酸化物とは? わかりやすく解説

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さんか‐ぶつ〔サンクワ‐〕【酸化物】

読み方:さんかぶつ

酸素と他の元素との化合物

「酸化物」に似た言葉

酸化物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/26 15:37 UTC 版)

酸化物(さんかぶつ、英語: oxide)は、酸素とそれより電気陰性度が小さい元素からなる化合物である。酸化物中の酸素原子酸化数は−2である。酸素は、ほとんどすべての元素と酸化物を生成する。貴ガスについては、ヘリウム (He)、ネオン (Ne) そしてアルゴン (Ar) の酸化物はいまだ知られていないが、キセノン (Xe) の酸化物(三酸化キセノン)は知られている。一部の金属の酸化物やケイ素の酸化物(ケイ酸塩)などはセラミックスとも呼ばれる。

性質

典型元素の酸化物は、周期表に特有の性質を示す(詳細は下に示す各元素族酸化物の項に詳しい)。

典型元素

種類

酸化物はブレンステッド酸ないしはブレンステッド塩基としての性質を示す。としての性質のみを示すものを酸性酸化物塩基としての性質のみを示すものを塩基性酸化物、そして酸としても塩基としても反応するものを両性酸化物と呼ぶ。( H2O や一酸化窒素 NO などは酸性も塩基性も示さないため、中性酸化物と呼ばれることがある。)金属元素の酸化物は塩基性酸化物、非金属元素の酸化物は酸性酸化物、その中間の元素の酸化物は両性酸化物となることが多い。両性酸化物として、ここではアルミニウムの例を示す。


ウィキペディアウィキペディア

酸化物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:04 UTC 版)

第2族元素」の記事における「酸化物」の解説

2族元素空気中で燃え一般式MOの酸化物を生成するまた、ベリリウム以外の2族元素酸化物は、反応する水酸化物M(OH)2を生成しカルシウムより原子番号大き元素強塩基として作用する一方で酸化ベリリウムBeO反応しない水酸化物塩基性強度周期の下へ行くほど強い。 イオン半径大きバリウムでは、イオン電荷密度ナトリウム電荷密度同程度と低いため過酸化物安定であり、酸化バリウム空気中で500 加熱する方法、または、過剰の酸素バリウム反応させる方法によって、過酸化バリウム生成する

※この「酸化物」の解説は、「第2族元素」の解説の一部です。
「酸化物」を含む「第2族元素」の記事については、「第2族元素」の概要を参照ください。

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出典:Wiktionary

酸化物

出典:『Wiktionary』 (2021/08/26 12:25 UTC 版)

名詞

さんかぶつ

  1. ある元素酸素と結びついてできた化合物のこと。

関連語

翻訳


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