アンフェタミン【amphetamine】
アンフェタミン
分子式: | C9H13N |
慣用名: | アンフェタミン、Benzedrine、(±)-Amphetamine、Amphetamine、エラストノン、(±)-ベンゼドリン、ベンゼドリン、(±)-アンフェタミン、Elastonon、(±)-Benzedrine、DL-アンフェタミン、DL-Amphetamine、(±)-α-Methylphenethylamine、(±)-α-メチルフェネチルアミン、DL-Benzedrine、DL-ベンゼドリン、α-アンフェタミン、dl-アンフェタミン、rac-(2R*)-2-Amino-1-phenylpropane、rac-(R*)-1-Phenyl-2-propanamine、rac-(R*)-1-Phenylpropane-2-amine、rac-(R*)-α-Methylphenethylamine、dl-Amphetamine、α-Amphetamine |
体系名: | rac-(R*)-α-メチルベンゼンエタンアミン、rac-(2R*)-2-アミノ-1-フェニルプロパン、rac-(R*)-1-フェニル-2-プロパンアミン、rac-(R*)-1-フェニルプロパン-2-アミン、rac-(R*)-α-メチルフェネチルアミン |
d‐アンフェタミン
分子式: | C9H13N |
その他の名称: | デキサンフェタミン、デキストロアンフェタミン、NSC-73713、Dexamfetamine、Dexamphetamine、Dextroamphetamine、(S)-α-Methylphenethylamine、(+)-Amphetamine、d-AM、デキサドリン、Dexadrine、d-Amphetamine、d-アンフェタミン、(+)-アンフェタミン、デクストロアンフェタミン、デクスアンフェタミン、[S,(+)]-α-Methylphenethylamine、(S)-α-Methylbenzeneethan-1-amine、[S,(+)]-アンフェタミン、S(+)-アンフェタミン、(2S)-1-Phenylpropane-2-amine、(S)-1-Phenyl-2-propanamine、S-(+)-Ap、S-(+)-アンフェタミン、S-(+)-Amphetamine、(S)-1-Phenylpropane-2-amine、(αS)-α-Methylbenzeneethanamine、[S,(+)]-Amphetamine、(S)-1-Methyl-2-phenylethaneamine、(S)-3-Phenylpropan-2-amine、(S)-α-Methylbenzeneethanamine |
体系名: | (S)-3-フェニルプロパン-2-アミン、(S)-α-メチルベンゼンエタンアミン、[S,(+)]-α-メチルフェネチルアミン、(S)-α-メチルベンゼンエタン-1-アミン、(S)-α-メチルフェネチルアミン、(2S)-1-フェニルプロパン-2-アミン、(S)-1-フェニル-2-プロパンアミン、(S)-1-フェニルプロパン-2-アミン、(αS)-α-メチルベンゼンエタンアミン、(S)-1-メチル-2-フェニルエタンアミン |
l‐アンフェタミン
分子式: | C9H13N |
その他の名称: | レバンフェタミン、Levamfetamine、l-Amphetamine、Levoamphetamine、(-)-Amphetamine、l-アンフェタミン、レボアンフェタミン、(-)-アンフェタミン、[R,(-)]-α-Methylphenethylamine、R(-)-アンフェタミン、R(-)-Amphetamine、(R)-1-Phenylpropane-2-amine、(1R)-1-Methyl-2-phenylethanamine、(R)-(-)-Amphetamine、(R)-(-)-アンフェタミン、(2R)-1-Phenylpropane-2-amine、(R)-1-Phenyl-2-propanamine、(R)-α-Methylbenzeneethanamine |
体系名: | (R)-1-フェニルプロパン-2-アミン、(R)-1-フェニル-2-プロパンアミン、(R)-α-メチルベンゼンエタンアミン、[R,(-)]-α-メチルフェネチルアミン、(1R)-1-メチル-2-フェニルエタンアミン、(2R)-1-フェニルプロパン-2-アミン |
アンフェタミン
アンフェタミン
強力な中枢神経刺激物で交感神経様作用薬。アンフェタミンは、アドレナリンとドーパミン吸収をブロックする作用、モノアミンの放出、モノアミンオキシダーゼの阻害などの作用がある。アンフェタミンは乱用薬物であり、幻覚発現薬である。L体は中枢神経への作用は少ないが、心臓血管作用は強い。D体はデクストロアンフェタミンと呼ばれる。
名前 | Amphetamine, Dextroamphetamine |
---|

CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
アンフェタミン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 22:28 UTC 版)
アンフェタミン(英語: amphetamine, alpha-methylphenethylamine)とは、間接型アドレナリン受容体刺激薬として、メタンフェタミンと同様の中枢興奮作用を持つ[1]。アメリカ合衆国では商品名Adderallで販売され、適応は注意欠陥・多動性障害 (ADHD) 及びナルコレプシーである。強い中枢興奮作用と精神依存性、薬剤耐性がある[1]。向精神薬に関する条約の付表II、日本の覚醒剤取締法ではフェニルアミノプロパンの名で覚醒剤に指定されている。日本で薬物乱用されている覚醒剤は、本剤ではなくメタンフェタミンである[2]。
注釈
- ^ 上述の通りイギリスでの規制は1964年から開始されたので、同年没のフレミングの執筆中はアンフェタミンの使用は合法であった。
出典
- ^ a b 竹内孝治、岡淳一郎 『最新基礎薬理学[第3版]』廣川書店、2011年、50頁。ISBN 978-4-567-49452-6。
- ^ 覚醒剤中毒 1980, p. 9.
- ^ Sulzer, D. (2005). "Mechanisms of neurotransmitter release by amphetamines: a review". Prog. Neurobiol. 75 (6): 406–433. PMID 15955613.
- ^ a b 覚醒剤中毒 1956, p. 13.
- ^ 中原雄二「世界における覚せい剤の乱用の現状と問題点」『衛生化学』第36巻第2号、1990年、 100-108頁、 doi:10.1248/jhs1956.36.100、 NAID 130003911750。
- ^ a b c 覚醒剤中毒 1956, pp. 8–9, 16–17.
- ^ 風祭元 『日本近代精神科薬物療法史』アークメディア、2008年、73-74頁。ISBN 978-4875831211。
- ^ Young, David; Scoville, William Beecher (1938). “Paranoid Psychosis in Narcolepsy and the Possible Danger of Benzedrine Treatment”. Medical Clinics of North America 22 (3): 637–646. doi:10.1016/S0025-7125(16)37027-4.
- ^ 覚醒剤中毒 1980, p. 91.
- ^ 覚醒剤中毒 1980, p. 10.
- ^ Seabrook, J. (1996). In the Cities of the South:scenes from a developing world. London; New York: Verso. ISBN 1-85984-986-5.
- ^ 米大学生の間で「頭の良くなる薬」が流行、将来は試験前にドーピング検査? AFP 2009年10月3日
- ^ S6. 興奮薬 | 禁止表
- ^ Ross, Joseph S.; Moore, Thomas J.; Glenmullen, Joseph; Furberg, Curt D. (2010). “Prescription Drugs Associated with Reports of Violence Towards Others”. PLoS ONE 5 (12): e15337. doi:10.1371/journal.pone.0015337. PMC 3002271. PMID 21179515 .
- ^ 田所作太郎、栗原久 (1990). “薬物の反復投与による行動効果の修飾”. 日本薬理学雑誌 95: 229-238 .
- ^ List of psychotropic substances under international control (PDF) (英語). International Narcotics Control Board. Retrieved on November 19, 2005.
- ^ “五輪選手の治療用覚せい剤許可 改正特措法が成立”. 時事通信社 (2021年6月9日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ Class A, B and C Drugs. Home Office. Retrieved on May 28, 2008.
- ^ 「覚せい剤密造 暴力団にも流す」『朝日新聞』昭和47年(1972年)6月7日朝刊、13版、22面
- 1 アンフェタミンとは
- 2 アンフェタミンの概要
- 3 適応
- 4 効果
- 5 毒性
- 6 その他
アンフェタミン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 19:56 UTC 版)
覚醒剤取締法により覚せい剤に指定されている。処方箋医薬品。ただし、2013年現在製造されている製品はない。武田薬品工業のゼドリンは、現在では発売が中止されている。
※この「アンフェタミン」の解説は、「中枢神経刺激薬」の解説の一部です。
「アンフェタミン」を含む「中枢神経刺激薬」の記事については、「中枢神経刺激薬」の概要を参照ください。
「アンフェタミン」の例文・使い方・用例・文例
アンフェタミンと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- アンフェタミンのページへのリンク