照明弾とは? わかりやすく解説

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しょうめい‐だん〔セウメイ‐〕【照明弾】

読み方:しょうめいだん

火砲から発射、または、航空機から投下する照明用の弾丸夜間の探索戦闘合図などの目的使用される

「照明弾」に似た言葉

【照明弾】(しょうめいだん)

Illuminating Flare.

夜間目標照らし出し視界確保するための砲弾
十分な高度を取ってからパラシュート滞空し、周囲数百メートル渡って照らし続ける。
照明持続時間おおむね数十秒から数分だが、実際には灯が消える前に次弾が打ち上げられる
直接的な殺傷能力はないが、燃料燃やして発光しているため、森林などでは火災の原因になる危険性がある。

間接砲撃可能な砲で打ち上げるのが一般的で、普通は迫撃砲榴弾砲よる。
ただし艦載砲砲弾として、あるいは航空支援ロケット弾として運用される場合もある。
夜間のCQBでは滞空機能のない手榴弾としての照明弾が利用される場合もある。
航空機から投下されるものは、他と区別して光弾ちょうこうだん)と呼ぶことがある

一方で照明による利点敵側享受でき、また照明弾が投下される事で敵の存在とその配置を敵に教えてしまう。
現代戦のように暗視装置利用できるなら、照明用意せず暗闇のまま行動した方が有利である。
このため夜間襲撃受けた際に防衛側利用するのが一般的


照明弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 03:25 UTC 版)

照明弾(しょうめいだん、illuminating flare, star shell)は、飛行機船舶車両などから夜間に発光する物体を空中に放ち、周囲を照らし視界を確保したり、味方に合図を行うために使用するものである。英語のstar shellの直訳から星弾(せいだん)とも呼ばれる。


  1. ^ 「自衛隊機が墜落 銚子沖 乗員11人絶望」『日本経済新聞』昭和40年7月17日夕刊 1面
  2. ^ 「照明弾投下操作誤る?新型の実験中」『日本経済新聞』昭和40年7月18日 15面


「照明弾」の続きの解説一覧

照明弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 02:38 UTC 版)

迫撃砲弾」の記事における「照明弾」の解説

大きな仰角打ち上げられるパラシュート開いて光りながらゆっくり降下してくる。

※この「照明弾」の解説は、「迫撃砲弾」の解説の一部です。
「照明弾」を含む「迫撃砲弾」の記事については、「迫撃砲弾」の概要を参照ください。

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