片麻岩(gneiss)
変成岩の一種。長石、石英、雲母などからなり、柘榴石、十字石、などの動力変成鉱物を含んでいる。
化学成分は花崗岩に近いが外観では彎曲した縞が多い。片麻構造の著しく発達したもの、あるいは有色鉱物を多量に含むものは扁平になりやすく砕石として好ましくない。片麻岩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/15 14:36 UTC 版)
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片麻岩(へんまがん、英語: gneiss[注釈 1])とは、変成岩の中で、片麻状組織を持つ岩石の総称である。
変成前の岩石
片麻岩は、鉱物や元素組成による分類ではなく、変成作用を受けた条件によって分類される。したがって、変成前の岩石が全く同じ変成岩であっても、変成時の条件によって、片麻岩となる場合もあれば、別の変成岩にもなり得る。さらに、片麻岩の変成前の岩も、1種類ではない。つまり、地球上には多種多様な片麻岩が存在する。
変成の条件
結晶片岩(片岩)とでき方は同じだが、変成時の条件が比較的低温で、変成があまり進まなかった物を結晶片岩と呼ぶ。これに対して、変成時の条件が比較的高温で、変成が進んだ物を片麻岩と呼ぶ。ただし、あまりにも高温の作用を受けた場合は、片岩になる場合もある。
また、変成前の岩石の組成によっては、それほど高温でなくても片麻岩になる場合もある。
最古の岩石として
世界最古の岩石と考えられてるアカスタ片麻岩はカナダ北西部のアカスタ湖周辺にて発見された、約40億年前に形成された花崗岩が変成作用を受けて片麻岩となったものである[1]。また、日本最古の岩石として岐阜県七宗町にて発見された片麻岩が知られていたが、これは20.5億年前に形成された花崗岩が17.5億年前に変成作用を受け、ジュラ紀に上麻生礫岩の礫として堆積したものである。しかし2019年、広島大学大学院の早坂康隆准教授らの研究グループによって、島根県津和野町の付加体中に発見された片麻岩が、およそ25億年前に形成された花崗岩が18.3億年前に変成作用を受けたものであると発表され、日本最古の岩石の記録が塗り替えられた[2]。
注釈
- ^ 英語の「gneiss」の「g」は発音しないため「ナイス」に近い発音である。
参考文献
- 都城秋穂・久城育夫 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 共立出版〈共立全書〉、1975年、ISBN 4-320-00205-9。
関連項目
外部リンク
- 地質標本データベース(地質標本館) … 検索窓に「片麻岩」と入力して検索
- ^ “アカスタ片麻岩”. 2025年10月15日閲覧。
- ^ “【研究成果】島根県津和野町から日本最古の岩体を発見 ~原日本列島の形成史をひもとくカギに~”. 2025年10月15日閲覧。
「片麻岩」の例文・使い方・用例・文例
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