APG_IVとは? わかりやすく解説

APG IV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/20 15:04 UTC 版)

APG IV は、主に分子系統学に基づいた被子植物の分類体系であるAPG体系の第4版である[1]。Angiosperm Phylogeny Groupから2016年に発表されたもので、先行するAPG III (2009年)から7年、最初のAPG体系 (1998年)から18年更新された体系である。2009年にはAPG IIIの発表とは別に、標本庫整備に必要な各科の順序を定めているが[2]、APG IVの発表論文では2009年の順序と新しい順序を併記している[1]




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APG IV

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APG体系」の記事における「APG IV」の解説

詳細は「APG IV」を参照 2016年第4版(APG IV)が公表された。体系大まかな概略APG III踏襲されているが、いくつかの点で変更されている。主な変更点は次の通りムラサキ目ビワモドキ目クロタキカズラ目メッテニウサ目ヴァーリア目新設した。 ケワ科、マカルトゥリア科、マウンディア科、サギゴケ科、ミクロテア科、ヌマミズキ科ペラ科、ペテナエア科、ペティウェリア科を新設した。 ウマノスズクサ科に旧カンアオイ科・旧ヒドノラ科・旧ラクトリス科包括させ、サンアソウ科に旧アナルスリア科・旧カツマダソウ科を包括させ、ツゲ科に旧ハプタントゥス科を包括させた。 学名に関しては、旧ススキノキ科代わりにツルボラン科」、旧メリアントゥス科・旧 ウィウィアニアス科の代わりに「フランコア科」を使用することになった。 この結果、目の総計64に、科の総計は416にそれぞれ変更となった二つ主な非公式の)クレードとして、バラ上群(superrosids) と キク上群(superasterids)が追加されそれぞれ バラ類(rosids) と キク類(asterids)の上クレード構成することになった

※この「APG IV」の解説は、「APG体系」の解説の一部です。
「APG IV」を含む「APG体系」の記事については、「APG体系」の概要を参照ください。

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