シアン酸アンモニウム

日本化学物質辞書Web

アンモニウムシアナート

分子式：	CH4N2O
その他の名称：	Ammonium cyanate、Cyanic acid ammonium salt
体系名：	アンモニウムシアナート、シアン酸アンモニウム

「日化辞Web」で詳細を見る

ウィキペディア

シアン酸アンモニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/27 10:13 UTC 版)

シアン酸アンモニウム
識別情報
CAS登録番号	22981-32-4
PubChem	9793686
ChemSpider	2339431
SMILES C(#N)[O-].[NH4+]
InChI InChI=1S/CHNO.H3N/c2-1-3;/h3H;1H3 Key: QYTOONVFPBUIJG-UHFFFAOYSA-N
特性
化学式	CH4N2O
モル質量	60.06 g mol−1
外観	無色の結晶
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

シアン酸アンモニウム（英語: ammonium cyanate）は、化学式が [NH
4]+
[OCN]−
で表される無機化合物である。

製法

アンモニアとシアン酸の反応によって生じる。

NH₃ + HOCN → NH₄OCN　

シアン酸銀を塩化アンモニウムと熱する方法も存在する。

AgOCN + NH₄Cl → NH₄OCN + AgCl

反応

シアン酸アンモニウム水溶液を加熱すると、尿素が生じる。 これは1828年にフリードリヒ・ヴェーラーが発見したものである。

$\mathrm {NH_{4}OCN\ {\xrightarrow {60^{\circ }C}}\ H_{2}NCONH_{2}}$

この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:化学／Portal:化学）。

• 表示
• 編集