の解説は、「アルダの歴史」の解説の一部です。
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第三紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:11 UTC 版)
933年:エアルニル一世、南方の良港ウンバールを攻略しゴンドール領とする。 1050年:ヒャルメンダキル王のもとで最盛期を迎える。 1432年:王位をめぐって内乱が起こる(1447年まで)。 1448年:逃れた叛徒によりウンバールが陥落する。 1636年:疫病により王と王子が全員死亡する。 1640年:王宮がオスギリアスからミナス・アノールに遷される。 1856年:東夷の馬車族の侵攻により、東側領土を喪失する。 1900年:ミナス・アノールに白の塔が築かれる。 1940年:アルノール(アルセダイン)との間で連携が再確認される。 1944年:アルセダイン王アルヴェドゥイによるゴンドール王位請求が無視される。 2002年:モルドール軍の攻撃でミナス・イシルがふたたび陥落する。 2050年:エアルヌア王が行方不明となり、以降執政による統治が行われる。 2475年:はじめてモルドール軍にウルク(大型オーク)族が出現。オスギリアスが戦禍の末に廃墟となる。 2510年:エオセオド国の援軍によってケレブランドの戦いに勝利する。カレナルゾンの地がロヒアリム(エオセオド国人)に与えられ、ローハンが建国される。 2758年:海賊船団による大襲撃。 2852年:白の木が枯れる。 2954年:滅びの山が噴火し、イシリエンから全住民が脱出する。 3018年:指輪戦争。オスギリアスが攻撃を受ける。 3019年:指輪戦争に勝利する。エレスサール・テルコンタール、ゴンドール王となり、北方王国と合同する。
※この「第三紀」の解説は、「ゴンドール」の解説の一部です。
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第三紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:27 UTC 版)
一つの指輪が破壊されなかったためサウロンも滅ぶことはなかったものの、指輪を奪われたことはサウロンにとって大打撃であった。彼は第三紀初めの1000年間は形も定かならず、眠りの中にあった。しかし1050年頃に緑森大森林を影が覆うようになる。このため緑森大森林は以後闇の森と呼ばれるようになる。これがサウロンの最初の復活の兆候であった。そして、1100年頃に闇の森の南端にあるドル=グルドゥアに拠点を設けて、死人占い師として形をとる。しかしエルフや賢者たちは当初これはサウロン本人ではなく、ナズグールの一人だと考えていた。 サウロンはナズグールを呼び集めると、自身は力を蓄えながら敵対勢力の力を削ぐことに専念した。1300年頃に霧ふり山脈で増加したオーク達がドワーフを攻撃する。そして同時期にサウロンの最強の下僕たるナズグールの首領が北方に派遣され、アングマール魔国を建国する。以後ナズグールの首領はアングマールの魔王と呼ばれるようになる。魔王は1409年の最初の攻撃を皮切りに繰り返しアルノールを攻撃し、1974年遂にこれを滅ぼすに至る。しかし1975年にアングマールは裂け谷とゴンドールの軍によって滅ぼされる。魔王は北方から退却し1980年にモルドールでナズグールを招集すると、2000年にミナス=イシルを攻撃・陥落させてミナス=モルグルに作り変えてしまう。このためミナス=イシルにあったパランティーアの一つがサウロンの手に落ちた。そして2050年には魔王の挑発に乗ったエアルヌアが死亡し、ゴンドールの王統が途絶えることになる。 2063年に灰色のガンダルフがドル=グルドゥアに偵察に赴くと、まだ自らの正体を公に出来るほど回復していなかったサウロンは退いて東方に隠れる。この後およそ400年間は平穏無事な時期が続く。これを警戒的平和と呼ぶ。しかし2460年にサウロンは以前にも力を増してドル=グルドゥアに帰還する。これ以後、邪悪な者達の活動が活発になっていく。ナズグールによるゴンドールの攻撃がしばしば起きるようになり、霧ふり山脈にはオークの拠点が築かれ、バルログに滅ぼされたモリアには、サウロンのオークが送り込まれる。遥か北方では竜がその数を増やし、再び姿を現すようになりドワーフ達を悩ませ始める。オークや東夷、ハラドリム、南寇の襲撃や、大疫病(やみ病)・二度の大寒波によって西方世界は次第に衰微していく。 2850年にガンダルフが再びドル=グルドゥアに潜入する。そして彼は遂に死人占い師の正体を突き止める。この事は白の会議に報告されたが、議長の白のサルマンは一つの指輪を欲していたため、指輪がサウロンを求めて現れることを期待して、サウロンに対して特に手出ししない決断を下す。しかしサウロンが一つの指輪を求めてあやめ野を捜索していることを知ると、2941年の会議ではサウロンへの攻撃に同意する。そして白の会議に攻められたサウロンはドル=グルドゥアから撤退するが、この攻撃は遅きに失していた。サウロンは既にモルドールへの帰還準備を終えていたため、そちらに移るつもりだったからである。それゆえこの撤退は見せかけのものに過ぎなかった。2951年にモルドールで公然と復活を宣言したサウロンは、バラド=ドゥーアを再建するとともに、中つ国を支配下に置くべく配下の軍勢を招集し再び侵略を開始する。3000年にはオルサンクのパランティーアを使用したサルマンを捕捉し、彼を配下に迎えている。サルマンは内心ではサウロンを出し抜き、指輪を手に入れ中つ国の支配者になるつもりであったが、サウロンは次第にサルマンを精神的に圧倒し、また元々は二人ともアウレの従属神であったため、サルマンの考えていたことはサウロンに予測されていた。 3009年にモルドールに侵入していたゴクリを捕らえると、彼を拷問にかけることで、一つの指輪がバギンズというホビットの手にあることを知る。サウロンは如何にしてそれを奪還するか策を練っていたが、3017年に解放したゴクリがエルフに捕らえられガンダルフがそこへ向かったことを聞き及ぶと、最早一刻の猶予もないと考えナズグールを派遣することを決意する。3018年サウロンはナズグールを密かにホビット庄に向けて送り出す。ナズグールは道中遭遇したサルマンの間者を利用することで、ホビット庄の正確な位置や地図に加えてバギンズ姓の者に関しての詳細な情報を得、ホビット庄を守るドゥーネダインの野伏達を蹴散らすと、遂にビルボ・バギンズの家に辿り着く。しかし家は既にもぬけの殻であった。ナズグールは今や新たな指輪所持者となったフロド・バギンズを追撃し、瀕死の重傷を負わせることに成功するが、イシルドゥアの世継ぎであるアラゴルンや上のエルフであるグロールフィンデルの邪魔立てと、裂け谷を護るエルロンドの魔力を前にして、あと一歩の所で及ばずモルドールへと逃げ帰った。サウロンはナズグールに新たな乗騎を授けると空からの監視を開始する。一方、サウロンの同盟軍であったサルマンが敗北すると、オルサンクにあったパランティーアをホビットのペレグリン・トゥックが覗いてしまい、サウロンの眼に捉えられてしまう。サウロンはサルマンが指輪を持ったホビットを捕らえたと勘違いし、急遽ナズグールをサルマンのもとへ派遣する。ところが次にパランティーアで見たものは鍛え直されたナルシルことアンドゥリルを手にし、自らをイシルドゥアの末裔と名乗るアラゴルンの姿であった。そしてサルマンのもとに派遣されたナズグールが見たのは破壊されたアイゼンガルドとサルマンの敗北であった。このことから、サウロンはアラゴルンが一つの指輪を持っていると考えるようになり、予定を前倒しして西方諸国への攻撃を敢行することにする。特にゴンドールには魔王を総大将とした軍勢を送り出しミナス・ティリスを包囲するものの、そこで行われたペレンノール野の合戦でサウロン軍は敗北し、魔王も滅ぶこととなった。しかしながら合戦の結果西方軍は大きく弱体化したのに対し、サウロン側は未だ勝利するに足る十分な軍事力を保有していた。フロドによる指輪の破壊以外に勝ち目がない西方側は、ガンダルフの献策によって黒門に向かって進撃し、サウロンの注意をそちらに惹く陽動作戦を取る。サウロンはこれを一つの指輪を手に入れたことによる慢心の表れと考え、敵が完全に指輪を使いこなせるようになるには時間がかかるため、その前に全力を持って打倒して指輪を奪回しようと企てる。そして黒門の戦いにおいて西方軍はサウロンの前に破れようとしていたが、この最中に指輪が滅びの山の火に投じられたことで、サウロンの王国は崩壊し彼の持てる力は失われた。彼の魂はモルドール上空に巨大な人影のような黒雲となって現れ、見るもの全てを恐怖させたが、西方からの大風によって吹き払われた。 かくして拠り所である指輪を破壊されたサウロンは、再び力をつけることも形を取ることも出来なくなり、彼はただの悪意ある無力な影と化して、かつての主と同じく虚空へ去ることとなった。
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第三紀
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その自己犠牲によって「ノルドールの叛乱」の罪を許されたグロールフィンデルは、再び肉体を与えられ、力を強めるサウロンの勢力に苦しむエルダールへの助力として、中つ国へと送り出された。
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