どうか‐せん〔ダウクワ‐〕【導火線】
【導火線】(どうかせん)
爆薬の起爆に用いる、紐状に加工した火薬。
現代では防水繊維でコーティングされたものを用い、濡れや湿気に強くできている。
火薬でなく爆薬を使った導爆線もあり、こちらはエネルギーの伝達速度が桁違いに速い。
回路を構成して、複数の爆薬を同時に起爆させることも可能である。
しかし、デトネーションコードより伝達が遅いので、時間差を考えて回路を組む必要がある。
導火線
導火線
導火線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 11:32 UTC 版)
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導火線(どうかせん)とは、黒色火薬を芯薬とし、紙などでひも状に被覆した線のこと。雷管などにつなげ、端に火をつけると、一定の速度で燃え進み、一定時間後に他の端から火を吹き、雷管に点火する。
芯薬にペンスリットなど爆薬を用いたものは導爆線といい、導火線とは違い、爆轟を伝達するために用いられた。
種類
- 第一種(炭坑用)
- 第二種(一般鉱工業用)
- 第三種(土木その他)
巻き方
- ビックフォード式
- 心火薬の上を直接麻糸で被覆する方式で麻糸に含まれる微量の油分が導火線の燃焼時間を延長させる。
- ユニバーサル式
- 心火薬の上を紙テープで巻きその上を麻糸で被覆している。
品質基準
- 燃焼速度は同じ箱から取った5本の試料が100-140s/mの範囲であること
- 燃焼速度の誤差は7%以内でなければならない
- 火薬は3m/g以上が使用されており途中に薬切れが無いこと
- 被覆の巻き方が均一であること
- 耐水性が2時間以上あること
比喩
- 事の発端となった出来事(特に事件などの場合)を、比喩的に「導火線」と呼ぶことがある。
関連項目
導火線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 06:58 UTC 版)
「ボンバーマンビーダマン」の記事における「導火線」の解説
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「導火線」の例文・使い方・用例・文例
- 導火線はすぐ火がついた。
- 1 人の警官の発砲が一大暴動の導火線となった.
- 導火線に火をつける
- 導火線をつける
- 生徒を一人退校を命じたのが導火線となって全校のストライキになった
- 導火線に火を点ける
- 導火線を備える
- 導火線をつけて特定の条件下で爆発するようにしてある爆発装置
- 燃焼物が詰まったまたは満たされた筒またはひもから成る緩燃導火線
- ゆっくり均一の燃えるように作られたマッチまたは導火線
- 導火線の火口の生成に使われた菌類
- 使用者がしばらくの間硬貨を入れないと,貯金箱はビーッという警告音を発し始め,その導火線が点滅し始める。
固有名詞の分類
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