人体に必要なミネラルの一種です。成人では、体内に約20g~30gが存在し、その約6割はリン酸マグネシウムや炭酸水素マグネシウムとして骨や歯に含まれ、残りは筋肉や脳・神経に存在しています。300種類以上の酵素を活性化する働きがあり、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整にも役立っています。
マグネシウムが不足すると骨の形成に影響が出るほか、不整脈や虚血性心疾患、高血圧、筋肉のけいれんを引き起こします。また、神経過敏や抑うつ感などが生じることもあります。
健康な人の場合、余分なマグネシウムは腎臓で排出されますが、腎臓に疾患があると血液中のマグネシウム濃度が高くなることがあります。通常の食事では摂り過ぎることはありませんが、それ以外にサプリメントや薬でマグネシウムを摂り過ぎると下痢を起こすことがあります。
マグネシウム【magnesium】
マグネシウム(Mg)
マグネシウム(Mg)
マグネシウム
【英】:Mg
マグネシウム
マグネシウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 07:21 UTC 版)
マグネシウム(ラテン語: magnesium[2] 英語発音: [mæɡˈniːziəm])は、原子番号12の元素である。元素記号Mg。原子量24.305。アルカリ土類金属のひとつ。
- 1 マグネシウムとは
- 2 マグネシウムの概要
マグネシウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 04:29 UTC 版)
グリニャール試薬の調製には削り屑状マグネシウム (magnesium turning) を使用することが多い。粉末状のマグネシウムでは反応速度が速くなりすぎて局所的な加熱によるウルツカップリングが起こりやすくなり、収率が低下するためである。 マグネシウムの活性化には、機械的撹拌や、あるいはヨウ素や1,2-ジブロモエタンの添加が行われる。ヨウ素はマグネシウムの酸化膜を切削する。1,2-ジブロモエタンがマグネシウムと反応すると臭化マグネシウムとエチレンを生成する。また、グリニャール試薬の生成が自触媒反応であることを利用して、以前に調製したグリニャール試薬を開始剤として添加する場合もある。
※この「マグネシウム」の解説は、「グリニャール試薬」の解説の一部です。
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マグネシウム
出典:『Wiktionary』 (2019/03/23 19:47 UTC 版)
名詞
マグネシウム
語源
訳語
- アフリカーンス語: magnesium
- ベラルーシ語: магній (mahnij)
- ブルガリア語: магнезий (magnezij) m
- ブルトン語: magneziom m, magnesiom
- ボスニア語: magnezij
- チェコ語: hořčík
- ウェールズ語: magnesiwm
- デンマーク語: magnesium
- ドイツ語: Magnesium n
- ギリシア語: Μαγνήσιο (magnisio)
- 英語: magnesium
- エスペラント: magnezio
- スペイン語: magnesio m
- エストニア語: magneesium
- バスク語: magnesioa
- フィンランド語: magnesium
- フェロー語: magnesium
- フランス語: magnésium m
- フリウリ語: magnesi
- 西フリジア語: magnesium
- アイルランド語: maignéisiam
- ガリシア語: magnesi
- スコットランド・ゲール語: maignèisiam
- マン島語: magnaishum
- ヘブライ語: מגנזיום (magneziom)
- クロアチア語: magnezij
- ハンガリー語: magnézium
- アルメニア語: magneziumu
- インターリングア: magnesium
- アイスランド語: magnín
- イタリア語: magnesio m
- カシューブ語: magnéz m, magnez m
- グルジア語: მაგნიუმი (magniumi)
- カザフ語: магний (magnij)
- カシミール語: magnéz
- コーンウォール語: magnysyum
- ラテン語: magnesium
- ルクセンブルク語: magnesium
- リトアニア語: magnis
- ラトヴィア語: magnijs
- モンゴル語: магни (magni)
- マレー語: magnesium
- マルタ語: magniżjum
- オランダ語: magnesium n
- ノルウェー語: magnesium
- ポーランド語: magnez m
- ポルトガル語: magnésio m
- ルーマニア語: magneziu n
- ロシア語: магний (magnij)
- スロヴァキア語: horčík m
- スロヴェニア語: magnezij
- アルバニア語: magnez
- セルビア語: магнезиум (magnezium)
- スウェーデン語: magnesium
- タジク語: magni'
- タイ語: แมกนีเซียม (maeknisiam)
- トルコ語: magnezyum
- ウクライナ語: магній (mahnij)
- ウズベク語: магний (magniy)
- ベトナム語: magiê
- 中国語: 鎂 (měi)
「マグネシウム」の例文・使い方・用例・文例
- 今日の実験は、マグネシウムと反応する酸素の重さを調べます。
- 今日の実験は、マグネシウムと反応する酸素の重さを調べることです。
- アルミニウム、マグネシウム、シリコンなどの粉末が爆発する。
- 硫酸マグネシウム.
- マグネシウム写真
- マグネシウムは軽金属である−−20℃で1.74の比重を持っている
- 緩下剤として用いられる水和した硫酸マグネシウム
- 水酸化マグネシウムの乳白色の液体懸濁液から成る下剤
- 硬さを軽減するためのコストは、カルシウムの相対的な量と存在するマグネシウム化合物に左右される
- 英国の化学者で、電気化学の先駆者であり、要素ナトリウム、カリウム、バリウム、ホウ素、カルシウム、マグネシウム、および塩素を分離するのにそれを使用した(1778年−1829年)
- ケイ酸塩チェーンと主にナトリウムとカルシウムとマグネシウムと鉄とアルミニウムの組合せを含んでいる類似した結晶構造による一群の鉱物
- 輝石に属する深緑色から黒色のガラス質の鉱物で、大量のアルミニウム、鉄、マグネシウムを含む
- カリウムとマグネシウムが水和した塩化物から成る、白色または赤みを帯びた鉱物
- マグネシウム、鉄、アルミニウム、シリコン、酸素から成る青色の鉱物
- カルシウムマグネシウム炭酸塩炭酸塩から成る明るい色の鉱物
- 水和されたニッケルケイ酸マグネシウムから成る緑色の鉱物
- カリウム、鉄、マグネシウムまたはアルミニウムのケイ酸塩水和物族からなる緑の鉱物
- 硫酸マグネシウムと塩化カリウムから成る白色の鉱物
- 岩塩鉱でしばしば発見される含水硫酸マグネシウムで成る白いミネラル
- カリウム、マグネシウムと硫酸複塩で成る
マグネシウムと同じ種類の言葉
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