爆発性
爆発物
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爆発物(ばくはつぶつ)とは、化学的またはエネルギー的に不安定で、刺激や衝撃によって爆発と呼ばれる熱と衝撃波を伴う急速な化学変化を生じさせる物質、物体のこと。安全性の観点から不特定多数の者が立ち入る施設、公共交通機関では持ち込みが制限されるほか、危険性によっては製造及び移動についても規制される。
- ^ 「世界を変えた火薬の歴史」p264 クライヴ・ポンティング 伊藤綺訳 原書房 2013年4月30日初版第1刷
- 1 爆発物とは
- 2 爆発物の概要
爆発性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 10:05 UTC 版)
ニトログリセリンは低速爆轟を起こしやすいため、衝撃感度が高く小さな衝撃でも爆発しやすい。そのため、アセトン、水などと混ぜて感度を下げるか、ニトロゲル化して取り扱う。 ニトログリセリンは8 °Cで凍結し、14 °Cで融けるが、一部が凍結すると感度が高くなる。つまり、液体のときよりも弱い衝撃でも爆発しやすくなる。膠化した物でも、凍結と解凍を繰り返すと液体のニトログリセリンが染み出して危険である。ダイナマイトなどに加工された状態であっても凍結は避けなければならない。自然な気温で凍結したり溶けたりしないように保管時の温度管理は必須である。 融かす場合には湯煎するなどして間接的に加熱する。直接火にかけると火にあたっている部分の温度が高くなって微少気泡が発生し、そこがホットスポット となって爆発する。そのため、気泡が入らないように瓶の縁に空気を残さない、かき混ぜない、振らない、などの取り扱い上の注意が必要である。これらの問題は膠化してしまえば無くなるが、膠化する作業中に微少気泡が入ると同じように爆発するので加工には注意が必要である。
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「爆発性」の例文・使い方・用例・文例
- 火山の爆発性は以下の要因で決まる。
- 鋭い、爆発性の音で開くように破裂する
- 爆発性のガス
- 非爆発性の気体
- 非爆発性の燃料
- 爆発性である化合物
- 爆発性の混合物
- 爆発性混合物が第一工程ではシリンダに引き込まれ、第二工程で圧縮されて発火する内燃機関
- 爆発性の装薬と発射体を含む円柱の金属製の覆いから成る弾薬
- 爆発性の機雷を有する一地帯
- (CNOH)シアン化酸の異性体である爆発性の塩およびエステルの形で存在する不安定な酸
- 揮発性で有毒、悪臭の、無色で爆発性の液体
- 爆発性で白色、結晶性の弱酸(H2N2O2)
- 炭坑で発生し空気と混ざると爆発性となる、ガス(主にメタンガス)の混合物
- 主に紙、澱粉、石鹸、小麦粉の漂白や水の純化に用いられる爆発性の気体(ClO2)
- グリセロールを硝酸処理することで得られる、重い黄色の有毒な油っぽい爆発性の液体
- 黄色の有害な、極めて爆発性の高い強酸
- 爆発性の噴火によって生じ,小円錐形を成し,火口が大きい火山
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