ピリミジンとは? わかりやすく解説

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ピリミジン【pyrimidine】

読み方:ぴりみじん

複素環式化合物の一。塩基性で、強い刺激臭のある無色結晶化学式C4H4N2


ピリミジン

分子式C4H4N2
その他の名称ミアジン、メタジアジン、1,3-ジアジン、Miazine、Pyrimidine、1,3-Diazine、Metadiazine、m-ジアジン、m-Diazine、2,4-ジデオキシウラシル、2,4-Dideoxyuracil
体系名:ピリミジン


ピリミジン

同義/類義語:1,3-ジアジン, ビリミジン塩基, ピリミジン核
英訳・(英)同義/類義語:pyrimidine, 1,3-diazine

窒素原子を1位と3位に持つ6員環の含窒素芳香族化合物核酸構成する塩基のうち、シトシンウラシルチミンはピリミジンの誘導体であり、ピリミジン塩基総称される

ピリミジン

6員環の複素環で、天然さまざまな置換体が存在するシトシンチミンウラシルといった核酸構成要素である。

Name Pyrimidine
Y1)
MeSH 68011743
Molecular Weight 80.08796 g/mol
Molecular Formula C4H4N2
XLogP -0.3
ピリミジン
ピリミジン

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ピリミジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 04:59 UTC 版)

ピリミジン (pyrimidine) は、有機化合物の一種で、ベンゼンの1,3位の炭素窒素置換されたものである。分子式 C4H4N2分子量 80.09 の複素環式芳香族化合物アミンの一種で、特有の刺激臭を持つ。窒素原子の位置が異なる構造異性体ピラジンピリダジンがある。




  1. ^ Brown, H.C., et al., in Baude, E.A. and Nachod, F.C., Determination of Organic Structures by Physical Methods, Academic Press, New York, 1955.


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ピリミジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:04 UTC 版)

サルベージ経路」の記事における「ピリミジン」の解説

チミジンチミジンキナーゼによってチミジル酸TMP)に再生される

※この「ピリミジン」の解説は、「サルベージ経路」の解説の一部です。
「ピリミジン」を含む「サルベージ経路」の記事については、「サルベージ経路」の概要を参照ください。

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