シチジンとは? わかりやすく解説

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シチジン

分子式C9H13N3O5
その他の名称シトシンリボシド、CytidineCytosine riboside、4-Amino-1-β-D-ribofuranosyl-2(1H)-pyrimidinone、1-(β-D-Ribofuranosyl)cytosine(-)-シチジン、(-)-Cytidine、リボシチジン、Ribocytidine
体系名:4-アミノ-1-(β-D-リボフラノシル)ピリミジン-2(1H)-オン、4-アミノ-1-β-D-リボフラノシル-2(1H)-ピリミジノン、シチジン、1-(β-D-リボフラノシル)シトシン


シチジン

英訳・(英)同義/類義語:cytidine, C , Cyd, cytidine

ピリミジン塩基シトシンリボースがグリコシル結合してできたヌクレオシド

シチジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/24 05:20 UTC 版)

シチジン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.000.555
IUPHAR/BPS
KEGG
MeSH Cytidine
PubChem CID
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
特性
外観 白色の結晶性粉末[2]
融点

230 °C (分解)[1]

磁化率 −123.7·10−6 cm3/mol
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
 verify (what is  N ?)

シチジン(Cytidine)は、ピリミジンヌクレオシドの1つでシトシンリボース環にβ-N1-グリコシド結合で接続した構造をもつ物質〈ヌクレオチド参照〉である。

シトシンデオキシリボース環に接合しているものは、デオキシシチジンである。

亜硝酸を作用させると、ウリジンになる。吸収極大波長はpHで変化し、pH 2で280 nm、pH 12で 271nmである。

出典

  1. ^ a b William M. Haynes (2016). CRC Handbook of Chemistry and Physics (97th ed.). Boca Raton: CRC Press. pp. 3–140. ISBN 978-1-4987-5429-3. https://books.google.com/books?id=VVezDAAAQBAJ 
  2. ^ Robert A. Lewis, Michael D. Larrañaga, Richard J. Lewis Sr. (2016). Hawley's Condensed Chemical Dictionary (16th ed.). Hoboken, New Jersey: John Wiley & Sons, Inc.. p. 688. ISBN 978-1-118-13515-0 

参考文献

  • 長倉三郎 ほか(編)「シチジン」『岩波理化学辞典』第5版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。
  • 八杉龍一 ほか(編)「シチジン」『岩波生物学辞典』第4版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。

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