さんか‐てつ〔サンクワ‐〕【酸化鉄】
酸化鉄
英語 iron oxide
鉄が酸素と化合した酸化物のことで、酸化第一鉄、酸化第二鉄、四酸化三鉄などがある。酸化第二鉄(Fe2O3)は磁性材料、塗料、印刷用インク、合成樹脂、建材、ゴム、陶磁器などの着色料として使われる。
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
酸化鉄
酸化鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/09 04:31 UTC 版)
酸化鉄（さんかてつ）は、鉄の酸化物の総称。酸化数に応じて酸化鉄(II) (FeO) や酸化鉄(III) (Fe2O3) など組成が異なるものが知られる。いずれも鉄の酸化物であり、水酸化鉄と並んで錆を構成する成分である。
注釈
- ^ ; この時 A- はCl- または0.5SO42-である。
出典
- ^ R.C.Schick、「顔料」、『カーク・オスマー化学大辞典』、丸善、p.297、1988年 ISBN 4-621-03292-5
- ^ a b c d 長倉三郎、「酸化鉄」、『岩波理化学辞典』、第5版CD-ROM版、岩波書店、1999年
- ^ Cornell, RM; Schwertmann, U (2003). The iron oxides: structure, properties, reactions, occurrences and uses. Wiley VCH. ISBN 3-527-30274-3
- ^ 三沢 俊平、末高 洽、下平 三郎、「水溶液中における酸化鉄,オキシ水酸化鉄の生成と物性」、『材料』、社団法人日本材料学会、Vol.19, No.201(19700615)、pp. 537-542 CiNii
- ^ 欧州食品安全機関(EFSA)、酸化鉄類及び水酸化鉄類(E 172)に関する科学的データを募集（内閣府 食品安全委員会）
- ^ ＜７＞赤こんにゃく 鉄分たっぷり武将好み（読売オンライン）
- ^ 厚生労働省添加物使用基準リスト
- ^ Black Oxide FAQ - EPI - Electrochemical Products, Inc
- ^ a b F.A.Cotton、G. Wilkinson、『無機化学』、原書4版、培風館、p. 748、1973年 ISBN 4-563-04193-9
- ^ R.B.Heslop、K.Jones、『無機化学』、東京化学同人、p.794、1978年
[続きの解説]
「酸化鉄」の例文・使い方・用例・文例
- 酸化鉄の鉱石から鉄を製錬するための炉
- 酸化鉄で塗られた細長く薄いプラスチックのもので成る記憶媒体
- と酸化鉄で作られた黄銅鉱（CuFeS2）
- 酸化鉄のため赤色をした粘土
- 酸化鉄を含んだ土の色
- 赤色酸化鉄
- 酸化鉄を含む赤い土
- 一部が酸化鉄からできた赤い顔料で、しばしば絵の具や化粧品に用いられる
- 水酸化鉄から成る、赤または赤茶色の鉱物
- 広く分布する酸化鉄の鉱石
- 磁石に強く引き付けられる酸化鉄
- 酸化鉄から成る細粒状の茶色の物質
- 四三酸化鉄という化合物
- 酸化鉄マンガンを主材とする,テープレコーダー用のテープ
- テルミットというアルミニウム粉末と酸化鉄粉末と混合物
- 血石という,酸化鉄を含む石英の岩石片
- 酸化鉄を還元してつくった鉄
- 酸化鉄という,暗赤色の結晶性で水に溶ける固体の物質
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
固有名詞の分類
- 酸化鉄のページへのリンク
