導火線とは? わかりやすく解説

どうか‐せん〔ダウクワ‐〕【導火線】


【導火線】(どうかせん)

爆薬起爆用いる、紐状に加工した火薬
現代では防水繊維コーティングされたものを用い濡れ湿気強くできている。
火薬でなく爆薬使った導爆線もあり、こちらはエネルギーの伝達速度桁違い速い

回路構成して複数爆薬同時に起爆させることも可能である。
しかし、デトネーションコードより伝達が遅いので、時間差考えて回路を組む必要がある


導火線

作者横田文子

収載図書日本プロレタリア文学23 婦人作家集 3
出版社新日本出版社
刊行年月1987.11


導火線

作者南英男

収載図書毒蜜―柔肌の罠 ハード・ピカレスク小説
出版社祥伝社
刊行年月2003.3
シリーズ名Non novel

収載図書毒蜜―七人の女 クライム・サスペンス
出版社祥伝社
刊行年月2006.10
シリーズ名祥伝社文庫


導火線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 11:32 UTC 版)

火のついた導火線

導火線(どうかせん)とは、黒色火薬を芯薬とし、などでひも状に被覆した線のこと。雷管などにつなげ、端にをつけると、一定の速度燃え進み、一定時間後に他の端から火を吹き、雷管に点火する。

芯薬にペンスリットなど爆薬を用いたものは導爆線といい、導火線とは違い、爆轟を伝達するために用いられた。

種類

  • 第一種(炭坑用)
  • 第二種(一般鉱工業用)
  • 第三種(土木その他)

巻き方

ビックフォード式
心火薬の上を直接麻糸で被覆する方式で麻糸に含まれる微量の油分が導火線の燃焼時間を延長させる。
ユニバーサル式
心火薬の上を紙テープで巻きその上を麻糸で被覆している。

品質基準

  • 燃焼速度は同じ箱から取った5本の試料が100-140s/mの範囲であること
  • 燃焼速度の誤差は7%以内でなければならない
  • 火薬は3m/g以上が使用されており途中に薬切れが無いこと
  • 被覆の巻き方が均一であること
  • 耐水性が2時間以上あること

比喩

  • 事の発端となった出来事(特に事件などの場合)を、比喩的に「導火線」と呼ぶことがある。

関連項目



導火線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 06:58 UTC 版)

ボンバーマンビーダマン」の記事における「導火線」の解説

誘爆による着火利用して末端付いた爆弾誘爆させる。

※この「導火線」の解説は、「ボンバーマンビーダマン」の解説の一部です。
「導火線」を含む「ボンバーマンビーダマン」の記事については、「ボンバーマンビーダマン」の概要を参照ください。

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