岩石とは? わかりやすく解説

岩石

幾つかの鉱物生物変質体などの集まりによって構成される天然固結物質のこと。特に、建設材料としての石材または骨材利用できる硬さ安定性有するものをいう。なお『石』は岩石の角状小片、『岩塊』は岩石の角状大片のこと。『岩』は岩石と岩盤総称

岩石

読み方:ガンジキ(ganjiki)

所在 新潟県岩船郡山北町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

岩石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 09:54 UTC 版)

岩石(がんせき[1])とは、世間一般には、岩やのこと[2]。石の巨大なもの、特に無加工で表面がごつごつしたものを(いわ)と呼び、[注 1]とも書く[4]


注釈

  1. ^ 旧字体。大きな岩の意で、「いわお」とも読む[3]

出典

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岩石

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キングコング2 怒りのメガトンパンチ」の記事における「岩石」の解説

ワールド7に登場四方からバウンドしながら迫ってくる巨岩で、無制限に出現する大きいが一撃倒せる。

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岩石

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ヨセミテ国立公園」の記事における「岩石」の解説

ヨセミテ地形のほとんどは、シエラネバダ・バソリス(バソリスとは、地中深く従来の岩石に貫入した火成岩大きな塊をいう)の花崗岩からできている。その他5%(主に公園東端ダナ近く)は、変成作用受けた火山岩堆積岩でできている。これらの岩石は「ルーフ・ペンダント」と呼ばれるが、それは花崗岩の上乗った屋根のような状態を示すからである。 隆起によって形成された岩石の節理割れ目)に浸食作用が働くことによって、現在の渓谷ドームなどの地形生み出された。節理生じ間隔は、花崗岩及び花崗閃緑岩含まれる二酸化ケイ素シリカ)の量による。二酸化ケイ素含有量が多いほど、岩石の強度増し節理間隔広くなる。 ワシントン・コラムやロスト・アローのようなは、節理交差して生まれる。こうした岩石の節理対す浸食作用中でも、この数百万年の間で最も大きかったのが、アルプス型の氷河よるものであったそれまで河川によってV字型に削られていた谷は、氷河によってU字型の渓谷になったヨセミテ渓谷やヘッチ・ヘッチー渓谷がそれに当たる)。また、節理どうしの間隔が広い花崗岩に、剥離作用深成岩結晶表面膨張する傾向によって生じる)が加わることによって、現在のハーフドームやノースドームといったドーム地形、ロイヤル・アーチのようなアーチ地形生まれた

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先生のおとりよせ」の記事における「岩石」の解説

担当編集者からは「ガンちゃん」と呼ばれている。

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南アルプス (ヨーロッパ)」の記事における「岩石」の解説

南アルプスはアドリアプレート(英語版)の一部であり、アドリアプレートの岩盤によって構成されている。主に中生代堆積岩であり、その大部分石灰岩である。

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フリント」の記事における「岩石」の解説

フリント (Flint) - 岩石の一種チャート一種である。燧石参照フリント (Flint) - 英語で火打石または発火石のこと。ただし、現代では、火打石の意味ではあまり使われず、ガスライターオイルライター用の発火石の意味使われる火打石参照

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岩石

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発音

名詞

(がんせき)

  1. 地球地殻マントル構成する物質で、種々の鉱物集合体

翻訳

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