ヌクレオシド
ヌクレオシド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 05:14 UTC 版)
核酸塩基 | リボヌクレオシド | デオキシリボヌクレオシド |
---|---|---|
アデニン | アデノシン A | デオキシアデノシン dA |
グアニン | グアノシン G | デオキシグアノシン dG |
チミン | 5-メチルウリジン T[1] | チミジン dT[1] |
ウラシル | ウリジン U | デオキシウリジン dU |
シトシン | シチジン C | デオキシシチジン dC |
ヌクレオシド (nucleoside) は塩基と糖が結合した化合物の一種。塩基としては、アデニン、グアニンなどのプリン塩基、チミン、シトシン、ウラシルなどのピリミジン塩基、ニコチンアミド、ジメチルイソアロキサジンなどを含む。
アデノシン、チミジン、グアノシン、シチジン、ウリジンなどが代表的なヌクレオシドである。このほか、ジメチルイソアロキサジンとリボースからなるヌクレオシドはビタミンB2として有名である。
リボヌクレオシド、デオキシリボヌクレオシド
ヌクレオチド
リン酸と結合するとデオキシリボ核酸 (DNA) やリボ核酸 (RNA) を構成するヌクレオチドとなるほか、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドやフラビンヌクレオチドは脱水素補酵素として多くの生体反応に関与する。
脚注
- ^ a b Abbreviations and Symbols for Nucleic Acids, Polynucleotides and their Constituents N-1.1
- ^ ベーシック生化学 p67
- ^ 創薬科学・医薬化学 p107
関連項目
- TAS-102 - ヌクレオシド系抗悪性腫瘍剤
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