異性体
英訳・(英)同義/類義語:isomerism, isomer
不斉炭素原子の存在が原因で生じる立体異性の一種で、偏光の振動面をそれぞれ逆向きに変化させるため、右旋性、左旋性を示すといい、D型、L型ということもある。もしくは、そのような性質のこと。
構造異性体
異性体
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異性体(いせいたい、英語: isomer、発音:([ˈaɪsəmər])とは同じ数、同じ種類の原子を持っているが、違う構造をしている物質のこと[1]。分子A1と分子A2が同一分子式で構造が異なる場合、A1はA2の異性体であり、A2はA1の異性体である。また同一分子式の一群の化合物をAと総称した場合、A1もA2もAの異性体である。「ジエチルエーテルはブタノールの異性体である」というのが前者の使い方であり、「ブタノールの構造異性体は4種類ある」というのが後者の使い方である。分子式C4H10Oの化合物の構造異性体と言えば、ブタノールに加えてジエチルエーテルやメチルプロピルエーテルも含まれる。
- ^ Petrucci R.H., Harwood R.S. and Herring F.G. "General Chemistry" (8th ed., Prentice-Hall 2002), p. 91
- ^ ベルセリウス著(田中豊助、原田紀子訳)『化学の教科書』p28 内田老鶴圃 ISBN 4-7536-3108-7
- ^ See: Jac. Berzelius (1830) “Om sammansättningen af vinsyra och drufsyra (John’s säure aus den Voghesen), om blyoxidens atomvigt, samt allmänna anmärkningar om sådana kroppar som hafva lika sammansättning, men skiljaktiga egenskaper” (題名邦訳:全体的な観察に基づく、同じ組成を持ちながら性質の異なる酒石酸とラセミ酸(ヴォージュのジョンの酸)の組成および酸化鉛の化学式量、Kongliga Svenska Vetenskaps Academiens Handling (誌名邦訳:スウェーデン王立科学アカデミーの取引), vol. 49, p.49–80;特にp.70。ドイツにて重版: J.J.ベルセリウス (1831) “Über die Zusammensetzung der Weinsäure und Traubensäure (John's säure aus den Voghesen), über das Atomengewicht des Bleioxyds, nebst allgemeinen Bemerkungen über solche Körper, die gleiche Zusammensetzung, aber ungleiche Eigenschaften besitzen," Annalen der Physik und Chemie, vol. 19、p.305–335;特にpage 326。フランスにて重版: J.J. Berzelius (1831) “Composition de l’acide tartarique et de l’acide racémique (traubensäure); poids atomique de l’oxide de plomb, et remarques générals sur les corps qui ont la même composition, et possèdent des proprietés différentes,” アナーレス・デ・キミー・エト・デ・フィジーク, vol. 46, p.113–147;特にp.136。
- ^ Smith, Janice Gorzynski. General, Organic and Biological Chemistry. The McGraw-Hill Companies. 1st ed 2010. pg. 450
- ^ IUPAC definition of geometric isomerism
- ^ IUPAC definition of cis and trans
- ^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版: (2006-) "isomerization".
- ^ F. Kurzer (2000). “Fulminic Acid in the History of Organic Chemistry”. ジャーナル・オブ・ケミカル・エデュケーション 77 (7): 851–857. Bibcode: 2000JChEd..77..851K. doi:10.1021/ed077p851 .
- ^ Esteban, Soledad. (2008). “Liebig–Wöhler Controversy and the Concept of Isomerism”. ジャーナル・オブ・ケミカル・エデュケーション 85 (9): 1201. Bibcode: 2008JChEd..85.1201E. doi:10.1021/ed085p1201 .
- ^ F. Kurzer (2000). “Fulminic Acid in the History of Organic Chemistry”. ジャーナル・オブ・ケミカル・エデュケーション 77 (7): 851–857. Bibcode: 2000JChEd..77..851K. doi:10.1021/ed077p851 .
異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:23 UTC 版)
3つの光学異性体と4つの幾何異性体が存在する。 光学異性 3および3'位のヒドロキシ基の位置により (3R,3'R) 体 (3R,3'S) 体(meso 体) (3S,3'S) 体 の三種が存在する。 幾何異性 分子中央部の共役二重結合の cis-, trans- による異性体も存在する。 All-E 9Z 13Z 15Z
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異性体
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オフロキサシン (Ofloxacin, OFLX) は光学異性体である (S) - (−) 体、(R) - (+) 体を含むが、レボフロキサシンは薬効のある (S) - (−) 体(=L体)のみを含有している。
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異性体
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鏡像異性 (+)-カテキンと(−)-カテキンは鏡像関係にある。(+)-エピカテキンと(−)-エピカテキンは鏡像関係にある。 ジアステレオマー カテキンとエピカテキンはジアステレオマーの関係にある。 ジアステレオマー (+)-カテキン (2R,3S) (−)-カテキン (2S,3R) (−)-エピカテキン (2R,3R) (+)-エピカテキン (2S,3S)
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異性体
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3つ以上の窒素原子を含むアザンは、異なる形に配列し、構造異性体を形成することができる。最も単純なアザンの異性体は、窒素原子が線状に配列し、分岐を持たないものである。しかし、窒素原子鎖は1つまたはそれ以上の点で分岐しうる。可能な異性体の数は、窒素原子数が増えると急激に上昇する。 反転のエネルギーが低いため、非置換の分岐アザンはキラルにならないこともある。これらの異性体に加え、窒素原子鎖は1つまたはそれ以上のループを創ることもある。これらの分子は、シクロアザンと呼ばれる。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/07 09:41 UTC 版)
1-ブタノールの構造異性体にはアルコールとして、第1級アルコールの2-メチル-1-プロパノール、第2級アルコールの2-ブタノール、第3級アルコールの2-メチル2-プロパノールが存在する。アルコール以外では、ジエチルエーテルを始めとして3種類のエーテルも構造異性体である。他のアルコールの場合と同様に、構造異性体はそれぞれ化学的性質が異なり、物性もそれぞれ異なる。 2-ブタノール 別名:sec-ブチルアルコール、s-ブチルアルコール 不斉中心をもつので(R)-2-ブタノールと(S)-2-ブタノールの2種の立体異性体が存在する。 二級アルコール 沸点:100℃ 水への溶解度:260g/L 光学活性を持つ 2-メチル-1-プロパノール 別名:イソブタノール、イソブチルアルコール、i-ブチルアルコール 一級アルコール 沸点:108℃ 水への溶解度:100g/L 2-メチル-2-プロパノール 別名:tert-ブチルアルコール、t-ブチルアルコール 三級アルコール 沸点:83℃ 融点:25.4℃ 水への溶解度:任意の割合で水と混合しうる。これはヒドロキシ基の親水性とアルキル鎖の疎水性のバランスによるものであり、アルコール一般の性質として説明できるものである。詳しくはアルコールの項を参照のこと。 n -ブチルアルコール(一級アルコール) sec-ブチルアルコール(二級アルコール) イソブチルアルコール(一級アルコール) tert-ブチルアルコール(三級アルコール) いずれのブタノール類も生体物質であり広く生物体の中では少量存在する。また、他のアルコール類と同じく、多量では毒性を発現するので飲用にはならない。
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異性体
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構造異性体にピバル酸とヒドロアンゲリカ酸、イソ吉草酸がある。ヒドロアンゲリカ酸は不斉炭素原子を持つ。 吉草酸 ピバル酸 ヒドロアンゲリカ酸 3-メチルブタン酸(イソ吉草酸)
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:22 UTC 版)
不斉中心が2位の炭素と硫黄原子に存在しており、理論上4つの異性体が存在する。天然には(+)-L-アリインと(−)-L-アリインの2つが存在している。これらは互いにジアステレオマーの関係にある。残りの2つは(−)-D-アリインと(+)-D-アリインである。これらも互いにジアステレオマーの関係にある。また前2者と後2者はそれぞれ鏡像関係となっている。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 07:06 UTC 版)
カロテンの異性体には、主にα-カロテンとβ-カロテンの2種があり、これらの他にγ-, δ-, ε-およびζ-カロテンも存在する。α-カロテンとβ-カロテンでは、その末端の環の二重結合の位置が異なる。 β-カロテンのほうがα-カロテンよりも一般的であり、黄色、橙色および緑葉の果物と野菜で見られる。橙色がより鮮やかな果物および野菜ほど、より多くのβ-カロテンが含まれている傾向にある。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 23:01 UTC 版)
ピコリン酸には構造異性体があり、ピリジン環のどの炭素にカルボン酸が結合するかが異なる。 構造異性体構造式慣用名IUPAC名 ピコリン酸 ピリジン-2-カルボン酸 ニコチン酸 ピリジン-3-カルボン酸 ナイアシン イソニコチン酸(英語版) ピリジン-4-カルボン酸
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/08 02:06 UTC 版)
異性体の trans-2-ヘキセノール (trans-2-hexen-1-ol) のことも青葉アルコールと呼ぶこともあり、こちらも香料として用いられる。 trans-2-ヘキセノールは沸点 156–158 ℃の無色透明の液体で、cis 体と比べてリンゴに近いフルーティーな香気を有する。CAS登録番号は 928-95-0。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 13:54 UTC 版)
「ジベンゾ-1,4-ジオキシン」の記事における「異性体」の解説
ジベンゾジオキシンと言った場合には、通常はジベンゾ-1,4-ジオキシンを表す。 異性体であるジベンゾ-1,2-ジオキシンは、不安定な1,2-ジオキシンと同様に、2つの酸素原子が隣り合っている。この異性体については詳しい情報はないが、不安定性が高く、過酸化物のような性質を持つと考えられている。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/22 18:09 UTC 版)
リゼルグ酸は、2つのキラル中心を持つキラルな化合物である。カルボキシル基近くの8番炭素の配置が逆のものは、イソリゼルグ酸、窒素原子近くの5番炭素の配置が逆のものは、それぞれ、L-リゼルグ酸、L-イソリゼルグ酸と呼ばれる。リゼルグ酸は、麻薬及び向精神薬の不正取引の防止に関する国際連合条約の表1前駆物質にリストされている。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 23:55 UTC 版)
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 22:33 UTC 版)
ネオクロロゲン酸(英語版) - プルーンに含まれる代表的なフェノール酸。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 07:02 UTC 版)
リタリンを含む大部分の製品はデキストロメチルフェニデートとレボメチルフェニデートが 50:50 のラセミ体であるが、メチルフェニデートはデキストロ体のみが薬理活性を持つ。一部の国ではフォカリン (Focalin) など、純粋なデキストロメチルフェニデートを含む製品も流通している。これは即効性を持ち、異性体の混合物よりもより速く身体に吸収され、ピーク濃度に達する時間や排出時間もより短いと評されている。 薬学的性質や有効性におけるメチルフェニデートのデキストロおよびレボ異性体の関係はアンフェタミンに類似しており、レボアンフェタミンの方がより効果が高いと考えられている。
※この「異性体」の解説は、「メチルフェニデート」の解説の一部です。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 10:08 UTC 版)
α-アミラーゼ、β-アミラーゼ、グルコアミラーゼやイソアミラーゼがある。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 03:04 UTC 版)
イソプレゴールの構造異性体であり、それと同様メチル基、ヒドロキシ基、イソプロペニル基の配位の差による4つの立体異性体、そのそれぞれに光学異性体があることが知られている。市販品はジヒドロカルベオール、ネオジヒドロカルベオール、イソジヒドロカルベオール、ネオイソジヒドロカルベオールの混合体である。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 03:03 UTC 版)
cis、transの幾何異性体と、そのそれぞれに光学異性体があり、計6個の異性体があることが知られている。cis-l-カルベオールが最も重要である。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 06:27 UTC 版)
最も危険な異性体は、オルト異性体を含むリン酸トリ-オルト-クレジル = TOCPのような異性体と考えられる。世界保健機関 (WTO) は1990年に「TOCPに対する感受性は個人間でかなり異なるため、安全なばく露レベルを確立することは不可能である」、「したがって、TOCPは人の健康に対する主要な危険と見なされている」と述べた。したがって、ヒトへのばく露のリスクがある場合は、市販のTCPのオルト異性体の含有量を減らすための精力的な努力が払われてきた。 しかし、ワシントン大学の研究者が、合成ジェットエンジンオイルに存在するオルト異性体を含まないTCP異性体が特定の酵素を阻害することを発見た。
※この「異性体」の解説は、「リン酸トリクレジル」の解説の一部です。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/21 15:12 UTC 版)
「フルクトース-6-リン酸」の記事における「異性体」の解説
F6Pの異性体のうち、生理活性を持つのはβ-D型のみである。F6Pにはこの他にも、フルクトースの異性体に対応する多くの異性体が存在する。
※この「異性体」の解説は、「フルクトース-6-リン酸」の解説の一部です。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/04 09:02 UTC 版)
化学式C7H14O2の酢酸エステルには、下記の異性体がある。 酢酸イソアミル(酢酸3-メチルブチル)CAS 123-92-2 酢酸3-ペンチル CAS 620-11-1 酢酸tert-ペンチル CAS 625-16-1 酢酸1-メチルブチル(酢酸sec-アミル) CAS 626-38-0 酢酸アミル(酢酸n-ペンチル) CAS 628-63-7
※この「異性体」の解説は、「酢酸2-メチルブチル」の解説の一部です。
「異性体」を含む「酢酸2-メチルブチル」の記事については、「酢酸2-メチルブチル」の概要を参照ください。
異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/02 15:02 UTC 版)
α体、β体、γ体の異性体が知られており、α体には(Z)-体と(E)-体の立体異性体がある。α体とβ体には光学異性体があるが、精査されていない。α-(Z)-体はグリーンフローラル、α-(E)-体はグリーン調のウッディハーバル、β体はフローラル、ウッディ調、γ体はバルサム様ウッディ香を持つ。
※この「異性体」の解説は、「ビサボレン」の解説の一部です。
「異性体」を含む「ビサボレン」の記事については、「ビサボレン」の概要を参照ください。
異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/07 22:45 UTC 版)
ビニル基の結合位置により、オルト(o-ジビニルベンゼン)・メタ(m-ジビニルベンゼン)・パラ(p-ジビニルベンゼン)の三つの位置異性体が存在する。o-ジビニルベンゼンは合成中にナフタレンに変換しやすいため、市販品は通常m体を主体とした、pとの混合体である。ジエチルベンゼンの脱水素化により製造したものは、これに対応するエチルビニルベンゼンを含む場合がある。 o-ジビニルベンゼン(1,2-ジビニルベンゼン)- CAS登録番号 91-14-5 m-ジビニルベンゼン(1,3-ジビニルベンゼン)- CAS登録番号 108-57-6 p-ジビニルベンゼン(1,4-ジビニルベンゼン)- CAS登録番号 105-06-6
※この「異性体」の解説は、「ジビニルベンゼン」の解説の一部です。
「異性体」を含む「ジビニルベンゼン」の記事については、「ジビニルベンゼン」の概要を参照ください。
異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/11 08:12 UTC 版)
3位に不斉中心があり、2つの異性体 (R)-イソフラバンと(S)-イソフラバンが存在する。
※この「異性体」の解説は、「イソフラバン」の解説の一部です。
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異性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/18 15:48 UTC 版)
「フルクトース-1,6-ビスリン酸」の記事における「異性体」の解説
フルクトース-1,6-ビスリン酸はフルクトースの異性体に準じて、いくつかの異性体を持つが、生理的に活性型なのはβ-D型のみである。 表 話 編 歴 解糖系グルコース - グルコース-6-リン酸 - フルクトース-6-リン酸 - フルクトース-1,6-ビスリン酸 - ジヒドロキシアセトンリン酸 - グリセルアルデヒド-3-リン酸 - 1,3-ビスホスホグリセリン酸 - 3-ホスホグリセリン酸 - 2-ホスホグリセリン酸 - ホスホエノールピルビン酸 - ピルビン酸 - アセチルCoA クエン酸回路→ 表 話 編 歴 カルビン回路物質 リブロース-1,5-ビスリン酸 - 3-ホスホグリセリン酸 - 1,3-ビスホスホグリセリン酸 - グリセルアルデヒド-3-リン酸ジヒドロキシアセトンリン酸 - フルクトース-1,6-ビスリン酸 - フルクトース-6-リン酸エリトロース-4-リン酸 - セドヘプツロース-1,7-ビスリン酸 - セドヘプツロース-7-リン酸キシルロース-5-リン酸 - リボース-5-リン酸 酵素 リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ - ホスホグリセリン酸キナーゼ - グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ - トリオースリン酸イソメラーゼ - アルドラーゼ - フルクトース-1,6-ビスホスファターゼ - トランスケトラーゼ - セドヘプツロース-1,7-ビスホスファターゼ - トランスケトラーゼ - リボース-5-リン酸イソメラーゼ - リブロース-5-リン酸-3-エピメラーゼ - ホスホリブロキナーゼ
※この「異性体」の解説は、「フルクトース-1,6-ビスリン酸」の解説の一部です。
「異性体」を含む「フルクトース-1,6-ビスリン酸」の記事については、「フルクトース-1,6-ビスリン酸」の概要を参照ください。
「異性体」の例文・使い方・用例・文例
- 乳酸には2つの光学異性体が存在する。
- 異性体に変化する
- 異性体に変化させる
- 中枢神経刺激剤として用いられるアンフェタミンの異性体(商標名デクセドリン)
- 複合物のそれ自体の異性体への転換
- 異性体である状態
- 染料で使用されるナフトールの異性体
- (CNOH)シアン化酸の異性体である爆発性の塩およびエステルの形で存在する不安定な酸
- 濃緑濃い黄色い果実、および野菜で見られるカロテンの異性体
- 黄色カロチノイド、(ルテインによる異性体の起こる、広く、それ) それをもって、黄色いインディアンコーンの主な顔料があります
- 酸化防止剤としてゴムに使用されるナフトールの異性体
- 2つまたはそれ以上の異性体アルコールの混合物
- 3つの異性体の炭化水素C4H8のいずれか
- 3つの有毒無色の異性体フェノール類
- 蜂蜜や果物に含まれるグルコースの異性体
- 異性体にその基質の触媒作用を及ぼす酵素
- 石油に存在する飽和炭化水素の異性体で、燃料および溶剤として使われる
- トルエンに由来する異性体酸
- 多くの植物に見られる不飽和炭化水素のオレンジ色の異性体
異性体と同じ種類の言葉
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