そ‐せい【組成】
化学式
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 15:27 UTC 版)
化学において、化学式(かがくしき、chemical formula)は、特定の化合物や分子を構成する原子の化学的比率に関する情報を表す方法で、化学元素記号や数字に加え、丸括弧、ダッシュ、角括弧、コンマ、プラス (+) やマイナス (−) 記号などの他の記号も併用される。これらは、印刷上の1行に収まるよう制限されているが、下付き文字や上付き文字を含むこともできる。ただし化学式は、単語を含まないため、化学名ではない。また、化学式が単純な化学構造を示唆することもあるが、完全な化学構造式とは異なる。化学式は、最も単純な分子や化学物質の構造のみを完全に特定できるが、一般的に化学名や構造式よりも表現力は制限されている。
注記
出典
- ^ “Law of Constant Composition”. Everything Math and Science. SIYAVULA. 2016年3月31日閲覧。
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- ^ Burrows, Andrew. (2013-03-21). Chemistry³ : introducing inorganic, organic and physical chemistry (Second ed.). Oxford. ISBN 978-0-19-969185-2. OCLC 818450212
- ^ Chai, Yan; Guo, Ting; Jin, Changming; Haufler, Robert E.; Chibante, L. P. Felipe; Fure, Jan; Wang, Lihong; Alford, J. Michael et al. (1991). “Fullerenes wlth Metals Inside”. Journal of Physical Chemistry 95 (20): 7564–7568. doi:10.1021/j100173a002.
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- ^ a b Wiggins, Gary. (1991). Chemical Information Sources. New York: McGraw Hill. p. 120.
組成
「組成」の例文・使い方・用例・文例
- 組成変更を考えることは非現実的だ。
- それは何から組成されているのか.
- 人民と政府が国家を組成する
- 国家は人民と政府より組成せらる
- 組成物
- 組成分
- 組成体
- 岩を研究する地質学の分野:それらの起源、形状、組成および分類
- レコーディングが若干のテーマによって統一されるアルバム(楽器、叙情詩調、物語風、あるいは組成)
- 結晶形態が変わらない化学組成の変動性
- ガラス様の火成岩ある、未知の組成から成る多数の微細な未発達の結晶体の総称
- 薬学(薬の組成・用途・効果)を勉強した人
- 物質または物の化学組成と特性
- 個々の化学組成を持つ、自然界において見出される固体で均質な無機物
- 玄武岩と同じ組成をもつマグマ
- 既存の鉱床が化学作用を受け,組成の異なる新しいものになってできた鉱床
- 化学的な組成は異なっていても結晶構造が互いに同じである関係
- 岩石の鉱物組成や組織を変化させる作用
- 物質の組成や変化に関連しているさま
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