きっかけとは?

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きっ‐かけ【切っ掛け】

物事始め手がかり糸口また、原因動機。「事態打開の切っ掛けをつかむ」「ふとした切っ掛けで知り合う

歌舞伎などの舞台で、俳優出入り音楽照明変化などの進行上の合図となる動作やせりふ。「下座(げざ)に切っ掛けを渡す」

符号。しるし。

けいこ本所々へ〇(まるいもの)や△(うろこ)や、色々な—をして」〈滑・浮世床・初〉

気勢心意気

「男の—を外すまじきとて」〈甲陽軍鑑一六


きっ‐かけ【切掛】

〔名〕

① 物を作る際、材料を切り始めること。また、その切り掛け部分物の先端

娵入記(144373頃)「ひだりのながえのきっかけ一しゃくばかりのけて」

気勢心意気意地

甲陽軍鑑(17C初)品一六諸侍男道のきっかけをはづし」

物事始め時の手がかり機会てはじめしおどき。はずみ。

四座役者目録(1646‐53)下「習ひ掛け、きっかけは、更に無し

物事が始まる原因理由動機

雑俳柳多留拾遺(1801)巻八下こしもとはきっかけの有威をふるひ」

明暗(1916)〈夏目漱石四九自分が嫌はれるべき何等のきっかけも与へないのに」

(5) 能や歌舞伎などの演出で、俳優演技大道具移動変化音楽照明など、舞台進行上の合図となる事柄。「きっかけを渡す」とは、動作合図をすること、「きっかけをはずす」とは、合図が悪くて舞台進行さまたげることをいう。

舞正語磨(1658)上「其きっかけを知らざる故に、地うたひも迷惑して」

(6) (転じて) 一般に、合図符号。しるし。

政談1727頃)二「是迄分限相応にて、是より上が奢り也と言符刻(きっかけ)がなければ

二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上「何かふと思ひ出したと言ふ発端(キッカケ)に、卓子の端をとんと拍って」


きっかけ

作者牧丘三奈

収載図書掌編コンクール傑作集 2 蓮池
出版社角川書店
刊行年月1986.12
シリーズ名角川文庫


きっかけ

作者小野晃

収載図書ショートショート・ストーリー
出版社文芸社
刊行年月2008.3


きっかけ

作者佐藤泉

収載図書昼に見る夢
出版社文芸社
刊行年月2008.10


きっかけ

  1. 芝居にて御簾(みす)の上げおろし道具替りなどに打つ拍子木。〔歌舞伎
  2. の上下ろし道具変り幕切れ等にうつ拍子木

分類 歌舞伎演劇


きつかけ

読み方:きっかけ

  1. 手始め始め、とたん、動機、しほ(機会)。要する演出上の用語。落語東の旅」で「向うの方の街道から笠の百揃えました、お伊勢参り下向見えまして、その又道中陽気なこと」で下座が直ぐ伊勢音頭囃子にかかる。奇術金魚釣りで「お手許参りまして、この糸の先から首尾よく金魚釣れるように見えましたらお慰み」で囃子が「千鳥」、鳴物が「水音」を聞かす

分類 芸能

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きっかけ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 03:16 UTC 版)

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関連項目



きっかけ

出典:『Wiktionary』 (2017/05/15 04:50 UTC 版)

名詞

きっかけけ】

  1. 物事始める手掛かり
  2. 目印符号
  3. 歌舞伎などで、演技音楽照明などの進行指示する合図

発音

き↗っかけ


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