インダゾールとは? わかりやすく解説

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インダゾール

分子式C7H6N2
その他の名称イソインダゾール、Isoindazole、Indazole、1,2-Benzodiazole、1,2-ベンゾピラゾール、1,2-ベンゾジアゾール、1,2-Benzopyrazole、インダゾール、1H-Indazole
体系名:1H-インダゾール


インダゾール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/27 08:38 UTC 版)

インダゾール
識別情報
CAS登録番号 271-44-3 
PubChem 9221
ChemSpider 8866 
ChEBI CHEBI:36670en:Template:ebicite
ChEMBL CHEMBL86795en:Template:ebicite
特性
化学式 C7H6N2
モル質量 118.14 g/mol
融点

147-149 °C, 271 K, -89 °F

沸点

270 °C, 543 K, 518 °F

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

インダゾール(Indazole、別名:ベンズピラゾール、イソインダゾン)は2員環複素環式芳香族有機化合物の一つである。

インダゾール誘導体は様々な生物学的活性を有している。

インダゾール骨格は天然成分にはほとんど見られない。アルカロイドの一種ニゲリシン(Nigellicine)英語版ニゲリシン(Nigericin)とは別)、ニゲグラニン(Nigeglanine)、ニゲリジン(Nigellidine)に見られる。ニゲリシンはブラッククミン、ニオイクロタネソウ等と呼ばれる植物(学名:Nigella sativa L.)から単離された。ニゲグラニンは学名:Nigella glandulifera freynと呼ばれる植物の抽出液から得られた。

デービス·ベイルート反応英語版で2H-インダゾールを合成できる。

関連項目

参考文献

  • Synthesis: W. Stadlbauer, in Science of Synthesis 2002, 12, 227, and W. Stadlbauer, in Houben-Weyl, 1994, E8b, 764.
  • Review: A. Schmidt, A. Beutler, B. Snovydovych, Recent Advances in the Chemistry of Indazoles, Eur. J. Org. Chem. 2008, 4073 – 4095.


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