融解とは? わかりやすく解説

ゆう‐かい【融解】

読み方:ゆうかい

[名](スル)

とけること。また、とかすこと。「が—する」「疑念が—する」

固体加熱などにより液体になる現象溶融(ようゆう)。


融解

同義/類義語:融点
英訳・(英)同義/類義語:melt, melting temperature

物質固体から液体になること。その時温度融点
「生物学用語辞典」の他の用語
実験方法装置単位など:  蛍光試薬  蛍光顕微鏡  融点  融解  融解曲線  血圧  血圧計

融解

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 09:04 UTC 版)

融解(ゆうかい、: melting)とは、物理学固体液体に変化すること。また、そうさせるために加熱することである。固体が液体に変化する温度を融点、液体に変化した物質の状態を液相という。




「融解」の続きの解説一覧

融解

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 01:18 UTC 版)

重合体」の記事における「融解」の解説

ポリマーにおいて、融解と同時に起こる吸熱反応生じ温度範囲DSCにより得られる融点ピークは低分子物質比べて広い。これは、結晶状態のポリマー様々な大きさラメラ構造集合体であることが原因である。ラメラ構造融点 Tm はその厚さ l に依存するため、ポリマー中の各ラメラ構造融点異なる。このためガラス転移点上でポリマー結晶はそのラメラ分布によって融点異なる。Tm次のギブス・トムソン式で表す。 T m ( l ) = T m 0 ( 1 − 2 σ e Δ H f l ) {\displaystyle T_{\mathrm {m} }(l)={T_{\mathrm {m} }}^{0}\left(1-{\frac {2\sigma _{e}}{{\mathit {\Delta }}H_{f}l}}\right)} ここで、Tm0 は無限大結晶融点(平衡融点)、ΔHf無限大結晶融解熱、σe はラメラ結晶折り畳み面の表面自由エネルギーである。 ラメラ厚は過冷却度(結晶化温度融点の差)の減少に伴い増大するため、融点直下結晶化させると、理論上融点が Tm0 の理想結晶得られる。しかし、実際結晶の成長速度著しく遅くなるため、少なくとも常圧下ではそのような理想結晶得られないガラス状態からの昇温速度結晶化温度と、得られる結晶ラメラ厚を変化させる過冷却液体状態の温度では成長速度違いはあるが結晶化は起こる。したがって融点上の液体状態から、ガラス転移点以上かつ融点以下の温度急冷し、その温度維持し続けることにより、結晶化温度応じたラメラ厚を有するポリマー結晶得られるこのようなポリマー結晶融点ラメラ厚の関数として求めると平衡融点算出することができる。 ポリテトラフルオロエチレンなど、高分子鎖の形態変化しくいもの融点は、ポリエチレンなどの屈曲性ポリマー比較して高い。ナイロンでは水素結合による同一分子鎖内と分子鎖間の架橋存在するため、高い融点を持つ。

※この「融解」の解説は、「重合体」の解説の一部です。
「融解」を含む「重合体」の記事については、「重合体」の概要を参照ください。

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融解

出典:『Wiktionary』 (2016/08/04 05:39 UTC 版)

名詞

ゆうかい

  1. 固体液体変わること。

類義語

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
融解-する

「融解」の例文・使い方・用例・文例

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