ふん‐まつ【粉末】
粉
粉末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:46 UTC 版)
※この「粉末」の解説は、「農薬」の解説の一部です。
「粉末」を含む「農薬」の記事については、「農薬」の概要を参照ください。
粉末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:35 UTC 版)
粉末になったアルミニウムは可燃物であり、粉塵爆発を起こす場合がある。アルミニウム粉は燃焼熱が大きく、燃焼するときにガスを生じないため熱が集積して高温となり、強い白色の光を発する。これを利用して火薬類に発熱剤として添加される。スペースシャトルの固体燃料補助ロケットでも燃料として使用された。アルミニウム粉の性質は表面積の大きさによって左右されるため、等級は粒度ではなく重量あたりの表面積を示す水面拡散面積で表示される場合が多い。粒度で表示されるような粒の大きいものは粒状アルミニウム粉(アトマイズドアルミニウム粉)と呼んで区別することが多い。 スラリー爆薬などの水湿状態の火薬に混ぜると、アルミニウムの表面で以下のような反応が起きて発熱し、水素が発生する。このため、アルミニウム粉の火災には水をかけることは禁忌である。 2 Al + 6 H 2 O ⟶ 2 Al ( OH ) 3 + 3 H 2 {\displaystyle {\ce {2Al + 6H2O -> 2Al(OH)3 + 3H2}}} アルミニウム粉末は塗料に混ぜて使う場合もある。また、指紋の検出(おもに警察の鑑識課による捜査活動)などでアルミニウムの粉を使用することもある。 アルミニウム粉と酸化鉄(III)との混合物はテルミットと呼ばれ、マグネシウムリボンで着火すると激しく反応し、酸化アルミニウムおよび溶融鉄を生じる。この反応は鉄の溶接にも使われているテルミット反応である。鉄以外の金属の精錬(還元)にも応用される(テルミット法)。 日本の消防法では、150 μmの網ふるいを通過する量が50 %を超えるアルミニウム粉を第2類危険物と定めている。
※この「粉末」の解説は、「アルミニウム」の解説の一部です。
「粉末」を含む「アルミニウム」の記事については、「アルミニウム」の概要を参照ください。
「粉末」の例文・使い方・用例・文例
- この洗剤は粉末そして液体の形で売られている
- ノズルから噴出された粉末
- ノズルより噴出された粉末
- アルミニウム、マグネシウム、シリコンなどの粉末が爆発する。
- ODSスーパーアロイは粉末冶金技術を伴うメカニカルアロイ法により製造されます。
- 僕は、黄色い粉末を白い粉末と混ぜて茶色の粉末にしたり、結晶を粉末と混ぜてほこりにしたり、液体を固体と結合させて、泥を作ったりなどあれこれやってみたのだ。
- その実験セットは、すてきな木箱に入って届けられたのだが、その中には、試験管立て、強力な粉末の入ったガラス瓶、敏感に反応する紙の小さな包み(リトマス紙だと僕は思う)、ガラス棒、手引き書が入っていて、適切にも毒のラベル[どくろマーク]もついていた。
- ガラス[金属]を磨くスズ[鉛]の粉末.
- 植物などが、粉末状のコーティングで霜で覆われたように見えるさま
- 形の概略をぼやけさせるために、粉末で表面をこする
- 微粒子のような、粉末のような
- 粉末セルロース
- 皮膚病治療に用いられる苦い黄色の粉末
- 粉末になったアスピリン
- クロガラシの粉末が入った湿布剤
- 布に広げられて、炎症部位を治療するか、または血液循環などを改良するために皮膚に適用される柔らかく加熱された固まりの粉末あるいは粘土から成る包帯
- 鎮静用のナトリウムソルトとしてまた痙攣を治療するために用いられる白くて無臭のかすかに苦い粉末であるバルビツール酸塩(商標名セコナール)
- 鼻から吸い込むために細かく粉末にされたタバコ
- 外科消毒に使用される、淡色の結晶性粉末(商標名マーサイアレイト)
- 吸湿性の粉末で強力な即効性のバルビツール酸塩(商標名ペントサル)
粉末と同じ種類の言葉
- >> 「粉末」を含む用語の索引
- 粉末のページへのリンク