剤形
剤型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 02:51 UTC 版)
日本では、三和化学研究所からベタナミン錠が10mg、25mg、50mgの3種類の剤形で発売されており、それぞれ薬価は 10.00 円、22.50 円、45.40 円である。なお、軽症うつ病及び抑うつ神経症の適応があるのは、10 mg 錠のみである。かつては、セントラミン(武田)、マイアミン(大日本)も発売されていた。 アメリカではかつてCylertの商品名で販売された。ドイツではTradonである。スペイン語圏で一般的なものとして、Magnesium Pemoline 50mg錠がある。 収益が少ないため、製造企業は製造中止も検討していたが、当時、傾眠疾患の治療薬の選択肢がほとんどなく、傾眠疾患の治療専門家らの要望で存続することとなった。現在では、モダフィニルが発売されている。発売当初は、その適応がナルコレプシーのみで、さらに2018年4月から規制がきつくなったことも相まって、特発性過眠症などナルコレプシーではない傾眠疾患には処方できなかったが、2020 年 2 月 21 日よりモダフィニルは特発性過眠症の適応を承認された。ペモリンは、保険診療上、特発性過眠症の適応を有していない。
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