被子植物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 関係 > 一群 > 被子植物の意味・解説 

ひし‐しょくぶつ【被子植物】


被子植物

英訳・(英)同義/類義語:angiosperm

づpぃ
「生物学用語辞典」の他の用語
生物の名前総称など:  菌類  藻類  蛛形類  被子植物  被子植物類  裸子植物類  褐藻類

被子植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 07:37 UTC 版)

被子植物(ひししょくぶつ、学名Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名[注 1]種子植物(顕花植物)のうち、一般にと呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。


出典

  1. ^ Leebens-Mack, M.; Barker, M.; Carpenter, E. et al. (2019). “One thousand plant transcriptomes and the phylogenomics of green plants”. Nature 574 (7780): 679–685. doi:10.1038/s41586-019-1693-2. PMC 6872490. PMID 31645766. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6872490/. 
  2. ^ Guo, Xing (26 November 2021). “Chloranthus genome provides insights into the early diversification of angiosperms”. Nature Communications 12 (1): 6930. Bibcode2021NatCo..12.6930G. doi:10.1038/s41467-021-26922-4. PMC 8626473. PMID 34836973. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8626473/. 
  3. ^ a b APG 2016.
  4. ^ a b c d e Palmer, Jeffrey D.; Soltis, Douglas E.; Chase, Mark W. (October 2004). “The plant tree of life: an overview and some points of view”. American Journal of Botany 91 (10): 1437–45. doi:10.3732/ajb.91.10.1437. PMID 21652302. , Figure 2 Archived 2 February 2011 at the Wayback Machine.
  5. ^ Christenhusz, Maarten J. M.; Fay, Michael F.; Chase, Mark W. (2017). Plants of the World: An Illustrated Encyclopedia of Vascular Plants. University of Chicago Press. p. 114. ISBN 978-0-226-52292-0. https://books.google.com/books?id=LLo7DwAAQBAJ&pg=PA114 
  6. ^ Massoni, Julien; Couvreur, Thomas L.P.; Sauquet, Hervé (2015-03-18). “Five major shifts of diversification through the long evolutionary history of Magnoliidae (angiosperms)”. BMC Evolutionary Biology 15 (1): 49. Bibcode2015BMCEE..15...49M. doi:10.1186/s12862-015-0320-6. PMC 4377182. PMID 25887386. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4377182/. 
  7. ^ a b c d 伊藤 2013, p71-78

注釈

  1. ^ 日本では被子植物門の名称が一般的であるが、クロンキスト体系の分類名 Magnoliophyta を直訳した「モクレン門」を使う研究者もいる。ただし、新しい分岐学の知見から考慮するとモクレン門の呼称は、このグループの呼称には相応しくない。



被子植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 15:50 UTC 版)

エピジェネティクス」の記事における「被子植物」の解説

植物環境適応する遺伝的機構として、従来シグナル伝達経路および転写因子などによる制御中心とした研究進められてきた。しかし、エピジェネティクス進展により、植物のエピジェネティック過程および機構への理解進んできている。歴史的には、トウモロコシにおけるパラ変異、被子植物のゲノムインプリンティング導入DNA配列による遺伝子サイレンシングなどが、植物発見されエピジェネティック過程の例である。 分子レベルの機構として、他の生物群同じようDNAメチル化ヒストン化学的修飾非翻訳性RNAによる制御知られており、特にRNA指令DNAメチル化後述)は植物分野活発に研究進められてきた。アサガオの花の絞り模様トランスポゾンサイレンシング)・シロイヌナズナ春化開花時期DNAメチル化ヒストン修飾)・イネ冠水ストレス反応ヒストン修飾)などが、植物エピジェネティック過程によって影響受けている例として明らかになっている。また系統的に大きく離れているために詳細は違うといえ、被子植物におけるゲノムインプリンティングは、哺乳類の場合同じくDNAメチル化標識利用している。

※この「被子植物」の解説は、「エピジェネティクス」の解説の一部です。
「被子植物」を含む「エピジェネティクス」の記事については、「エピジェネティクス」の概要を参照ください。


被子植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 07:14 UTC 版)

花托」の記事における「被子植物」の解説

花托は、被子植物において厚くなった、そこから花が育つ部分である。ナシ状果イチゴ等の偽果では、花托果物可食部に育つ。 キイチゴ属果実は、円錐形花托頂上についた小核果の集合体である。ラズベリーを摘むと花托果実から離れるが、ブラックベリーでは果実についたままとなる。 また、イチゴイチジク食用部分花托発達して出来たのである

※この「被子植物」の解説は、「花托」の解説の一部です。
「被子植物」を含む「花托」の記事については、「花托」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「被子植物」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

被子植物

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 03:54 UTC 版)

名詞

   ひししょくぶつ

  1. 胚珠子房包まれている種子植物

関連語


「被子植物」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



被子植物と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「被子植物」の関連用語

1
70% |||||

2
70% |||||

3
70% |||||

4
花内蜜腺 デジタル大辞泉
70% |||||



7
顕花植物 デジタル大辞泉
56% |||||

8
54% |||||

9
種子植物 デジタル大辞泉
54% |||||

10
胎座 デジタル大辞泉
54% |||||

被子植物のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



被子植物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの被子植物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエピジェネティクス (改訂履歴)、花托 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの被子植物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS