カルバモイルリン酸とは? わかりやすく解説

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カルバモイル‐りんさん【カルバモイル燐酸】


カルバモイルリン酸

英訳・(英)同義/類義語:carbamoyl

アンモニア代謝中間体で、アンモニア二酸化炭素ATPとから合成されるリン酸エステル化学式は、NH2-CO-O-PO3H2

カルバモイルリン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/14 07:53 UTC 版)

カルバモイルリン酸
識別情報
CAS登録番号 590-55-6
PubChem 278
MeSH Carbamoyl+phosphate
特性
化学式 CH2NO5P2-
モル質量 141.020 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

カルバモイルリン酸(カルバモイルリンさん、Carbamoyl phosphate)とは、生化学的に重要なアニオンである。尿素回路では、オルニチンと反応してシトルリンにする反応に関わることで過剰な窒素の体外への排出を行っている。また、ピリミジンの生合成にも関わっている。

重炭酸塩アンモニアリン酸から、ATPを用いて作られる。合成は、カルバモイルリン酸シンターゼにより触媒され、以下のように進む。

参考文献

  • Nelson, David L. and Michael M. Fox. Lehninger Principles of Biochemistry fourth edition. W. H. Freeman and company New York. 

関連項目



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