キサンチン

デジタル大辞泉

キサンチン【(ドイツ)Xanthin】

読み方：きさんちん

尿酸の前駆物質の酸化生成物。多くの臓器と尿中に発生し、尿結石を形成することがある。

日本化学物質辞書Web

キサンチン

分子式：	C5H4N4O2
その他の名称：	2,6-ジオキソプリン、Xanthine、2,6-Dioxopurine、3,7-Dihydro-1H-purine-2,6-dione、1H-Purine-2,6-diol、1H-Purine-2,6(3H,7H)-dione、9H-Purine-2,6(1H,3H)-dione、9H-Purine-2,6-diol
体系名：	7H-プリン-2,6(1H,3H)-ジオン、キサンチン、3,7-ジヒドロ-1H-プリン-2,6-ジオン、1H-プリン-2,6-ジオール、9H-プリン-2,6-ジオール、6-ヒドロキシ-1H-プリン-2(9H)-オン、1H-プリン-2,6(3H,7H)-ジオン、9H-プリン-2,6(1H,3H)-ジオン

「日化辞Web」で詳細を見る

生物学用語辞典

キサンチン

英訳・(英)同義/類義語：xanthine, Xan, xanthine

核酸の代謝経路で、キサンチンオキシダーゼによりヒポキサンチンから生じるほか、グアニンのグアナーゼによる脱アミノ化などで生じ、さらに尿酸へと変換される。

分子生物学用語集

キサンチン

ヒトのほとんどの体組織・体液、ある種の植物、尿結石で見つかるプリン塩基。アデノシン一リン酸から尿酸への酸化反応の中間体。メチル化キサンチンであるカフェイン、テオブロミン、テオフィリンやその誘導体は、気管支拡張薬に用いられる。(MeSH:68019820)

名前	Xanthine

Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います：
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported

ウィキペディア

キサンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/06 03:25 UTC 版)

キサンチン (xanthine) はプリン塩基の一種で、ほとんどの体組織や体液に見られる有機化合物である。

Weblio日本語例文用例辞書

「キサンチン」の例文・使い方・用例・文例

• ゼアキサンチンは目の健康のために重要な役割を果たす。
• ビスコースという,ビスコースレーヨンを作るためのセルロースキサンチンナトリウム塩
• キサンチンという化合物